学校日記

梅雨の風景

公開日
2009/06/01
更新日
2009/06/01

校長室から

 梅雨の晴れ間の太陽が,木々の緑に初夏の輝きを投げかけています。明徳小学校のある岩倉地域では,田植えが済み,水をたたえた田んぼに蛙の声が響くようになりました。
 六月と言えば,やはり入梅。続く長雨に気分が滅入るような気がするのは,都会の住人だけ。命の恵みとも言うべき雨。ちょっと郊外に出かけ,木々の緑や,田畑の農作物を目にすると,雨の時期の貴重さがよく分かります。日本の風景には,五月雨(梅雨のこと)がよく似合う・・・,そう感じるのは私だけでしょうか。
 そう言えば,『さつき』と『めい』の姉妹がバス停でトトロと出会うのも,この季節だったような。雨傘と地蔵堂,それに降りしきる雨と紫陽花。失われつつある日本の風景に対するノスタルジアが,おとなの心にも風を運んだ作品でした。
 明徳小学校では,運動会,プール開きと子どもたちの大好きな行事があります。きらめく陽光がプールの水面に揺れ,季節は,一気に夏へと。子どもたちの元気な顔がどんどん日に焼けてたくましくなっていきます。
 全ての生命が,ぐんぐん育ち行く季節。子どもたちの成長に,拍手!

水無月(六月の歌)
                    若山 牧水
  幾山河越えさりゆかば 寂しさの果てなん国ぞ 今日も旅行く

                    佐々木 信綱
  卯ノ花の匂う垣根に 時鳥早も来鳴きて 忍び音もらす 夏はきぬ

                    松尾 芭蕉
  五月雨を 集めてはやし 最上川