京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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「京都賞高校フォーラム」に向けた第1回事前学習会を行いました!

 10月31日(金)16時45分から,7階大講義室にて,「京都賞高校フォーラム」に向けた第1回事前学習会を行いました。
 この学習会は,来る11月13日(木)午後に行われます京都賞高校フォーラム(基礎科学部門受賞者エドワード・ウィッテン博士による御講演「粒子,波,そして弦へ」)に参加する1年生を中心とする生徒たちに向けて,事前に知っておくとよい内容を,生徒スタッフ(1年生20名,2年生5名)がパワーポイントの資料を用いて発表するというものです。
 部活動や補習等の関係から,生徒スタッフ25名を含む合計77名の参加希望者(1年生70名,2年生7名)全員の参加はかないませんでしたが,それでも90%以上となる70名の生徒が集まってくれました。
 今回の学習会では,「京都賞について」「エドワード・ウィッテン博士について」という2つのテーマで発表を行いました。参加した生徒たちは,京都賞の理念やこの賞が世界的にも権威のある国際賞であること,また博士の異色の経歴と数学と物理学との相互発展に大きな貢献をされてきたこと,等を中心に学びました。また,発表後の質疑応答では他の部門の受賞者についての質問が出る等,講演会に向けての期待の高さを感じました。
 次回の第2回事前学習会は高校フォーラム前日の11月12日(水)に行う予定です。内容は,エドワード・ウィッテン博士の京都賞授賞理由(超弦理論の推進による数理科学の新しい発展への貢献)から,<超弦理論>についての学習です。非常に難解なテーマに生徒たちは挑んでいますが,必ず成功させるという意気込みで熱心に準備を進めています。
 より深く知ることによって,疑問点もたくさん出てくると思います。せっかくの機会ですので,できるだけの準備を行って講演会に臨んでほしいと思います。
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2年進路保護者説明会を実施しました!

 10月25日(土)13時30分から,7階大講義室にて,第2回2年進路保護者説明会を実施しました。

 初めに,村上校長から,10月10日(金)に行われました受験生宣言を機会に,「言われてする勉強」から「自分のために,自分に必要だからする勉強」に転換しよう,というお話がありました。これまで生徒たちは誰かから何かを提示されたり言われたりしたことをこなしていくという勉強方法だったと思うが,大学入試は大きな関門であり,今までと同じでは壁を越えられない。大学受験を契機として,自ら目標を設定してそれに到達する過程を考え実行するという,社会人に必要な姿勢を身に付けることが重要であり,家庭・学校ともに協力して,見守り・支え・励ましていきたいということでした。

 続いて,駿台予備学校京都校の西尾年史校舎長から,「親子でのりきる大学入試」と題した講演がありました。保護者の皆様が受験を経験されたころとは状況が大きく変わっており,親として受験生を支えるためには知識が必要なので,お子様と同じ目線で受験について話ができるように,今の受験についてお話をしたい,というところから,大学入試の現状・難関大入試を目指すことの意義や具体的な方法等について,豊富な資料や多くの受験生を指導してこられた御経験を駆使してお話しくださいました。
・新課程入試については,現2年生はほとんど影響がないので心配無用。
・受験は人生に一度だけの機会だから,妥協する必要はない。安易な選択に流されず,納得受験・納得人生を!
・求められているのは挑戦心や志。社会から若者への要求はどんどん高まり,出発点が上がっている。将来を見据えて自分を鍛える必要性がある。
・今届く目標で満足するのではなく,高い目標を設定して努力することに意味がある。本当に入りたい大学を目指して努力し,優れた環境で学び,就職の壁を乗りこえて,社会で活躍していってほしい。
・大学受験を子どもの成長・自立のチャンスととらえ,苦労して合格を勝ち取る喜びを味わわせてほしい。
・受験に必要なものはまず基礎学力の定着であるから,学校の授業を大切にすべき。
 また,サッカー日本代表元監督イビチャ・オシム氏の「リスクを冒して攻める。その方がいい人生だと思いませんか」「限界には,限界はない」といった言葉も引用しながら,「現役生の武器は何と言っても『集中力』と『勢い』」。一方受験生の気質は以前と比べて変化しているので,しっかりサポートする必要がある」等々,盛り沢山で有益なお話でした。

