風を凌いで 1月29日
- 公開日
- 2021/01/29
- 更新日
- 2021/01/29
校長室から
はきものをそろえる
はきものをそろえると 心もそろう
心がそろうと はきものもそろう
ぬぐときに そろえておくと はくときに 心がみだれない
だれかが みだしておいたら だまってそろえて おいてあげよう
そうすればきっと 世界中の人の心も そろうでしょう
この詩は,長野県長野市篠ノ井にある円福寺の住職(お寺の和尚さん)藤本幸邦さんがつくられた詩です。この詩を読んで,皆さんはどんなことを感じましたか?
私たちは日々の生活の中で,自分が脱いだ靴やスリッパなど,はきものをそろえたり,きちんと元に戻したりすることができているでしょうか。学園内でも自分の靴を入れる下駄箱,トイレのスリッパや保健室前の廊下,図書室の入り口や図書コーナー前の廊下など,自分の靴やはきものを脱ぐ場面はたくさんあります。そんな時,靴やスリッパなどが脱ぎっぱなしで散らかっていたら皆さんはどう感じるでしょうか?
次にはくときのことを考えれば,脱いだ時にそろえておく方が良いと, 当然わかっていると思います。トイレのスリッパなどは, 自分が使ったものをきれいにそろえておくことで,(自分も含めて)次に使う人が気持ちよく使えます。そのことに気付けば, 自ずと行動が変わると思います。つまり自分の靴や使ったスリッパをそろえずに脱ぎっぱなしにしておくことは, 自分も含めて, 次に使う人がどのような気持ちになるかということを考えていない行動です。反対に,自分の靴やスリッパをそろえることは,自分の行動を落ち着いて見,また他の人がどのような気持ちになるかも考えている行動なのです。さらに, 自分のものだけではなく, 他の人が乱したままで脱いである靴やスリッパを黙ってそろえておくという行動は, 人として尊い行いなのです。何気なくその行いを当たり前のようにしている人が, 私たちの周りにはいます。素晴らしいですね。
たかが「はきものをそろえる」, されど「はきものをそろえる」なのです。この行動がいつでもどこでも常にできる人になってください。自分の行動を冷静に捉え, 他の人の気持ちにも思いを巡らせることができるようになってください。
先日, 5・6・7年生がそれぞれの学年の道徳の時間に, 「みんなが気持ちよく過ごすために大切なことはなんだろう」と考えました。それを, 第2ステージの絆の日に持ち寄り, 意見を出し合い, これからの生活で心がける具体的な行動目標を考えていました。その中に「相手の気持ちを考える」や「スリッパをそろえる」というものがありました。お互いに気持ちよく学園生活を送るためには, 一人一人がみんなのことを考え行動していくことが大切です。 凌風学園全体で,自分から「靴箱の自分の靴のかかとをそろえる」「トイレのスリッパをそろえる」ことを毎日実行していきましょう。
はきものをそろえて,心ひとつに!