京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
本日:count up34
昨日:509
総数:2845809
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
    

大隅良典先生(ノーベル医学生理学賞)の講演会に本校生が参加しました!

 10月26日(水)16時から約2時間,京都産業大学神山ホール(京都市北区)にて大隅良典先生(東京工業大学栄誉教授)の講演会が行われ,本校1・2年生の希望者33名が参加しました。(全体の参加者は,ホールがほぼ満員となる約1,200名です。)

 これは,京都産業大学が本年4月1日に開設しましたタンパク質動態研究所の開設記念シンポジウム「タンパク質のゆりかごから墓場まで」の第2部(第1部は研究者のみ対象)として実施されたもので,大隅先生は同研究所の招聘教授に就任していらっしゃいます。

 講演会は,まず,「7人の侍」(大隅先生と研究分野や年齢が近く,飲み仲間でもある研究者を,藤木先生[九州大学特任教授]が日本映画「七人の侍」にちなんで名付けたそうです。)のうち,6人の方々のお話(・・・大隅教授との関わりや,研究以外に大事なこと等)から始まりました。ノーベル賞受賞決定後に全員が揃われたのはこれが初めてとのことで,それぞれ大変な業績を上げられていらっしゃる方が一堂に会した,まさに研究者垂涎の催しとなりました。

 その後は,待ちに待った大隅教授の講演です。「酵母のオートファジー,その機構と今後の課題」と題されたお話の中で,「(受賞が決まってから)この数週間はどうやって生きてきたのかと思うぐらいの環境の変化だった」と振り返りながら,オートファジー(自食作用)の仕組みを見つけた経緯や研究の現状を説明して下さいました。そして,研究で流行を追わない大切さを説明した上で,「大事な現象を自分で見つけてサイエンスを楽しんでほしい」と呼び掛けられました。

 講演の最後に先生が高校生に語られたメッセージを載せたいと思います。
 「私が思うこと,若者へのメッセージ」
  1.自分の興味,抱いた疑問を大切にしよう
  2.長い人類の歴史の中で考えよう
  3.はやりを追うことはやめよう
  4.競争だけが科学の本質ではない
  5.“役に立つ”とは何かを考えよう
  6.人と違うことを恐れずに,自分の道を見極めよう
  7.短期的だけではない,長い研究課題を育てよう
  8.自分の小さな発見を大事にしよう。論文やあふれる情報からでは
    なく,自然・現象から出発しよう
  9.自分の研究の理解者(ファン)を,できるだけ周りに作ろう

 参加した生徒の皆さんには,この経験を糧に,好奇心を向ける対象・間口を広くとるように心掛け,主体的かつ楽しみながら学びの世界を探検・開拓していってほしいと思います。

[参考1]大隅教授以外の“7人の侍”メンバー(敬称略・順不同) 
  永田和宏(京都産業大学タンパク質動態研究所所長・
       総合生命科学部生命システム学科教授)
  伊藤維昭(京都産業大学シニアリサーチフェロー)
  吉田賢右(京都産業大学シニアリサーチフェロー)
  三原勝芳(九州大学名誉教授)
  藤木幸夫(九州大学特任教授)
  田中啓二(東京都医学総合研究所所長・
       京都産業大学タンパク質動態研究所招聘教授)

[参考2]大隅先生が平成24年に京都賞を受賞なさった際にも,当時の
     本校1・2年生希望者24名が,御縁あって記念講演を聴講
     しています。
  期日:平成24年11月14日(水)14時から16時15分まで
  場所:京都大学芝蘭会館
  演題:「科学する心−発見の喜び−」
  対象:本校生を含む京都府内の高校生約230名
  備考:第28回京都賞(基礎科学部門)受賞を記念する青少年育成
     プログラム「生物特別講義」として実施されたもの。先生は,
     研究の信条として「流行を追わないこと」を挙げ,「人の
     やっていないことの方が新しいことを見つけやすい」とチャ
     レンジ精神の大切さを説かれました。講演後は,大隅先生を
     囲んで高校生代表との質疑応答が行われました。

[写真]
 左 講演会の案内フライヤー(部分)
 右 神山ホール前にて(参加生徒の一部です)
画像1画像2

Mono-Coto Innovation2016京都大会のワークショップに本校生が参加しました!