 さらに,坂根進路指導部長から,7月の進研模試の結果を受けて,11期生の現状について説明がありました。中だるみを(している人は)ここでなんとかしよう,と9月11日のアッセンブリで生徒に呼びかけたという報告。さらに,受験生宣言の日に生徒に話した受験生宣言の意義と,それを生かすためのアドバイスについてのお話でした。

 最後に,2年担任団の五十嵐先生から,11期生の最近の様子について話がありました。2年生は10月20日から「朝予習キャンペーン」を実施しているが,先週は生徒たちがいい感じで勉強してくれていることなどをお話しし,教師の側も「授業を大事に」ということを一層肝に銘じたい,と締めくくりました。
 
 長時間の説明会でしたが,保護者の方々は終始熱心な表情で話に聞き入っておられました。また,時折の講師のユーモアに笑いが起こるなごやかな会でした。お忙しい中多数御参加下さり,有り難うございました。
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情報科の授業で「プレゼン大会」を開催しています!

 1年生の情報科の授業「社会と情報」では,夏休みから新聞記事を用いた探究活動を行ってきました。これは,マスメディアの発信する情報をうのみにせず,背景を自ら調査して関連する知識を集め,それらをもとに多角的な視点から考察してレポートにまとめていく取組です。生徒たちは9月に個人レポートを完成させ,10月以降はレポートの内容をさらに発展させてグループで発表する「プレゼン大会」を各クラスで実施します(会場は大きなスクリーンのある7階大講義室で行います)。この活動を通して,社会に溢れているマスメディアなどの情報に対して多角的視点をもって主体的に考察を行い,その結果を相手に的確に伝えるといった「真の情報活用能力」を身につけていきます。また,プレゼンテーションの資料作成や発表を協力して行ったり,聴衆として他のグループの発表を聴いて質問や評価を行ったりすることで,本校が育成したい力である「3つのC(コンピテンシー)」の中の「コミュニケーション能力」の向上にも資するものです。
 10月24日(金)の2・3限には,トップバッターとして1年6組前半の発表が行われました。この日の授業は,第40回全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET京都大会・10月24日と25日の2日間の日程で南区の京都テルサを主会場に開催)の「公開授業校」(8校)のうちの一校にもなっており,全国から約40名の先生方も参観に来られました。
 生徒たちは初めは緊張した面持ちでしたが,徐々に緊張もほぐれ,どの班も綿密に準備されたプレゼンテーションを堂々と行っていました。発表内容はレポートよりもさらに考察を深められており,メディアリテラシーの重要性をしっかり理解できているものばかりでした。発表後の質疑応答も活発に行われ,議論がさらに深まり,充実した時間を過ごせたのではないかと思います。
 来週以降も11月末にかけて,各クラスでプレゼン大会が続いていきます。「内容」が最も重要であるのはもちろんのことですが,しっかりと伝わるよう,効果的な説明順序の構成,シートの文字の大きさや色遣いの工夫,話すスピードやアイコンタクト等にも注意を払って,「伝えたい」という気持ちをストレートに出してください。
 12期生の活躍に期待しています!

本日の発表タイトル一覧(発表順)
 4班:メディアのあり方,使い方
 1班:集団的自衛権と印象操作
 2班:LINEいじめ,なくせばいじめは減るか
 7班:ICT教育の可能性
 9班:休憩する偽ミッキーマウス


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1年生海外フィールドワーク「秋課題」発表会を行いました!

