校長の窓5(命)
- 公開日
- 2018/05/03
- 更新日
- 2018/05/03
校長室から
学校だより5月号でもお話させていただいていますが,3月から4月に関わって,この『命』という言葉をとても意識する機会となっていました。出会いや別れの時期ではありますが,3月の東北地震や4月の熊本地震,祇園での暴走事故,亀岡での登校中の交通事故,JR福知山線の脱線事故。今年で事故から何年という文字が新聞などニュースで目にしました。それだけでなく,命を脅かされる出来事がマスメディアから見聞きすることが多いように感じました。いじめによる自殺の報道は,絶えることがありません。地震の被害でまだ日常生活を取り戻すことができない方がおられます。事故で,まだまだ心の傷が癒えずに苦しんでおられる方もおられます。また,いじめなどにより亡くした命に残されたものはいつまでも苦しんでおられます。そこに,二度と同じことが起きないようにと自分の体験をもとに行動している方々がおられます。
一つの出来事は,事が大きければ大きいほど,日常の生活にもどるには,相当の時間や支援が必要となってくることを示してくれていると思います。亡くした命はもどらない,そのことだけは明確に示されています。だから,この命を,一人の人間にとってたった一つの命を大切に,そして精一杯今を大切にして生きていくことが私たちの使命なのかもしれないと感じます。また,大きな出来事に出会った時には,やはり仲間,人とのつながりが大きな支えになることをそれぞれの出来事が示してくれているように感じます。どれだけ便利な世の中になっても,人とのかかわりが希薄なって生活できるような社会となっても,やはり,最後は人とのつながりがその人を,自分を,助けたり,救ったりしてくれるのだろうということを掲載させていただいています。
『5月学校だより』を掲載していますので,一読ください。