京都市立学校・幼稚園
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MONO-COTO INNOVATION 2016の実施説明会とワークショップを行いました!

 7月2日(土)模擬試験終了後の15時15分から,6階エンタープライズ演習室にて,MONO-COTO INNOVATION 2016の実施説明会とデザイン思考ワークショップを行いました。参加者は1年10名,2年5名の計15名で,講師はCURIO SCHOOL Founder(CEO)の西山恵太様です。スタッフの大学生4名とともにお越しくださいました。

 アイディアをカタチにして競い合う,創造力の甲子園「MONO-COTO INNOVATION」(「デザイン思考×教育」を展開する株式会社CURIO SCHOOLと製造業向けにコンサルティング事業を展開する 株式会社O2が共同で主催・運営)は,中高生に向けた「既存の枠にはまらない独創的な発想力と実践力」を育むプログラムです。企業が提示するテーマに対して中高生がチームでアイディアを考えプロトタイプを制作し企業に提案するプロセスを通じて,「最先端の技術やテーマを理解し考える力」「仲間と協力してやり遂げる力」「主体的に学び行動する力」を身に付けることが出来る,競争型アイディアコンテストです。
 昨年度の第1回大会は東京大会のみで,54校,120名の参加がありました。今年度は東京に加えて山形・京都でも地方大会が行われることとなり,本校でも,参加の呼び掛けとワークショップを行って下さいました。

 冒頭のイントロダクションでは,イノベーションやデザイン思考がなぜこれからの時代に必要なのかを,ネパールの保育器プロジェクトや駅のホームからの転落防止策等,デザイン思考を活用した事例を交えながら紹介し,デザイン思考のプロセスを説明して下さいました。そして,マインドセットとして,「他人の話を否定しない」「聞くと話すは50:50」「とにかく言ってみる,やってみる」の3点を示されました。
 続いて,約70分間のクラッシュワークショップです。2〜3人でチームを作り,テーマ「スマホの再定義〜〜ペアの相手に最も愛されるスマホをデザインせよ〜」が提示されました。
 最初のステップは「理解と共感」です。生徒たちは各自で高校生ならではの利用シーンを出来るだけ挙げ,そこから一つに絞って問題を2つの軸(頻度と困り度)で考えました。そして,シートを交換してインタビューを行い,問題を深掘りします。
 次のステップは「問題定義」です。ユーザーが言葉にはしない・気づいてはいないけれども本当は望んでいることを見つけ出します。このステップは割と難しい作業なのですが,西山様は「生徒の皆さんはロジカルに考えるのが得意なようで,多くの生徒がスムーズに考えを巡らせており,素晴らしいと感じました。」とほめて下さいました。
 そして,アイディア出し→フィードバック→プロトタイプ作成(今回はイラストを描く)へとステップが進み,最後のプレゼンテーションでは,「バラケー」や「ウオークナビ」等,生徒たちはなかなか面白いアイディアを発表していました。
 最後に,今回の「クラッシュワークショップ」のまとめと「MONO-COTO INNOVATION」の概要説明及び質疑応答を行って下さり,本日のプログラムは終了しました。

 このコンテストは中学1年生から高校3年生までが対象で,京都会場(京都工芸繊維大学KYOTO DESIGN LABにて開催)では7月29日から31日の3日間でキックオフイベント&予選を行い,京都予選決勝に進むチーム(各テーマ3チーム)を絞り込みます。その後11月6日に京都での地方大会決勝(1テーマにつき1チームを選出),4月1日の全国大会(東京・科学未来館)へと続きます。
 参加する皆さんの活躍を期待しています!

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全日制
7/12 大掃除
7/13 水1234 個別懇談会
7/14 木1234 個別懇談会
7/15 金1234 個別懇談会 大掃除
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