校長の窓22(2020年度も下半期)
- 公開日
- 2020/10/03
- 更新日
- 2020/10/03
校長室から
10月1日は十五夜,中秋の名月でした。とても天気の良い日でしたので,まさしく立派な月が,夜空に輝いていました。十五夜は,旧暦に8月15日にあたり,その日は,毎年かわります。少し調べてみると,今年は10月1日でしたが,2021年は9月21日,2022年は9月10日,2023年は9月29日となるそうで,想定していた以上に,幅広く変わるものだということを知りました。また,十五夜は,収穫祭や初穂祭の意味合いが大きく,収穫に感謝する日として古くからの風習があります。旧暦の8月15日,お隣の国の韓国では,「チュソク」といって,年中の中でも大きな行事の一つとなるそうです。日本のお盆のように,墓参や家族が集まったりするとのこです。
この日に京都韓国教育院の方に来ていただき,3年生に韓国朝鮮の遊びや料理,音楽などの文化について体験学習をさせていただきました。ありがとうございました。その際に,十五夜の時の行事について教えていただきました。伝統的な文化に触れあうことで,子どもたちは,楽しみながら他国の文化に触れる学習を行っています。その出会いを契機として,その国との歴史的背景や諸課題を,発達段階に応じて学んでいくこととなります。各国の伝統文化,子どもなら遊びや料理,楽器などに触れ合いながら学んでいきます。そして,自分の国の文化と他国の文化とを比べながら,似ているところや違うところなど考えたり,話し合ったりしてつながっていることを知ったり,それぞれの良さに気づき,互いを大切にしようと学んだりします。また,それぞれの特質を認め合う機会とします。
互いの文化を認め合うためには,まずは自分の国の文化をしっかりと知っていたり,触れ合っていたりする経験が必要です。自国の文化をしらなければ,比較ができません。今の子どもの生活環境が,国の経済状況には左右はされますが,ほぼ同じような生活状況です。特にお隣の国となると,気候なども近しいため,ますますよく似た生活形態となっています。となると,他国の文化の出会いも自国の文化の出会いも接する機会がなければ,どちらも真新しい出会いとなり比較にはつながらなく,学習のねらいからずれていくなと感じます。
本校では,例年1年生など低学年を中心に,昔遊びなどの経験をさせていただいたり,昔の道具に触れさせてもらったりして,経験があることで,文化の違いや似ているところなどの出会いが深まります。地域の方々の協力やお年寄りとの出会い,授業の中でも茶道体験を6年生が行ったり,本校では和文化部の活動で広く,文化と出会う機会があったり,学びの深まりにつながっていると感じます。たいへんありがたいことだとおもいますが,今年度のその活動がどこまでできるのか,どのような工夫をしながら学びを進めるのかを考え,学びの充実につなげたいと思います。
今年は,10月1日,まさに2020年度の真ん中の日にあたりました。この日から下半期がはじまります。今の社会の状況の中,工夫しながら今年度の行事の取組を行っていきます。今までのように広く皆さんに来校いただくことは難しいですが,この状況の中で子どもたちの頑張りを感じていただければありがたいです。引き続き,学校の取組にご理解いただき,ご協力いただきますようよろしくお願いします。