 10月23日(日)午後1時から5時まで,村田機械株式会社本社(京都市伏見区/大会の協賛企業[キースポンサー]です。)を会場に,「創造力の甲子園 Mono-Coto Innovation2016 」(主催:株式会社CURIO SCHOOL・株式会社O2)京都大会決勝進出者を対象としたワークショップが開催され,本校生を含む7チームの中学・高校生が参加しました。

 この「Mono-Coto Innovation」は,中高生に向けた「既存の枠にはまらない独創的な発想力と実践力」を育むプログラムであり,企業が提示するテーマに対して中高生がチームでアイディアを考えプロトタイプを制作し企業に提案するというプロセスを通じて,「最先端の技術やテーマを理解し考える力」「仲間と協力してやり遂げる力」「主体的に学び行動する力」を身に付けることが出来る,競争型アイディアコンテストです。
 今年の7月末に京都で初めて行われました地方大会(昨年度の第1回大会は東京大会のみでしたが,今年は東京・山形・京都の3つの地方大会が行われています。)には,15校から約60人の応募があり(本校からは5名が応募),21チームが出来上がりました。
 京都大会のテーマ企業は3社で,それぞれの企業につき,上位3チーム(合計9チーム・約30人)が京都大会決勝に進出しています。決勝までの間に数回行われるサポートワークショップの最終回として,今回の「相互フィードバック及びアイディアの伝え方」ワークショップが開催されました。

 主催者である西山恵太さん(CURIO SCHOOL)の進行により,まずは「本日やること」と「チームごとの状況」の確認です。今回のワークショップの内容は大きく3つ,
 ・プロトタイプレビューとフィードバック
 ・地方決勝のルールや発表順等を確認する
 ・アイディアの伝え方やプレゼンテーションについて知る
で,1つ目の「プロトタイプレビュー」(各チーム約3分)に向けて,チームごとに30分間ミーティングを行いました。チームによってメンバーの揃い具合に差がありますが,メンターの学生も入りながら,《アイディア・プロトタイプの内容》《チームのフェーズ(デザイン思考のプロセス【「(1)理解と共感」「(2)問題の定義」「(3)アイディア発想」「(4)プロトタイプ&テスト」】のうち,今どのあたりにいるのか)》《チームが抱える課題》を確認し,考えを深めていきました。
 その後,チームごとに持参したプロトタイプ(のタネ)を示しながら,現状と見通しを発表しました。「シーンやイメージをはっきりと」「丸くならないで面白いところを尖らせよう」等,多くのアドバイスがありました。
 休憩の後,約20分間,再びチームごとに指摘事項を踏まえて話し合いを行いました。(ここまでで約半分強の2時間10分が経過していました。)

 そして,地方決勝の審査基準や審査員,発表に当たっての時間配分やチームの順番について発表があった後,「アイディアを伝える表現ワークショップ」ということで,“アイディアを伝えるのに効果的な方法はストーリーで語ること”“before→afterが想起しやすいように,何をどのように伝えるかを工夫することが大切”等,踏まえるべきポイントを丁寧にレクチャーして下さいました。その上で,「アイディアのストーリーを4コマ漫画で表現する」「それを寸劇にして演じてみる」といった作業をグループごとに行い,相互に発表しました。迫真の演技で盛り上がったり,やってみて整理が必要であることに気付いたりと,グループごとに手ごたえや改善すべき点を感じているようでした。
 最後に,プレゼンテーションを魅力的にするテクニックの紹介があり,「アイディアの核になるキャッチフレーズを考えよう」ということで,グループごとに,アイディアの特徴をあぶり出しながら,シンプルでインパクトのある表現を探っていました。

 決勝当日まであとわずかですが,アイディアに更に磨きをかけて下さい。期待しています!