 10月23日(木)6・7限に,1年生海外フィールドワーク秋課題「何するリサーチ」の発表会を行いました。この課題はフィールドワーク(以下,FWと略します)での行動班を決定する大きな鍵となるもので,コースごとの所属生徒人数によって会場を分け,7階メモリアルホール,6階のホームルーム教室(4会場)やエンタープライズ演習室,4階会議室の7会場で実施しました。
 本校では,10期生まで上海1コースで行っていました海外FWを,昨年度の11期生から内進生・外進生ともにシンガポール,マレーシア,タイ,ベトナム,ハワイ,上海,グアムの7つのコースに分かれて行う「コース選択制」に改編して実施しています。コース選択制のもとでの2回目の実施となる今年度は,昨年度の取組結果を踏まえて,さらによい研修にしようと学年を挙げて取り組んでいます。
 6月に行われました「エンタープライズ発表会」(2年生から1年生へのFWの取組内容伝達発表の会です)への参加や何回かにわたる希望アンケートを踏まえ,7月末に各自の参加コースを決定し,その後各自が希望のコースについて研究する「夏課題」とその発表会を経て,秋休みに「自分の参加するコースで実際にどんな課題をもって具体的にどんなことをしたいのか」をまとめる「何するリサーチ」に全員が取り組みました。今回の発表会では,各コースに分かれて各コース独自の運営で相互に「海外FWで具体的に何をしたいか」についてグループ内でそれぞれが発表し,コース全体で内容の交流を行いました。(人数の少ないコースはグループ分けはせず,全員で輪になって行ったりしました。)
 本校ではさまざまな学校行事で生徒が中心となって運営を担っていますが,海外FWも生徒によるボランティアスタッフである「FW委員」が中心となって,各コースの企画立案・運営を行っています。コースによって参加生徒数(10名から80名)もまちまちで課題もそれぞれに異なる状況ですが,FW委員たちは教員のアドバイスを受けながら,1組から7組までばらばらに散らばっている自分のコースの生徒たちへの連絡,意見の集約やコース別会議・発表会の運営等に主体的・積極的に取り組んでいます。
 今回で2回目となる発表会ですが,今回初めて司会進行を担当した生徒もおり,準備や経験の不足からなかなか思うように行かなかったコースもありました。しかし生徒たちはこのような試行錯誤や小さな失敗を積み重ねながら経験を積み,その経験を自分の成長の糧に変えていってくれることと思います。
 御家庭でも,生徒たちの取組を温かく見守っていただければと思います。また,学校としましても関係機関と連携を取りつつ,各地域の情勢を引き続き注視し,治安状況や健康への影響等につきましても確認をしながら,慎重に準備を行ってまいります。今後とも御協力よろしくお願い申し上げます。
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3年生進路保護者説明会を行いました!

 10月18日(土),3年生(10期生)の保護者の皆様を対象に,第2回進路保護者説明会を7階大講義室にて行いました。従来3年生の秋には説明会を設けておりませんでしたが,数学と理科における「新課程」入試初年度にあたる本年,エンタープライジング科初の試みとして,この説明会を設定させていただきました。

 まず,村上校長は,冒頭の御挨拶の中で,なるべく多くの生徒さんに第一志望に合格してもらいたいという本校の思いと,保護者も最後まで気持ちを強く持ち続けることの重要性についてお話しさせていただきました。これは,一人一人の生徒たちが進学後に「やる気」のおきる大学に行き,充実した学生生活を送って社会で活躍できることが大切であると常々考えているので,学校としては本人の今後のモチベーションアップにつながる選択であるかというところを重視して進路指導に当たりたいということが一つです。また,二次試験(前期)の結果が出て,もしもダメだったときに,すぐに後期に気持ちを切り替えられるかどうか,本人のメンタリティが大きくものをいいます。仮に(後期で出願した大学に)合格してもそこには行かないことになるかもしれないけれど,自分のこれまでの取組をしっかりと締めくくろう・自分のためにもうひと頑張りしようという気持ちを強く持って取り組めるかどうかが大きな分かれ目になります。保護者の皆様には,「もうこれでいいよ」ではなく,粘る・諦めない気持ちをお子様とともに持っていただき,御支援していただければと思っているというのが二点目です。これらのことを基盤に,御家庭と学校とでしっかりとタッグを組んでこれからいよいよ「シーズン」を迎える10期生諸君を支えていきたいと思います。

