最新更新日:2024/04/30 | |
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中路融人記念館が東近江市に開館しました!
京一商第63回(昭和21年に「京一商」として入学された最後の学年です)で,京一商西京同窓会員・中路融人先生の作品の殿堂となる記念館が,4月17日(日)に開館しました。
これは,「東近江市近江商人博物館」の開館20周年を機に,東近江市名誉市民でいらっしゃる中路先生が,「私を育ててくれた故郷,湖国・東近江市の芸術文化の振興と青少年の情操教育のために」と,長年にわたり制作された作品52点を寄贈されたことを受け,広く鑑賞していただけるよう,開設されたものです。 オープン特別記念展は「中路融人の世界−湖国の風景に魅せられて−」と題し,7月24日までの期間中,22点の作品が展示されています。同窓生の皆様,ぜひ,御覧ください。 【中路融人先生について】 日本画家。昭和8年(1933年)京都市生まれ。 日展常務理事,日本藝術院会員,晨鳥社会長。 母上は滋賀県神崎郡五個荘町(現東近江市)の生まれで,幼時からしばしば滋賀を訪ねる。 昭和21年(1946年),京都市立第一商業学校(旧制,現京都市立西京高等学校)に入学。その後,学制改革に伴い,京都市立洛陽高等学校附設中学校に転入。 昭和24年(1949年),京都市立洛陽高等学校附設中学校を卒業し,旧制京都市立美術工芸高等学校絵画科(旧制から新学制の切り替えに合わせて同校はこの年に閉校し,9月からは京都市立日吉ヶ丘高等学校美術科となった。現京都市立銅駝美術工芸高等学校)に入学。 昭和27年(1952年),京都市立日吉ヶ丘高等学校美術科卒業。デザイン事務所に勤務し,テキスタイルデザイナーとして働きながら,作品制作をする(以後18年間,勤務を続ける。)。 昭和29年(1954年),晨鳥社に入塾し,山口華楊に師事。 昭和31年(1956年),第12回日展に《残照》が初入選。 昭和37年(1962年),第5回日展で《郷》が特選・白寿賞受賞。 *昭和33年からは,社団法人日展として第1回日展を開催。 (その後昭和44年改組。平成24年「公益社団法人日展」に変更。 平成26年には,組織改革に伴い改組 新 第1回日展として開催) 昭和50年(1975年),第7回日展で《冬田》が2度目の特選。 平成7年(1995年),第27回日展で《輝》が文部大臣賞を受賞。 京都府文化功労賞受賞。 平成9年(1997年),前年の日展出品作《映象》が日本藝術院賞を受賞。 平成10年(1998年),京都市文化功労者として顕彰される。 平成11年(1999年),五個荘町の名誉町民となる。 平成13年(2001年),日本藝術院会員に任命される。 平成24年(2012年),文化功労者に顕彰される。 平成27年(2015年),東近江市名誉市民の称号を受ける。 【中路融人記念館について】 所在地:滋賀県東近江市五個荘竜田町583 (てんびんの里文化学習センター内) 東近江市近江商人博物館2階 開館時間:午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで) 入館料:大人300円,小・中学生150円(近江商人博物館とも) ホームページURL http://omishounin.boy.jp/ ※オープン記念展の会期: 平成28年4月17日(日)〜7月24日(日) ※会期中の休館日[5月以降]:5/6,5/9,5/16,5/23,5/30, 6/6,6/13,6/20,6/27,7/4,7/11,7/19 [写真] 1・2枚目 展示室の様子 (2枚目下段は,中路融人先生と東近江市長小椋正清氏です) 3枚目 京一商旧校舎の写真 (略歴紹介の映像資料に使われております) |
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