[京都大会決勝に進んだ本校の生徒(いずれも1年生)]
 小林美奈さん・川村遼大さん
  テーマ企業:日本電産株式会社
  チーム名:Hamily(他校の中学生とともに3名で構成)
  アイデア:回る筆箱(取り出したいものをボタン一つで取り出せる
            筆箱)

 野稲大樹さん
  テーマ企業:パナソニックES住宅設備株式会社
  チーム名:INVITE (他校の高校生2名とともに3名で構成)
  アイデア:お風呂を美容院に変えるアイデア

[今後の大会日程]
 ・京都大会決勝
  11月6日(日) 会場=京都工芸繊維大学・60周年記念館
    各テーマにつき1チームが全国決勝に進出。
    (全国大会に向けても,さらにブラッシュアップを行います。)
 ・全国決勝
   4月1日(日) 会場=日本科学未来館・未来館ホール
    東京,山形,京都の地方大会を勝ち残ったチームの中から
    Best of Bestを決定。
     ※優勝賞品は米国シリコンバレーツアー(4泊6日)

[写真]ワークショップの様子
    ※3段目は,寸劇の一コマです。

画像1

2年進路保護者説明会を行いました!

 10月22日(土)13時30分から,7階大講義室にて,第2回2年進路保護者説明会を実施しました。

 初めに,竹田校長から,つい先日(10月20日[木])行われた2年生の「受験生宣言」をきっかけに,「ひとり」になって学習をする大切さについてまずお話がありました。そして,現役生はぎりぎりまで粘って力をつけていくことから,模試の判定に一喜一憂することなく,「家庭・学校が協力して,見守り・支え・励ましていきましょう」と呼びかけていました。

 続いて,駿台予備学校京都校の川本学校舎長から,「親子でのりきる大学入試」と題した講演があり,「受験勉強の意義」「大学入試の現状」「夢の実現に向けて〜受験勉強とは」「家族は受験生をどう支えるのか」という内容でお話し下さいました。
 「大学受験や受験勉強は自分を成長させるチャンス」「『入れる大学』を探すのではなく,『入りたい大学』・『入るべき大学』をあきらめずに,粘り強く努力を続けることが大切」とした上で,「まずは学校の授業を軸に基礎学力の定着と学習習慣の確立を」「偏差値や合格判定は模擬試験の時点での位置であり,本当の勝負は入試日当日である」「保護者の方は無関心でなく干渉しすぎず,見守る姿勢でいてほしい」等々,御経験談を盛り込みながらの,盛り沢山で有益なお話でした。

 さらに,進路指導部の久保先生から,「模擬試験の結果を踏まえた13期生の現状及び受験生宣言の意義」について,去る10月5日に行いました2年進路アセンブリで生徒たちに説明した内容を中心にお話いたしました。「受験生だから今すぐ部活をやめなさい,といっているわけではない。部活引退後の切り替えをスムーズにするため,生活スタイルの優先順位を変えていく。何をどれだけするか(できるか)を計って,受験生になる準備を虎視眈々と進めること」等,スライド資料やプリントをもとにして分かりやすく御説明していました。

 最後に,2年学年主任の富永先生から,まずは,西京祭文化の部や受験生宣言の写真を示しながら「行事をしっかりと仕上げていくには力がいるが,この学年はポテンシャルがある。」と13期生の最近の様子を御紹介しました。そして,「“受験生”というと合格することばかりを意識しがちだが,“合格すればどこでもいい”というわけではない。受験生宣言を期に,お子様方には『西京を選んだ理由』をしっかりと思い出し,将来を見つめて志望を高く一歩を踏み出し頑張っていただきたいと思っています。」と述べられました。また,後期進学補習受講にあたっての心掛けや3年に向けての科目登録等についても御説明しました。

 長時間の説明会でしたが,保護者の方々は終始熱心な表情で話に聞き入って下さいました。お忙しい中多数御参加下さり,誠に有り難うございました。

画像1

3年アセンブリを行いました!

