学校日記

『匠に学ぶ〜友禅染〜』(6年生)

公開日
2009/10/14
更新日
2009/10/14

学校のようす

 6年生が「総合的な学習の時間」に『匠に学ぼう〜伝統文化の秘密〜』というテーマで京都に伝わる伝統文化の学習を進めています。
 子どもたちにとって『伝統文化』と一言で言っても,その実態はつかみにくい状況にあります。しかしながら,京都には日本が世界に誇るべき伝統的なものがたくさんあります。
 この元町学区には,能,華道,友禅や水引…などに携わっておられる方々がおられます。このような地域の方々のご協力を得ながら,子どもたちは,伝統文化に実際にふれ,感じ,学び,自ら取組むことで,伝統的なものの歴史やその重さ,すばらしさを実感することができると思います。また,伝統文化にふれたことをきっかけとして,自分たちの暮らす京都,ひいては『元町学区』を誇れるようになり,地域を愛する,郷土愛も芽生えてくるであろうと思います。
 今日は,元町学区に在住の『手描き友禅』に従事されている友禅師の佐伯利昭先生にお越しいただき,「友禅染の世界」を学習しました。
 はじめに,友禅の歴史や作業工程についてのお話を聞きました。今から約800年前の平安時代末ごろから「小袖の形」がみられるので,日本の民族衣装「キモノ」はこの頃にできたと考えられるそうです。江戸時代に「ぜいたく禁止令」が出された時も模様染めは禁止にならなかったそうです。作業工程は,昔から京都では「分業」という分担してつくられるのが一般的だそうです。
 次に,実際に「友禅染め」を体験しました。なかなか思うようにはできませんでしたが,自分で染めた自分の友禅作品を,完成させて後日プレゼントしていただけます。
「世界に一つだけの友禅染」の完成が待ち遠しく,大変楽しみです。

 現在では,ほとんど着られなくなった「キモノ」ですが,「キモノ」は世界中でとても人気のある衣装のひとつです。今日の学習をきっかけに,この子どもたちが京都人として,すばらしい日本文化の発信者として育ってくれることを願ってやみません。

 佐伯利昭先生,今日は本当にありがとうございました。
 今後もご指導,よろしくお願いいたします。