校長の窓10(下駄箱)
- 公開日
- 2017/06/21
- 更新日
- 2017/06/21
校長室から
梅雨に突入,という知らせと共に雨が恋しいほど,雨が降らない日々が続いていましたが,本日これでもかというほどの雨と風でした。登校する時間帯と重なったこともあり,子どもたちはずいぶん苦労して登校していました。暑さは和らぎ,少しほっとしますね。しかし,急激な暑さは,暑さに慣れていない体にはこたえるもので,体力が奪われます。体調不良を訴える子どもも増えます。日々の生活習慣が大切になってきますね。3度の食事,バランスのよい食べ方,睡眠時間を含めた早寝早起き習慣,手洗いやうがいなどを含めた体の清潔など,安定した生活習慣が体調を崩さすに乗り越えることにもつながりますし,体調が崩れ出しても大きく崩れずにすむこともありますね。季節の変わり目や梅雨の時期は,体調管理には十分ご留意ください。私たち大人も・・・。
さて,この前なにげなく通った校舎の入り口,何か様子が違う気がしました。すぐにはわからなかったのですが,よくよく観察すると,靴箱の中の靴がきれいにそろっていることでした。何か基準を統一してみんなで取り組むことで,とても気持ちのよい成果が得られます。教員に聞くと,あまりにも下駄箱の靴の置き方が整っていなかったので,「こうしてみたらどうだろう?」と提案してやってみた結果,子どもたちが「すごい綺麗!気持ちがいいね!」と言ったことが契機だったようです。
子どもたちが,気持ちがいいことに気づけたこと変化につながったのでしょうね。子どもの中には,整えたいけどどうすればいいのかわからない,あるいは,こんなものという認識であったり,これでいいとは思わないけど,仕方がないなというような意識があったりするように思います。だから,今回のように,指導者が,具体的に「このようにしておくときれいで,気持ちがいいね」と示すことで,変われるチャンスを与えることができるのではないでしょうか。
ちょっとしたきっかけですね。「そろえておかないとだめでしょ」「きちっとそろえておきなさい」などと注意だけでは,なかなか改善されません。万一改善したとしても長続きしないことはないですか。いわゆる同じことばかり言わせないで,という実態となりませんか。こうしたら気持ちがいいね,という気持ちよさの共通理解と共に具体的な方法を提示することで,子どもの意欲が高まり,改善につながっていくことだと思います。
子どもたち自らが課題を持ち,改善しようとする意欲を高めることで,よりよい行動につながっていきますね。そのことが,また,子ども同士に波及することで,全体の雰囲気も変わり,ますますより良い環境に変わっていきます。そして,自分が生活している環境を,より気持ちよく過ごしやすいものにしていけます。まさしく主体者となって行動していることではないでしょうか。
トイレのスリッパ揃えを中心に履物をそろえることが今年度の重点目標の一つしています。現実は,なかなか十分とはいえないのですが,少しずつ子どもたちの意識がが高まり,自分の行動で気持ちのよい生活環境にしていこうとする姿勢がみられます。ますますより良くしようとする心情を大切に育んでいきたいものです。
どうでしょう?家から帰ってきたとき,子どもたちは自分の履物を揃えているでしょうか?だれかの家におじゃまするとき,自分の履物を揃えているでしょうか?ちょっとしたことですが,そんな姿も人の評価につながることがありますね。