 10月20日(木)7限,7階大講義室にて,3年学年アセンブリを行いました。これは,昨年に全員で行いました「受験生宣言」からちょうど1年のこの時期に,学年全体として意識を今一度高め,目指す大学に向けての“個人戦”をうまく乗り切っていけるように企画したものです。

 はじめに学年主任の岡本先生から「12期生は昼休みの学習室利用者も多く,いいモチベーションでこの時期を迎えられている。センターまでいよいよ3か月を切ったので,全員が一丸となり,お互いに励まし合いながら受験を戦っていこう!」との激励の言葉がありました。

 続いて,2年生受験生宣言激励を終えてメモリアルホールから走りながら入って来られた竹田校長先生からは,「3年生の今の時期は,陸上競技の400メートルで言えば,まだ第三コーナーを回ったばかり。まだ力んではいけない。第四コーナーを回った最後の直線でトップスピードが出せるように,今は力を溜めながらこの時期を乗り越えてほしい」と力のこもった熱い激励をいただきました。

 最後に進路部の久保先生から,マーク模試(9月実施)と記述模試(7月実施)のデータ分析結果の紹介があり,「“あと数週間の時間が足りなかった”“もっとできたんじゃないか”という思いを君たちにはしてほしくない。自分で頑張りどころを作って,しっかりと“あと数週間”を埋めてほしい」との言葉をいただきました。

 本日のアッセンブリで共通しておっしゃっていたのは,「現在の自分の成績の範囲内で“行ける大学”を目指すのではなく,あくまでも自分のライフプランや使命感に基づいて選んだ“行きたい大学”(あるいは“行くべき大学”)をしっかりと目指して努力を続けてほしい。最後の最後まで力は伸びる。」「敢えて困難な道に挑戦することを通して,成長してほしい。遠くの目標をしっかりと見据え,自分の将来にとってベストの選択を。」ということでした。

 センター試験まであと85日(10月20日現在)となりました。皆さんの健闘を祈っています。
 頑張れ,12期生!!

画像1

2年生が「受験生宣言」を行いました!

 10月20日(木)7限,7階メモリアルホールにて,2年生(13期生)が「受験生宣言」を行いました。エンタープライジング科1期生から続く本校恒例の行事で,生徒たちが各期生のカラーを生かして創意工夫をしながら行っています。毎年ふたを開けてみないとどんな「宣言」をするのかはわからず,生徒たちも教員も,どきどきわくわく期待をふくらませながら当日を迎えました。

 冒頭の挨拶で竹田校長は,「13期生のいまの雰囲気は明るく頼もしい」「受験生宣言をきっかけに,『ひとり』になろう。『ひとり』で学ぶことを意識しよう」と,「個人戦」がスタートする生徒たちにエールを贈られました。続いて,富永学年主任から,「生活スタイル・学習スタイルを見直し,学習の質と量を高めよう」「『受験生』というと大学に合格することが目標に見えるが,大学で終わりではなく,未来につながるものであり,未来に向かって一歩を踏み出そう」と激励の言葉がありました。

 続いてクラスごとの「受験生宣言」です。代表生徒2名が司会進行をつとめました。文化祭で行った演劇のキャラクターで発表を行うクラス,動画で歌詞をスクリーンに映しながら歌を披露したクラス,合唱で見事なハーモニーを披露したクラス,寸劇を演じたクラス等,思い思いの趣向で元気に<宣言>し,受験生として気持ちを切り替えるぞという意気込みを,それぞれの形で表現していました。盛り上がりと笑いがある中にも,静かな決意が感じられる13期生の受験生宣言が終了しました。

 この「受験生宣言」を一つの契機としてこれまでの意識を切り替え,取組が甘かった点を見直し,新しい気持ちで仲間とともに日々邁進してほしいと思います。
 自分の道を切り拓くため,ガンバレ 13期生!

画像1

3年生進路保護者説明会を行いました!

