校長の窓19(4年モノづくりに工房学習)
- 公開日
- 2018/09/18
- 更新日
- 2018/09/18
校長室から
9月14日(金)4年生のモノづくりの工房,生き方探究館での学習に引率を兼ねて共に参加しました。社会見学など校外での学習をする機会を各学年,学習の中で計画的に位置づけて取組を行っています。4年生は毎年,教育委員会の支援もいただきながら,生き方探究館で物を作る体験と物を作った人々の思いや考え,願いに苦労や工夫を知る機会として取組をしています。4年生は,2分の1成人式を行う学年でもあり,具体的な思考から抽象的な思考へと大きく成長する時期でもあります。少しずつ周りが見え始め,客観的に物事を捉えはじめることができ,考えの視野が広がったり,社会や地域とのかかわりに目が向けられるようになってきたりする時期でもあります。その時に,地域で活躍する会社のモノづくりの姿勢や創業者の思いに接することは,夢を描くいい機会になると考えます。また,京都には,世界的に活躍する会社,また多くのノーベル賞を受賞した方々がおられます。その方々の思いや考えに出会うことも自らの生き方の参考や考え方の参考につながることでもあるかと思います。
物を作るという体験,作業とともに見学をしますので,限られた時間となり,その中で多くの情報に出会います。すべてを吸収することは難しいことではありますが,テーマや興味を持って,何かに重点を置いて学習することで,いい契機を与えてもらえるのではないかと考えます。
4年生の子どもたちは,とても熱心に,落ち着いて学習に取り組んでいました。ゲーム感覚で展示さているものや,体験を通して製品の紹介をしている物もありますので,中には,遊び感覚になってしまう子も,時にはいるのですが,今回,わたしと共に見学をした子どもたちはいませんでした。掲示されているボードをしっかりと見て,メモをして,そして少し体験や製品にかかわり,学習をするという意識をしっかりと持って行動できている姿がとても素晴らしく思いました。きっと家に帰って,自分が発見や気づいたこと,興味深く思ったことを話されたのではないかと思います。子どもの体験に少し耳を傾けていただければと思います。
京都ゆかりのノーベル賞受賞者の名言が展示されているコーナーがあります。
「一日 生きることは,一歩 進むことでありたい」(湯川秀樹)
そうでありたいと,子どもたちには,そうできる教育をすすめたいし,私自身もそうありたいと思いました。そして,日野原重明さんの「時間の中にいのちがある」ということばが,あらためて想起されました。