 次に,駿台予備学校京都校副校舎長の北西学氏から,昨今の大学入試の動向について概説していただきました。「3箇月後の今日は1月18日。センター試験2日目で,今頃数学を解いているころ」「理系は2日目の朝,時間に余裕がある。いかに過ごすかが重要」といったことや,「安易な妥協・安全策を取ることで不本意入学→再受験となり,逆に遠回りすることもある」「必要以上に既卒生を恐れることはない」「『入れる大学』ではなく『入りたい大学』を。第一志望には必ず出願」「大学入試は長期戦。体力・精神力は必須。保護者も忍耐力を!」等,資料を用いて丁寧にお話し下さいました。そして,平成27年度入試が強気の出願を貫くチャンスの年であることも,さまざまなデータをもとに強調して下さっていました。

 続いて,進路指導部の久保から,志望校出願に関する手続き面でのスケジュールと,過去の西京生のデータをもとに,現役生は直前まで学力が伸び続ける点,全生徒が専門学科生の本校ならではの,全員一丸となった学習環境の利点について紹介させていただきました。「現役生はこれからが本番」「明日受験するわけではない!を腹に据えて,判定よりも中身をしっかりと確認して次につなげることが大切」「チャレンジする気持ちを忘れず,本当に行きたい大学に向かってやり切る」等といったポイントを御説明し,最後に西京の伝統である『オセロ現象』(本気モードになっていく生徒たちがどんどん増えていく様子をたとえたもの)で御説明を締めくくりました。

 最後に,3年学年主任の景山から,「10期生の現状&卒業まで」と題して,模試結果に見る10期生の学力特性の御報告と,これから直前期にかけての本校の進路指導方針,旧課程入試からの変更点等についての御説明をさせていただきました。ここでもやはり,「前期試験が終わってすぐに切り替えて後期の準備ができる,というメンタル面の強さ」「今やるべきことをやり切る姿勢の大切さ」が強調されていました。

 公私ともにお忙しい中たくさんの方に御来校賜り,まことにありがとうございました。残された時間はあとわずかですが,10期生の支えとなれるよう,3年担任団,進路指導部,教科担当者が一丸となって質の高い進路指導を推進していく所存ですので,御家庭におかれましても,今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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上段 左:校長挨拶  右:会場の様子
中段 左:駿台北西氏説明  右:進路指導部説明
下段 左右とも:学年主任説明

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来年度選択科目の登録に向けた2年学年説明会を行いました!

 10月16日(木)7限ロングホームルームの時間を利用して,2年生(11期生)対象の来年度選択科目登録説明会を行いました。7階大講義室を会場に,理系・文系で前後半入れ替えの2部制方式で,学年の教科担当教員から,特に地歴公民科と理科にしぼって科目登録に関する注意事項と今年度の入試情報を詳しく説明いたしました。
 理科からは,理系については,イレギュラーな入試科目を持つ大学学部以外は基本的に理科の専門科目を2科目しっかりと学んでいくこと,また文系については,基礎科目2科目をしっかり習得すれば,ほぼすべての大学学部で受験が可能であること等をおさえました。
 続いて,地歴公民科からは,選択パターンで注意を要する部分について確認しながら,受験生宣言をしたこの時から,授業を大切にしながらしっかりと地道に本腰を入れて取り組んで行くことが大事である,と激励を込めて説明を行いました。
 今後,本登録に向けて,保護者の皆様との懇談内容も踏まえながら,本人の選択が妥当であるか,再確認してまいりたいと思います。