画像1
 10月15日(土)13時30分から,3年生(12期生)の保護者の皆様を対象に,第2回進路保護者説明会を7階大講義室にて行いました。御家庭と学校とで指導方針を共有して意思疎通を図るため,26年度から,入試直前のこの時期に説明会を設定させていただいております。お忙しい中,200名を超える保護者の皆様が御参加下さいました。誠にありがとうございました。

 初めに,竹田校長からの御挨拶です。
 「この時期の受験生はまだ第三コーナーだ」「模擬試験の判定は,Aは危ない,Bはビビれ,Cはチャンス,Dは大丈夫,Eはいける!」等,生徒たちが耐え,頑張り切れるよう,あきらめずに最後の最後まで支えていきましょう,と呼びかけていました。

 次に,駿台予備校京都南校校舎長の川道様から,全国の受験生の現状について,「現在は“大学全入時代”と言われているが,どんな大学でもいいから入学するというのは意味がなく,後悔が残る」ということや「20年前の受験生と比べて,今の受験生は保護者のサポートを望んでいる」といったお話がありました。

 そして,進路部長の坂根先生から,志望校出願に関する手続き面でのスケジュールを含む今後の指導予定をお伝えし,あわせて12期生の現状について,模擬試験のデータを示しながらお話ししました。「12期生は本当によく頑張っており,例年と比べても優秀です」など率直にお伝えし,保護者の皆様の表情も少し和らいでいました。

 最後に,3年学年主任の岡本先生から,生徒たちに日頃どのような指導をしているのかについて,説明がありました。安易に教科を絞らないということや,自分の意思をしっかりと保護者にも話し,本気だということを保護者に態度で示していこうということを,生徒に伝えるのと同じように,保護者の皆様にもお話ししていました。

 生徒たちは全体的に落ち着いており,粘り強く深く学習に取り組む様子が見受けられます。残された時間はあとわずかですが,12期生の支えとなれるよう,3年担任団,進路指導部,教科担当者が一丸となって質の高い進路指導を推進していく所存です。御家庭と学校とがしっかりとタッグを組んでお子様を良い形でサポートできればと思いますので,今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 12期生の皆さん,希望する進路の実現に向けて,「あせらず・あわてず・あきらめず」に,妥協することなく,全力で頑張って下さい!

後期始業式を中高合同で行いました!

 10月13日(木)9時から,西館2階アリーナにおいて,平成28年度後期始業式を中高合同で行いました。

 校歌斉唱の後,中1から高3まで約1,200人の生徒を前に,田頭章宏高校副校長から「4月に授業が始まってから約半年で前期が終わりました。後期は約5か月半で終わります。前後期の切り替えのこの時期をよい機会として,“今やるべきことは何なのか”を考え,“年度が終わる際にどのような自分になっていたいか”を想像し,後期に向けての目標をしっかり持つようにして下さい。また,社会にはいろいろな人がいる中で,いわゆる“他者理解”がしっかりできる人になって下さい。いじめもしないことはもちろん,許さない気持ちを強く持って学校生活をおくってほしいですし,“公共交通機関における乗車マナーをしっかり守る”ことを改めて意識して下さい。」と講話がありました。(竹田校長が出張で不在のため。)

 続いて,京都府中京警察署生活安全課の原田立志警部にお越しいただき,「非行防止教室」ということで,約20分間,「(1)自転車には必ず鍵を取り付ける(鍵が壊れている生徒に鍵のプレゼントもありました!),(2)SNSやインターネットにおけるトラブル,特にネット上で知り合った人に簡単に個人情報を教えない,(3)薬物依存の恐ろしさ」ということを中心に,盗撮・痴漢行為などに対する注意喚起も含めて,実際に起こった事例を交えながら詳しく講義して下さいました。短い時間でしたが,わかりやすく,たくさんの内容に触れていただきました。毎日の生活を安全に楽しく過ごすためにも,注意を怠ることのないようにしたいものです。お忙しい中,御講話下さいました原田様,大変ありがとうございました。

 その後,中学生退場後に高校だけで部活動の伝達表彰を行いました。最後に諸連絡を行って始業式は滞りなく終了し,生徒たちはこの後2限から7限まで,通常通り授業に臨みました。

画像1
画像2
画像3

Mono-Coto Innovation2016京都大会の「表現ワークショップ」に本校生が参加しました!

