2学期終業式(第2・第3ステージ)
- 公開日
- 2022/12/23
- 更新日
- 2022/12/23
校長室より
【第2・3ステージ】
今日は2学期の終業式です。学期末の懇談会では,2学期をふりかえって,学習面や生活面でがんばれたこと,これから頑張らなくてはいけないことを,担任の先生が皆さんや保護者の方と話をされたと思います。さてこの2学期はコロナ禍の状況にありながらも、運動会や文化祭,校外学習や外部講師による講演会など多くの行事を行うことが出来ました。特に3年ぶりにみんなが集まって行えた運動会や文化祭については学園生の皆さんが日々の取組で頑張ってきた成果を,上級生や下級生はもちろんのこと,保護者や地域の皆さんにも見ていただくことができました。その中で,上級生は下級生を大切な存在として,下級生は上級生をあこがれの存在として,共に学びあい,成長する姿が見られました。「風を一つに」を合い言葉に,いついかなる時も,第1ステージから第3ステージまで,学園生みんなが同じ方向に向かって力を合わせて頑張る事が出来るのが凌風学園の良さだと思います。
今日はこの2学期を振り返り、それぞれの学年を見て,成長したこととこれから期待することを言葉で伝えたいと思います。そこで,各学年の成長ぶりと今後の期待を込めた言葉を熟語で表してみました。それでは順番に紹介していきます。
まず、5年生は「協力」という言葉です。6月に行った「花背山の家」の宿泊学習ではクラス対抗の運動会やキャンドルファイヤー、自分たちで火おこしをしての飯ごう炊飯など、みんなで声をかけあって協力しながら取り組む中で、仲間との繋がりを実感できましたね。そこから協力することを大切にして臨んだ運動会や文化祭。それぞれの行事で,練習の成果を発揮しようとする「志」の高さや強さを感じました。5年生らしく「けじめ」と「ステップアップ」が感じられる3学期にしましょう。
6年生は「信頼」という言葉です。2学期は9月はじめの研修旅行で行った仲間との活動を起点にその後の毎日の授業や取組の中から,仲間の良い面をたくさん発見し,お互いをより深く知ることから,学年としての強い絆ができました。そのことが,2学期の運動会や文化祭でのたのもしく,かっこいい6年生の姿につながっています。先日のワクワクワ−クランドの取組でも積極的に自分の考えを伝えようとする姿が見られました。来年はいよいよ第2ステージの最高学年です。「信頼」は未来に期待する事です。6年の3学期のさらなる飛躍を期待しています。
7年生は「継続」です。7年生は授業や様々な活動の場面で自分の思いや考えを積極的に発信することに取り組んでいますね。先日のジョイジョブランドの活動の中でも、自分が調べたことや考えたことをグル−プや全体の場で相手を意識して伝えようとする姿がありました。「継続は力なり」です、日々意識して取り組もうとする小さな積み重ねが,物事の成果につながる大きなポイントです。春から第3ステ−ジ生となる自覚をもって、様々な場面で自分の思いや考えを発信する努力を「継続」してください。
8年生は「自律」です。この2学期は児童生徒会活動や部活動で9年生からバトンを託され,先輩に追いつけ,追い越せという思いで,頑張っている姿が見られました。「初心忘るべからず」という言葉があります。しかし,ある意味それは学園生活のさまざまな場面で先輩からバトンを託されて感じた不安と緊張感が逆に「がんばらねば」という自分の気持ちを支えていた部分も多かったと思います。来年春から君たち8年生が凌風学園の最高学年として学園をリ−ドしていく立場になります。いついかなる時も,下級生のあこがれの存在として「やるべき事はしっかり出来る」そんな自分をつくる「自律」の3学期にしてください。
9年生は「自信」です。大運動会での全力疾走,文化祭の合唱コンクールでのすばらしいハーモニーをはじめ,「一生懸命がかっこいい」ということを常に下級生に示してくれた2学期でした。そしてそのかっこいい姿の裏付けには常に「たゆまぬ努力」がありました。「自信」とは「自分を信じること」です。自分を信じるために必要なのは目標に向かって歩み続けてきたこれまでの自分の姿です。いよいよ進路を決める正念場です。君たち9年生は正真正銘凌風学園のリーダーです。だからこそ「自信」をもって頑張ってください。
未来は「今」の積み重ねです。一生懸命な「今」の積み重ねの先にこそ,輝く未来の「今」があります。どうか「今」という時間を大切に過ごしてください。
そこで,これまで頑張ってきた皆さんだからこそ,これからさらに頑張ってほしいことを2つ伝えます。この2つは前期の学園評価アンケートの結果や6年生や9年生の全国学力学習状況調査のアンケート結果などにもはっきりあらわれていたことです。
まず1つ目は学習面の話です。それは学校の授業以外に家庭で自主的に学習に取り組む時間に大きな課題があることです。つまり家でも自分で勉強する時間をしっかりとってほしいということです。第2,第3ステージの皆さん,5,6年生は宿題以外に自主学習ノートのレベルアップを図りましょう,7年生以上は宿題や週末課題をがんばることはもちろんですが,毎日時間を決めて自分で計画的に家庭学習に取り組む時間をつくってください。自分でどれだけ勉強したかということが,どんなときにも自分の力を安定して発揮することや,難しい問題にも粘り強く取り組める力を生み出します。「凌風コンパス」や「あゆむくん」を活用し、見通しをもって計画的に学習する習慣を身に付けてください。
2つ目は生活面の話です。6年生と9年生の全国学力学習状況調査の生活アンケートでは,テレビゲームやケータイ・スマホを使ったゲームをしている1日の時間が京都府や全国の平均を大きく上回っていました。また,学園で行っている生活リズムチェックの結果では,メディアの使用時間で,どの学年も休日になると2時間以上使用している学園生の割合が増えています。さらに,昨年と比べると平日でも2時間以上使用している学園生の割合が増えています。これは大きな課題です。使用時間が増えることで,生活習慣が乱れたり,家庭での学習時間が少なくなったり,トラブルが起きたりしないように,SNSやケータイ・スマホについては時間や正しい使い方について,家庭での約束・ルールを決め,マナーやモラルを守って使用してほしいと思います。
最後に、お笑い芸人と野球選手の二刀流をかなえたティモンディ高岸宏行さんの話をします。皆さんもテレビで見たことがあると思います。この人の決め台詞を知っていますか?そう、「やればできる」です。この「やればできる」の意味を高岸さんがあるテレビ番組で話されていたことがありました。この言葉は「やれば○○できる」という意味で高岸さんは自分に言い聞かせて頑張っているそうです。さて「○○」にはどんな言葉が入ると思いますか。答えは「やれば成長できる」です。
2学期に積み重ねた自分の頑張りがクラスの頑張りが学年の頑張りがステージの頑張りがあったからこそ、「今」の成長した皆さんの姿があるのです。その姿を大きな自信にして、3学期も「やればできる」の気持ちでいろいろなことにチャレンジしてください。未来は「今」の積み重ねです。3学期も皆さんの頑張りの積み重ねの先にあるさらに「成長した「すがた」がみられることを楽しみにしています。