 最後に,2年生は来週から,『朝予習キャンペーン』を行います。朝できるだけ早くに登校し,8時30分から15分間はその日の授業の予習を各自で行うこととします。先週末の「受験生宣言」で,卒業生の先輩からも,朝型学習の経験談や,授業の中でしっかり理解する姿勢の重要性を11期生に伝えてもらいました。後期に入って折り返し地点にもなりますし,朝型のリズム作りと1限から授業に集中する姿勢作りを促すために,来週10月10日(月)から10月いっぱいまで取り組ませようと考えています。希望する進路の実現に向けて,一人一人の「覚悟」が大切です。 ガンバレ! 11期生

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1枚目 学年主任・理科から
2枚目 地歴公民科から
3枚目 会場の様子

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1年学年アセンブリを行いました!

 10月16日(木)7限,7階メモリアルホールにて,1年学年アセンブリを行いました。今回のテーマは大きく「コース及び選択科目本登録にあたっての注意」と「ボランティアスタッフ募集」の2つです。

 まず,教務・学事情報部の担当教員から,「コース(文理)選択・2年次選択科目」本登録に向けた最終説明を行いました。入学直後から何度となく生徒諸君への進路アセンブリや進路学活を行い,夏の京都大学オープンキャンパスにも参加してもらうなど,7か月間にわたって情報提供し,考え,実感してもらいながら,生徒自身が学ぶ動機を見つけた上で理系または文系のコース選択をできるように,学校としても取組を進めてきました。その集大成として,先に提出していただきました「仮登録」を踏まえて,保護者や担任等との相談結果なども考えあわせて,いよいよ「本登録」を行っていただきます。「自分はどのような形で社会に貢献するのか」「そのためにはどのような学びをしていくべきか」,もう一度じっくりと考えて決断してほしいと思います。決断した後は,実行あるのみです。可能性を自ら狭めることなく,興味関心を広く持って,何事も楽しみながら日々の努力を積み重ねていってほしいものです。

 次に,教育企画部長の富永先生から,学習合宿・フィールドワーク委員・学校説明会に続いて第4弾となる,「京都賞高校フォーラム」のボランティアスタッフの募集告知がありました。
 今年で30回目を数える「京都賞」は,本校学術顧問の赤崎勇先生(第25回)や,京都 大学iPS細胞研究所所長山中伸弥先生(第26回)らが受賞されたことでも有名な,稲盛財団により運営されている国際賞です。
 「京都賞ウイーク」では青少年育成プログラムの一環として「高校フォーラム」が行われており,赤崎先生の特別授業は平成21年11月に本校中高生のみを対象として本校大講義室で行われ,事前の広報活動や当日の進行等,6期生有志のスタッフが活躍してくれました。近年は京都大学との共催により,京都大学百周年時計台記念館を会場として,いくつかの高校から希望する生徒を募って実施されています。本校では,講演会の内容をよりよく理解するとともに質疑応答でも積極的に質問することが出来るよう,ボランティアスタッフを中心に事前の準備企画を実施し,参加希望生徒が集まって学習会を行っています。
 告知の後には,スタッフへの興味を示す生徒の他に,講演会を聴きたいと申し出る生徒もたくさんいましたが,講演会そのものの聴講希望生徒の募集は日を改めて行う予定です。