 10月8日(土)午後1時から5時まで,京都工芸繊維大学15号館2階「TECH SALON」を会場に,「創造力の甲子園 Mono-Coto Innovation2016 」(主催:株式会社CURIO SCHOOL・株式会社O2)京都大会決勝進出者を対象としたワークショップが開催され,本校生3名を含む中学・高校生約20名が参加しました。

 この「Mono-Coto Innovation」は,中高生に向けた「既存の枠にはまらない独創的な発想力と実践力」を育むプログラムであり,企業が提示するテーマに対して中高生がチームでアイディアを考えプロトタイプを制作し企業に提案するというプロセスを通じて,「最先端の技術やテーマを理解し考える力」「仲間と協力してやり遂げる力」「主体的に学び行動する力」を身に付けることが出来る,競争型アイディアコンテストです。
 今年の7月末に京都で初めて行われました地方大会(昨年度の第1回大会は東京大会のみでしたが,今年は東京・山形・京都の3つの地方大会が行われています。)には,15校から約60人の応募があり(本校からは5名が応募),21チームが出来上がりました。
 京都大会のテーマ企業は3社で,それぞれの企業につき,上位3チーム(合計9チーム・約30人)が京都大会決勝に進出しています。決勝までの間に数回行われるサポートワークショップの一つとして,今回の「表現ワークショップ」が開催されました。

 前半は,チームごとのミーティングを行いました。部活やテスト,検定試験等で忙しい中学・高校生たち。なかなか集まる時間がない中で企画を掘り下げていかねばなりません。約1時間,メンターの学生にも入ってもらいながら,考えを深めていきました。
 その後,「現在の状況の発表とそのフィードバック」(約45分)及び10月23日(日)の次回ワークショップまでの2週間で何をどのように進めるかについての「グループごとの話し合い」(約35分)を行いました。
 どのチームも試行錯誤を繰り返しているようで,フィードバックでは,「他と違うものを,と考えすぎるとアイディアがぶれてくる。インサイトをしっかりと。」「ちょっと考えるだけで次,また次とアイディア出しのループにはまるのではなく,プロトタイプをまず作って試し,じっくり考えることも必要。」「決勝の日まで,残された時間が限られている。残り1箇月弱,プロセスマネジメントの視点も大切になる。」等のアドバイスをもらっていました。

 休憩をはさんで,各種センサーデバイスの説明やデモンストレーションを全員で受けた後,「制御系」(様々なセンサーデバイスに触れながら,アイディアの引き出しを増やし,表現方法を高めるI/Oワークショップ)・「デザイン」(アイディアの可視化・共通言語化・・・コンセプトや価値をビジュアルで握る)2つのグループに分かれて約90分間のワークショップが行われました。

 制御系のグループは,主に「MESH」【ボタン・LEDライト・センサー[明るさ・動き・温度や湿度等]等の機能を持ったブロック形状・消しゴムサイズの電子タグをアプリ上でつなぐ<Bluetoothによりワイヤレスで連携しますので,実際の配線は不要です。>ことにより,IoTを活用した多彩な制御が可能となるセンサーデバイス】を用いて,丸めた紙と組み合わせて“勇者の剣”を作ったり,モーターとつなげてみたりと,可能性をいろいろと試していました。
 デザイン系のグループは,“右脳をガンガン使いながら”MOOD BOARD作りを行いました。まずはウオーミングアップとして,「世の中のものはすべて○△□で描ける」というコンセプトでペットボトルを描いたり,制限時間内(2分,1分,10秒等)で隣の人の似顔絵を描いたりしました。その後,インターネットで画像検索をしながら,自分のイメージを可視化・拡張していく作業をしました。出来上がったボードはそれぞれの個性あふれるものとなりました。

 どちらのワークショップ生徒たちの見方・考え方を広げ,発想・表現を豊かにする仕掛けがたくさん詰まったものでした。
 決勝に向けて,アイディアに更に磨きをかけて下さい。期待しています!

