学校日記

夏休みには

公開日
2014/09/04
更新日
2014/09/04

校長室から

 一部の地域では,梅雨明けが伝えられ,日差しが肌を刺すように感じられます。
 明日から夏休みに入ります。子どもたちは,1か月余りの期間を家庭や地域で過ごすことになります。
 さて,夏休みはなぜあるかというと,この期間はあまりにも暑く学習に適さないからと思われている方が多いようです。でも,実際は明治時代に欧米から学校制度を取り入れた時に,あちらでは,学校の1年が9月に始まり翌年の7月に入ると終わることが理由だそうです。
 学校制度を整えるために,欧米から招かれた教師たちが自分たちの国がそうだったように夏の期間の休みを要求したということです。
 では,夏休みの宿題はというと大正時代から始まったといわれています。日本では,4月から翌年3月までが学校の1年です。その期間の中ほどに,ふた月近い休みがあると,子どもたちが勉強をする習慣や意欲を無くしてしまうのではないかということで,「夏休みの宿題」が登場します。
 今年も学校からは,「読む,書く,計算する」というような宿題が出ますが,担任も学級だよりなどでお伝えしているように,時間に余裕のある夏休み中にできることを体験してほしいと思います。
 数十年は,真っ黒に日焼けすることも宿題の一つでした。暑さに負けず,屋外で元気に遊ぶことが大切だという意味だったと思います。2学期が始まると,学級ごとに日焼けの具合を担任の先生に判定してもらった記憶があります。(今は,紫外線を受けすぎることへの心配があり,日焼けすることを奨励されませんが。)
 時間をかけてどこかに出かけることも楽しい体験だと思いますが,おうちの方と夏休みの過ごし方についてお話しすることも大事なことですし,お父さんやお母さんが楽しかった夏の遊びを一緒にしてみたり,クラフトの作り方を教えてもらったり,大人の方が子どもの頃読んで面白かった本を教えてもらったりするのも楽しいことです。
 夏休みが終わると,教室に観察ノートや工作,調べ学習などが展示されます。子どもらしい発想が生かされていたり,大人のアドバイスが感じられたりと,作品を見て回ることを楽しみにしています。 (校長室より)