 さらに,第5弾として,中高一貫教育推進部長の岩佐先生から,「市立高校グローバルフェスタ2014」ボランティアスタッフ(12月13日[土]午後実施)の募集告知も行いました。
 この催しは,京都市立高等学校(全部で9校あります。京都市内に高校は52校あり,内訳は国立1・府立16・市立9・私立26[9月1日から立命館中高が長岡京に移転したため]です。「市高」は9校と数は少ないのですが,いずれも歴史と伝統・個性のある学校です。)のうちの普通科系5校が集い,各高校の魅力の一端を知っていただくため,今年初めて行うものです。
 特色ある授業を体験し,中学2年生の生徒の皆さんが高校における「学びの魅力」や,「高校でなぜ学び,何を学ぶのか」「将来,どんな生き方をするのか」を考えるきっかけにしていただければと考えております。
 本校が会場校となっており,その運営にあたるボランティアスタッフ応募の呼びかけをいたしました。先ほどの「京都賞高校フォーラム」との兼任も可能であり,アセンブリ終了後の希望者登録には,沢山の生徒が集まってくれました。このような,授業以外の活動も積極的に挑戦し見聞を広めることで,高い意識と幅広い知識を身につけていこうという姿勢を大切にしています。これらの活動の中におそらく偶発的なチャンスや出会いがあり,彼らの成長を促す触媒となっていくはずです。しかし,その偶発的なチャンスには,積極的に行動しない限り巡り合うことはないのです。そのような活動を,西京高校としてもこれからも応援していこうと考えています。

 最後にまとめとして,学年主任の岡本先生から「1年生後半の意識の持ち方によって今後の方向性が決まる」「西京生としての自覚を持って日々努力を」等の激励の言葉があり,アセンブリは終了しました。全体を通して生徒たちは真剣に話を聞いており,これからに期待したいと思います。
 ガンバレ12期生!

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上段 左: 学年主任から   右:会場の様子
中段 左: 文理選択等説明  右:スタッフ募集説明(京都賞)
下段 左: スタッフ募集説明(グローバルフェスタ)
   右: アセンブリ終了後のスタッフ応募受付の様子

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1年進路フィールドワーク保護者説明会を行いました!

 10月11日(土)午後,1年生の保護者の皆様を対象に,「1年進路・フィールドワーク(以下,FWと略します)保護者説明会」を行いました。

 はじめに村上校長の挨拶があり,本校学術顧問の赤崎勇先生が「ノーベル物理学賞」を受賞されたことや本校との御縁などを紹介され,世界に羽ばたくグローバルリーダーを育成する取組としての海外FWの意義と,それを2年生でさらに発展させた「第2回トップリーダー研修(UCバークレー研修)」についてお話しいたしました。
 次に,進路部から,文理選択に向けての留意点・模擬試験の結果から見る12期生の現状・今後に向けて確認しておきたいこと(これまでの振り返りの大切さや先輩たちの様子からわかる成功の秘訣など)について説明させていただきました。文理選択においては,「思考停止」に陥ることなく視野を広く可能性を広げる考えを持つとともに,易きに走らずしっかりと「自分で」決断することの大切さを,模試については,7月と8月の結果の推移を卒業生との比較も交えて解説し,入学後の頑張りしだいで成績は上下しており,今やるべきことは何なのかもう一度よく考え,しっかりと西京の指導の流れに乗って,主体的・計画的に力をつけてほしいということを,それぞれお話ししました。

 続いて,生徒による海外FWについてのプレゼンテーションを行いました。FW委員会広報部長・谷歩美さん(4組)の司会進行のもと,それぞれのコース長の生徒が,パワーポイントを使用してプレゼンテーションを行いました。どの生徒も創意工夫に富んだ個性あふれる発表を行い,コースの目標・特徴・魅力やFWにかける意気込みなどをユーモアも交えながら堂々と紹介していました。各コース長は,次の通りです。

 タイ・中山莉那さん(7組)
 シンガポール・田中直尭さん(2組)
 マレーシア・川瀬将嗣さん(1組)
 ベトナム・カンボジア・竹内 周さん(7組)
 ハワイ・坂野珠希さん(7組)
 上海・藤井瑠夏さん(4組)
 グアム・正田茉鈴さん(7組)

