校長の窓23(支部駅伝を終えて)
- 公開日
- 2018/11/01
- 更新日
- 2018/11/01
校長室から
少し肌寒さを感じる天候でしたが,秋の紅葉が始まりかけたとてもいい天候の中,今年度の左京北支部駅伝交歓会および大文字駅伝予選会が,予定通り宝ヶ池で行われました。今年は,大型台風の影響で宝ヶ池の周辺には多くの倒木がありました。1か月前には,駅伝の大会を運営する左京北支部の先生方でコースを確認し,開催に向けて備えました。北部みどり管理事務所との連携を図りながら,状況を確認し,多くの倒木を撤去いただき,例年通り,大会を開催し,安心して走れる状況をつくっていただきました。多くの方々が利用する公園ではありますが,多くの方が安心して利用できるように点検をしたり,整備をしたりしていただいていることに,あらためて運営側としての感謝の思いを抱きました。
各校,この大会を一つの目標にして,練習に取り組んできた仲間が集まって一つの大きな行事を行います。特に,大文字駅伝の出場権をかけた競技を伴うため,多くの方々の関心も高く,強い思いや憧れをもって挑んでいる子どもも中にはいることでしょう。予選会のチームとして走る子ども,交歓会のチームとして走る子ども,どちらにおいても,自分の目標にむかって挑戦することが大切なことだと考えます。どの学校の子どもたちも,一生懸命,最後まであきらめずに走っていました。子どもたちの精一杯の姿から,どの子の顔もとても美しく見えました。決して楽ではない持久走という競技に,正面から挑んでいく姿は感動を与えてくれますね。しかも,こつこつと続けて今日を迎えた子どもは,それだけの思いがつまっている走りをしますので,ますます輝いて見えます。
本校からも,春より,週3回の練習に参加して,努力を続け,今日に挑んだ子どもたちでした。また,大会には挑戦しなくても,一生懸命応援する子どもたちがいました。宝ヶ池にむけて出発する中に,一生懸命エールをおくる子どもたちもいました。仲間のがんばりに拍手をおくることができるそのつながりが,またうれしいことです。そして,多くの子どもたちが応援に宝ヶ池まで駆けつけてくれました。その応援の仕方や態度がよかったという声を聞きました。自分たちの仲間を応援するのはもちろんのこと,一生懸命走る他校の選手にもしっかりと応援をしていたらしいです。敵味方関わらず,前向きに頑張っている姿に声援をおくっていたのでしょう。それぞれの頑張りを称える,とてもうれしいし姿だと思います。走っている選手はきっとうれしく,力をもらえたことでしょう。
大会に臨む選手の中には,すごい緊張の中で大会を迎えた仲間もいます。ドキドキする気持ち,不安な気持ち,心配な気持ち,楽しみな気持ち・・・結果が出るまでは,緊張や不安の要素は大きいかもしれません。その経験がとても大切だと思います。一生懸命頑張ってきた子どもほど,自分で自分にプレッシャーをかけることがあるでしょう。それも挑戦するからこそ得られる経験です。そのことが,人を大きく成長させてくれるのだろう,豊かに育んでくれるのだろうと思っています。
今回,明徳校の予選会に挑んだチームは,大文字駅伝の出場権を得ることができました。出場権を勝ち取るというねらいは,達成することができました。それはうれしいことです。しかし,いつもうまくいくとは限りません。結果はどうでるかやってみないとわからないですが,1歩踏み出し,最後までやりきることが大切だろうと思います。そのことを私たち大人は支援していくことが大切なのかとも思います。
駅伝は,自分一人で結果が出るものではありません。共に走る仲間がいて,競い合った仲間がいて,応援してくれる仲間がいて,指導者がいて,支えてくれる家の人がいて,応援してくれる地域の方がいて,練習できる環境があって,練習できる場があって,取り組めるものです。前述の宝ヶ池公園の整備もそうですが,子どもたちには,挑戦できる,体験できる環境があることをしっかりと自覚してほしいと願っています。自分がやりたいこと,頑張りたいことができる状況にあること,それを支えていただいていること,それを応援いただいていることに素直に感謝の思いを抱けることで,人としての成長がありますね。当然,自分がたてた目標に向かって努力することが前提ではあり,その努力があって,一つの結果を得ることができますが,決して自分一人で頑張っているのではないこと,自分の頑張りの土台や環境を整えていただいていることを十分認識をして,自分の目標に向かって取り組めることを忘れてはほしくないと思います。
多くの保護者の方々に駆けつけていただき,応援いただきました。わが子が走らなくても,応援に駆けつけていただいた方もおられました。中には仕事の合間を縫って足を運んでいただいた方もあったかと思います。多くのつながりに中でたくさんの応援をいただきました。走った選手の大きな力となりました。ありがとうございました。これからまだまだ子どもたちの取組は続きます。いろいろな形でまたご支援やご協力をいただければ幸いです。
ありがとうございました。