心の扉を開ける
- 公開日
- 2017/08/28
- 更新日
- 2017/08/28
校長室より
元気な子どもたちの声が学校に戻ってきました。朝会の時,笑顔で整列している子どもたちを見て,大きくなったなあと実感しました。子どもたちのご家庭での様子はいかがでしたでしょうか。
さて,夏休み前の朝会で「夏休みの34日間,毎日何かを続けてみよう!」という課題を子どもたちに提示しました。先日の朝会でできたかどうかを尋ねたところ,全校の3分の2以上の子どもたちが,何かしらのことを34日間続けられたようでした。「お母さんの手伝いを毎日した。」「毎日魚に餌をあげた。」「毎日ボールを蹴っていた。」などなど。中には途中で挫折してしまった子どももいます。でも,めあてをもってそれに向かって取り組むという過程が大切です。どの子どもたちもきっといろいろな力を身に付けたことだと思います。
話は変わりますが,夏休みに,心に響く,そして大いに反省するようなお話を聞いてきました。子どもたちと良好な関係をつくるため,心の扉を開ける3つのプロセスのことです。
第1段階 ワンネス One-ness
響く 相手の身になろうとする 「わかろう」とする
第2段階 ウィネス We-ness
支える 相手の役に立つことを一緒に考えようとする態度
第3段階 アイネス I-ness
自分の気持ちと自分の考え こちら側の伝えるべきことを伝える
例えば,「先生,漢字の宿題をやってくるのを忘れました。」と子どもが言ってきた時,学校では,次のような会話が多いようです。
第3段階 アイネス I-ness
「なんで忘れたん?だめやないか。」
「君の将来のことを考えて言うてるんやで。」
第2段階 ウィネス We-ness
「で,どうするの?するの?しないの?」
第1段階 ワンネス One-ness
「昨日,体調悪かったんか?」
でもそれを第1段階から始めると,
第1段階 ワンネス One-ness
「よく言いに来たなあ。」「君が忘れるなんて,どうかしたの?」
第2段階 ウィネス We-ness
「今日中にできることがあるかな。」「手伝ってほしいことはあるかな。」
第3段階 アイネス I-ness
「今日はきちんと伝えに来てくれてえらいと思うよ。」
「明日からは忘れずにきちんとやって来るんだよ。」
となり,子どもたちは心の扉を開けて話がしやすいということです。反省しました。
学校でも,毎日毎日,心の扉を開ける3つのプロセス通り話はできないかもしれません。でも,子どもの心を開けるのは,私たち子どもを取り巻く大人なんだなと改めて思いました。ご家庭でも,似たような場面はないでしょうか・・・