 そして,岡本学年主任から12期生の現状についての話があり,まず,FWについては,コース決定の経過や課題の発表会の様子などが紹介されました。また,学習面の現状と指導方針についての解説があり,なぜ学ぶのか,学ぶ意識の涵養について,また,文理選択に関しては保護者の方も一緒に考えていただければとの話がありました。
 岩佐中高一貫教育推進部長からはまずFW付添団の紹介があり,続いて,FWの目的や今後の進め方,パスポート管理のお願いやアレルギー対応等について御説明させていただきました。 
 最後に,取扱旅行会社(日本旅行)からの保険等についての御紹介で説明会は終了いたしました。

 選択制海外FWの実施に当たり,関係機関と連携を取りつつ,今後とも各地域の情勢を引き続き注視しながら,慎重に準備を行ってまいります。保護者の皆様,今後とも生徒たちの準備活動を温かく見守っていただきますとともに,御協力よろしくお願い申し上げます。
 お忙しい中多数御出席賜り,誠に有り難うございました。

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1枚目
 上段 左:学年主任挨拶 右:校長挨拶
 下段 左:会場の様子 右:進路部からの説明

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 1段目 左:後半司会の生徒 右:会場の様子
 2段目左右とも 「タイ」コースプレゼン
 3段目左右とも 「シンガポール」コースプレゼン
 4段目左右とも 「マレーシア」コースプレゼン
 5段目左右とも 「ベトナム・カンボジア」コースプレゼン
 6段目左右とも 「ハワイ」コースプレゼン
 7段目左右とも 「上海」コースプレゼン
 8段目左右とも 「グアム」コースプレゼン

3枚目
 上段左右とも 2年生のFW発表会の様子
 下段左:付添団紹介 右:FWについての説明
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2年生「受験生宣言」

 10月10日(金)6・7限「エンタープライズ2」の時間に,2年生(11期生)全員が7階メモリアルホールで恒例の「受験生宣言」を行いました。

 6限目は第1部として,先生方からの「激励メッセージ」と2年生各クラスによる「受験生宣言」を学年主任清水先生の司会で行いました。
 激励メッセージでは,まず村上校長から,「『受験生』として今日が君たちの二度目の入学式。心の切り替えを!」という言葉をいただきました。
 村上校長は,冒頭,本日が10月10日であることから50年前の10月10日(東京オリンピックの開会式)に御自分がどうであったかをお話しになり,「皆さんは50年後に何をしていると思いますか?」という話題から始められました。そして「『受験生宣言』などと言ってやっているが,本当は「高校生」「受験生」という区別などない。これまでは『高校生で受験生』だった皆さんが,これからは『受験生で高校生』になるんだという<切り替え>をしっかりとしてほしいからやっている。」「この前の日曜日(10月5日)に東京同窓会に行ってきた。エンタープライジング科の卒業生に高校の思い出を聞くと,土曜講座,追試などの話の他に,『受験生宣言はとてもよかった』と言っていた。しっかりと気持ちを切り替えて,良い高校生活を送ったんだなあと思いながら私は聞いていた。皆さんは入学から今日で1年半。次の1年半後にこの場所で卒業式を迎えることになる。その時にしみじみと『西京で良かった』と思えるように頑張ってほしい。」と述べられました。
 進路部長の坂根先生からは,「学業は,ひたすら愚直に真面目にこつこつと。」と,遠くの目標をしっかりと見据えながらの「日々の積み重ねの大切さ」を,2年学年主任の清水先生からは「やる気は出すもの。やればやる気も出る。授業を大切にし,授業で理解する姿勢をしっかりと継続してほしい。」と,それぞれ励ましの言葉をいただきました。
 続いてのクラスごとの「受験生宣言」では,各クラスの代表が前に出て,寸劇仕立てや漫才形式など,思い思いの趣向で元気に<宣言>し,受験生として気持ちを切り替えるぞという意気込みを,それぞれの形で表現していました。
 