[京都大会決勝に進んだ本校の生徒(いずれも1年生)]
 小林美奈さん・川村遼大さん
  テーマ企業:日本電産株式会社
  チーム名:Hamily(他校の中学生とともに3名で構成)
  アイデア:回る筆箱
       (取り出したいものをボタン一つで取り出せる筆箱)

 野稲大樹さん
  テーマ企業:パナソニックES住宅設備株式会社
  チーム名:INVITE (他校の高校生2名とともに3名で構成)
  アイデア:お風呂を美容院に変えるアイデア

[今後の大会日程]
 ・サポートワークショップ
  10月23日(日)13時〜17時
    相互フィードバック(村田機械株式会社)
 ・京都大会決勝
  11月6日(日) 会場=京都工芸繊維大学・60周年記念館
    各テーマにつき1チームが全国決勝に進出。
    (全国大会に向けても,さらにブラッシュアップを行う)
 ・全国決勝
   4月1日(日) 会場=日本科学未来館・未来館ホール
    東京,山形,京都の地方大会を勝ち残ったチームの中から
    Best of Bestを決定。
     ※優勝賞品は米国シリコンバレーツアー(4泊6日)

[写真]
 1枚目 前半のミーティングやフィードバックの様子
 2枚目 ワークショップ(制御系)
 3枚目 ワークショップ(デザイン)

画像1
画像2
画像3

10月12日まで,高校は秋季休業です!

 本日(10月7日[金])から,高校は秋季休業に入りました。(附属中学校は,前期分の普通授業を継続中です。)
 この期間,部活動で校内外での練習や試合等を行ったり,学年全員で校外での模擬試験を受験したり,学習室で黙々と勉強に打ち込んだり,あるいは「秋課題」に集中して取り組んだりと,それぞれの目的や課題に応じて熱心に取り組む西京生の姿が見られます。
 3年生希望者は,1コマ90分の時間割に従って,「発展物理」「倫理」「京大現代文」等の講座に分かれて「秋季進学補習」に取り組んでいます。(希望者のみで,約210名が受講予定です。)
 生徒の皆さんには,普段できないことにじっくりと取り組めるよい機会ですので,有意義に過ごしてもらえればと思います。

 
[写真]
 3年秋季進学補習の様子

画像1画像2

西京祭体育の部 その5

 最後のプログラムである高校クラス対抗リレー・中高合同色別対抗リレーで今年の体育祭も大きく盛り上がりました。クラスの友情と団結を深め合いながら,今年の体育祭も無事終了しました。保護者の皆様,早朝から多数ご来校いただき誠にありがとうございました。
 また,閉会式終了後,引き続いて高校前期終業式も行いました。明日(7日)から12日(水)まで,高校は秋季休業に入ります。

 最後になりましたが,本校近隣にお住まいの皆様,本日は大変ご迷惑をおかけいたしました。深くお詫び申し上げます。今後とも本校教育に御理解賜りますよう,お願い申し上げます。

[結果]
 色別総合順位
  優勝=青組,2位=赤組,3位=黄組
 学年別総合順位
  1年 優勝=1組,第2位=3組,第3位=2組
  2年 優勝=6組,第2位=2組,第3位=3組
  3年 優勝=2組,第2位=5組,第3位=6組

[写真]
 1枚目
  上段〜中段  クラス対抗リレー(高校)
  下段     色別対抗リレー(高校)
 2枚目
  上段左    閉会式(結果発表)
  上段右    閉会式(表彰)
  下段左    閉会式(校長講評)
  下段右    高校前期終業式(校長挨拶)

画像1
画像2
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
全日制
10/28 大掃除
10/29 1・2年進研記述模試 3年進研駿台共催マーク模試 1年進路FW保護者説明会
10/30 3年全統記述模試(外)
10/31 月4567 個別懇談会
11/1 火4567 個別懇談会
11/2 水4567 個別懇談会
京都市立西京高等学校
〒604-8437
京都市中京区西ノ京東中合町1
TEL:075-841-0010
FAX:075-822-5702
E-mail: saikyo@edu.city.kyoto.jp