学校日記

目には見えないこと

公開日
2014/12/09
更新日
2014/12/09

保健の部屋

11月4日の朝会で,『目には見えないこと』について考えました。

前半は,「自分のからだで実験」です。実験と聞いた瞬間,
子ども達の潤った瞳が輝き,体育館は静まりました。

両手の指先を合わせて,中指だけ折りたたんだ状態からスタートです。
各指先でトントンする実験で,
こちらが指示する指を離したり合わせたりします。
親指・人差し指・小指・薬指と全ての指で実験すると,
薬指が単独で動かしづらいことに気づきます。
なぜなら,薬指を単独で伸ばすために必要な筋肉がないからです。
指には単独で伸ばせる指とそうでない指があり,
それを実感するために実験しました。
そして,薬指の得意なこと・苦手なこと・他の指に支えてもらっていること等を伝え,日頃よく使っていても各指の個性やはたらきについて
意外に気づいていないことを感じてもらいました。

後半は,薬指の実験を通して「人とのかかわり」について考えました。
小さい頃からずっと一緒に過ごしてきた友達でよく知っているつもりでも,意外に気づいていないことがあります。

「なんでもできる」と思っていても,
実は人に支えてもらったり助けてもらったりしています。
「なんにもしてない」と思っていても,
実は人の支えになったり助けになったりしています。
大切なことは目には見えません。
そこで,楽な姿勢になりゆっくり目を閉じて,
人とのかかわりについて考える時間をつくりました。

たくさんの命のもとから選ばれて生まれてきた
みなさん一人一人がとても大切な存在で,個性やはたらきがあり,
その人にしかできないことが必ずあります。
これからも子ども達と一緒に,
目には見えないことを考えたり気づいたりする時間を
大切にしていきたいと思います。