 休憩をはさんで7限目は第2部として,生徒の司会により,卒業生による講演と対談を行いました。卒業生代表としてお招きしたのは,滋賀大学経済学部企業経営学科4回生・菅 沙也加 さん(6期生)と,京都大学農学部森林科学科3回生・櫻井 大介 さん(7期生)のお2人です。まずお二人にそれぞれお話しいただき,その次に生徒代表3名が加わって卒業生と2年生との対談(各クラスから事前にあつめた質問をもとに)という順序で進めました。
お話しの内容は主に次の通りです。
・明るい未来を想像して,明確な目標を立てよう。例えば,自分だったら「京都大学合格・陸上競技800mで日本一」など。
・「受験勉強」という別の何かがあるのではなく,今やっていることがまさに受験勉強そのもの。やりきれていないことがあったら,細切れの時間もうまく利用しながら,今できることを最大限しっかりと頑張ってほしい。
・土曜講座をペースメーカーとしてきっちり取り組み,部活の練習を欠けないように心がけた。そのために早めに寝て,朝に勉強時間を確保するようにした。
・西京の授業に無駄なものはない。しっかりと受けて,授業の中でしっかり理解するように気を付けていた。また,グループワークやポスター発表等,いろいろな活動もあるが,それらの経験や身に付けたスキルは大学のゼミや就職活動の面接でも生きてくる。
・「やりたいこと」はいろいろと変わるもの。「やる」という意志さえあればできる!

 年の近い先輩の言葉に,エンタープライジング科で学ぶことの楽しさや有難さを再認識したようで,生徒たちは熱心に聞き入っていました。

 この「受験生宣言」を一つの契機としてこれまでの意識を切り替え,取組が甘かった点を見直し,新しい気持ちで仲間とともに日々邁進してほしいと思います。
 ガンバレ 11期生!

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1段目 左:校長挨拶/右:進路部長激励
2段目 左:学年主任から/右:1組
3段目 左:2組/右:3組
4段目 左:4組/右:5組
5段目 左:6組/右:7組
6段目 左:後半司会の2年生/右:卒業生(櫻井さん)
7段目 左:卒業生(菅さん)/右:2年生を交えての対談

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3年生学年進路アセンブリを行いました!

 後期初日の10月9日(木),LHRの前半の時間に,7階大講義室にて3年進路アセンブリを行いました。内容は大学入試の出願から入学手続きまでのスケジュールと注意点の確認で,特に調査書発行依頼の手続と出願書類の用意等の留意点を中心に,進路部久保先生からこれからの入試準備の流れを説明していただきました。
 大学入試センター試験の出願も済み,3年生はこれから一人ひとり別々に入試本番に向けて準備・計画していくことが増えていきます。入試科目,試験日,出願期日,必要書類なども志望大学によって異なりますし,家庭学習時間の内訳や,週末・冬季休業中の学習計画なども,人それぞれになっていきます。自らの進路実現の可能性を自ら狭めてしまうことのないよう,「自己責任」の意識を高く持って着実に取組を進めて下さい。
 「一人前」を目標に掲げてきた10期生ですが,生徒たちも本格的に一人で考え行動し始めてきました。卒業に向け,逞しく成長してゆく10期生の姿に期待しております!

 学年アセンブリ終了後に全員で中庭に移動し,この時間の後半部分を利用して,卒業アルバム用の学年集合写真を撮影しました。この日はちょうど良いくらいの曇り空で光の当たり方もやわらかく,きれいに撮影することが出来たと思います。

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 1枚目 上段左右と下段左:学年進路アセンブリの様子
      下段右:集合写真撮影後に教室に戻っていく生徒たち
 2枚目 学年集合写真
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全日制
11/7 大掃除
11/8 第2回学校説明会
11/9 英検二次(本校会場)
11/10 後期教育実習開始(〜29日)
京都市立西京高等学校
〒604-8437
京都市中京区西ノ京東中合町1
TEL:075-841-0010
FAX:075-822-5702
E-mail: saikyo@edu.city.kyoto.jp