すいみん その30 子どものすいみんとメンタルヘルス
- 公開日
- 2014/08/27
- 更新日
- 2014/08/27
保健の部屋
8月22日(金)午後3時〜4時30分 元町小学校ふれあいサロンにて,
「第1回学校保健委員会」を以下の内容にて開催しました。
講演:子どものすいみんとメンタルヘルス
講師:医療法人 ひつじクリニック
(心療内科・精神科・神経内科)
副院長 市村 麻衣 先生
講演の流れ:
1 日本における睡眠の実態
2 睡眠のしくみ
3 睡眠とメンタルヘルス
4 睡眠と身体
5 知っておきたい子どもの睡眠疾患
まず,参加者全員を一斉に『えっ?』と惹きつけたのは,
「睡眠不足だと,カロリー摂取が増える」
「睡眠不足だと,炭水化物摂取が増える」のところ。
ご講演は,睡眠と食事・免疫・運動の関連性からスタートです。
今回も市村先生より,皆様に参加度を高めていただければとの思いから書き込み式の資料が配布されました。
上記1〜5のご講演の中に盛りだくさんの例やデータを挙げ,
具体的で分かりやすいご講演をいただきました。(下記参照)
・風邪をひくと眠くなる →睡眠中に免疫力を高めて病原体を排除する
・日本人の睡眠時間は年々短くなっている(50年間で1時間減少)
・宇宙から見た日本の夜の写真
・40−50歳代女性の睡眠時間が短い
・頭の休息(ノンレム睡眠)と体の休息(レム睡眠)
・年齢による睡眠覚醒リズムの変化
・加齢による睡眠の変化(減少する)
・15時間起き続けた時の注意力は酒気帯び運転と同じ(注意力↓)
・睡眠不足は扁桃体が過度に活性化するため,情緒不安定になりイライラする
・睡眠不足だとネガティブな言葉を強く覚えてしまう
・睡眠時間と多動性の関係(睡眠時間の短い子ども:多動スコアが高い)
・生体時計とホルモンの分泌
・睡眠リズムを整える様々な同調因子(光・食事・トイレ・学校・運動)
・睡眠時間が短いと,食べたくなる! (レプチン:食欲↓ グレリン:食欲↑)
・3歳時の睡眠時間の10年後の肥満に対するオッズ比 寝ぬ子は太る
・睡眠時無呼吸症候群 (子どもの場合,扁桃肥大によることが多い)
・むずむず脚症候群 (レストレスレッグ症候群)
・ナルコレプシー
・行動誘発性睡眠不足症候群(やりたいことがいっぱい)
・睡眠がうまくとれないとどうなる?
・健康づくりのための睡眠指針2014 −睡眠12箇条—
質疑応答では,
・朝すっきり起きる方法について
・お昼寝について
午後3時までに30分以内がおすすめ。
夕方の5時〜7時に寝るのは一番ダメ!!
・睡眠時無呼吸症候群について
・昼夜逆転について…等がありました。
また,ご参加いただいた学校5師の先生をはじめ保護者の皆様方から多数のご感想をいただきました。
(ご感想については,すいみん その32に続きます)