学校日記

校長の窓22(地域行事から)

公開日
2018/10/23
更新日
2018/10/23

校長室から

 10月21日は秋らしい天気に恵まれ,台風で延期されていた明徳学区民の運動会が盛大に開催されました。たくさんの地域の方々,まさしく幼児からお年寄りまで3世代,4世代が集まり,活気のある楽しいひと時でした。その前日には,石座神社の祭事があり,午前3時には,火祭,壮大に,大きな松明2本に火が移され,天高く燃え上がりました。その後,子ども神輿や神輿が御旅所まで。今回約60年ぶりに,剣鉾が立てられて巡行されました。2週間前には,長谷八幡宮で祭事が行われ,こちらでも,神事の後に子どもも神輿と神輿が町内を練り歩かれました。
 この10月に3つの大きな行事に参加させていただく中で,地域の方々の結集力や地域の伝統を守り,つないでいこうとする姿に感銘を受けました。ライフスタイルが変わっていく中で,伝統を守り受け継いでいくことは,そう簡単なことではないと考えます。人手不足や後継者不足に悩まれているところも多々あると聞きます。岩倉であっても同じ状況はいえることかと思います。また,新たに流入されている方も多い地域の中で,これだけ活気に盛大に続けておられることはとてもすばらしいことと感じます。  
 岩倉のこの地域で大切にされていること,次代につないでいくことは,子どもたちにとっては,この地域で生まれ,育つことに対する誇りにつながるかと思います。そして,いずれはこの地域から出ていくことはあっても,また,行事の時にはもどってきたり,場合によっては,ここにもどり生活することもあるかもしれません。あるいは,ずっとこの地から離れずに過ごしていくこともあるでしょう。いずれにせよ,自らが生まれ育った地を,誇りに思えたり,大切にしようと考えたりすることは,自己肯定感につながることだと思います。そして,人とのつながりを大切にしたり,伝統や文化を大事にしたりする人に育っていくのではないでしょうか。
 そんなことを思いながら,区民運動会の際には挨拶をさせていただいたり,地域の方々と交流させていただくいい機会を与えていただきました。
 子どもたちには,このような場があること,希望すれば参加できる機会があることに感謝するとともに,参加できる喜びと誇りを持ってほしいと児童朝会で少し話をさせていただきました。
 今回,延期になった区民運動会の関わりで,行事が続くこととなりました。関係の方々には,たいへんあわただしい中であったと思います。お世話になりました。ありがとうございました。