京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2017/03/31
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平成29年(2017年)3月24日(金)京都市立開智幼稚園は閉園式を挙行。129年の歴史に幕を降ろしました。 だいすき開智幼稚園。ありがとう開智幼稚園。さようなら開智幼稚園。(記事の更新はありませんが,左のメニュー「過去の記事」から懐かしいページをご覧になれます。)

カイチーの謎

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 カイチーという猿の置物が園庭にあります。この猿の置物がいったいいつからあるのか。どういう経緯があって製作され,設置されたのか。園内の資料を調べていますが,詳細がわかりません。どうでもいいようなことかもしれませんが,私は気になっています。どうして気になっているかというと,次のような出来事があったのがきっかけになっています。

 以前,開智幼稚園を修了した者ですが…と言って,突然,幼稚園にやって来た人がいました。その方は幼稚園を懐かしんで来てくださったのですが,「ひまわり時計がありますか。」と言って来られたのです。園庭で時計をながめて「あった。あった。ひまわり時計やあ。これや,これや。」と,とても嬉しそうにしておられました。ただ,それだけのことなのですが,幼稚園がいつまでも楽しいところであったと人の記憶に残り,その記憶につながる物がそのまま残っているというのは実に嬉しいことなのだということを今更ながら感じた次第です。私も幼稚園を大切に思っている心をもっている人が多ければ多いほど嬉しいです。だから,そのような思い出につながるような物をもっと大切にしなければとよりいっそう強く思うようになりました。
 
 そう思うと,幼い頃の思い出につながりそうな物が他にもあります。幼稚園の石塀の基部の曲面になっているところを毎朝歩いて登園している子ども達も石塀のことを大人になってもお父さんやお母さんと手をつないで歩いたことをきっと覚えているでしょう。それから,今は忘れ去られているカイチーという猿の置物とかも園庭に猿がいたなあということで覚えていてくれるのではないかと思います。このようなほのぼのとした思い出はその人を幸せな気持ちにしてくれます。だから,たくさんあったほうがよいと思っています。
 
 特に,カイチーは謎が多いのです。謎が多いということは魅力があります。それで,もっとカイチーに光をあてようと思い,ここにも書かせてもらっています。もし,カイチーについて何かご存知の方があればぜひ教えてください。今,地域の方にも尋ねていますが,カイチーの謎はまだ解明されていません。解明できたら,園児達に話してあげたいなと思っています。時々,ホームページにも時々ちょっと変わったカイチーが登場する予定です。カイチーも子ども達の思い出につながる物になってほしいです。
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学校行事
3/3 雛祭りの集い 半日入園
3/5 お別れ遠足
3/6 お別れ遠足予備日
京都市立開智(かいち)幼稚園 KIGA・KAICHI
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