最新更新日:2024/04/30 | |
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2年生対象大学説明会(第2部)を行いました!
2月6日(金)6・7限「エンタープライズII」の時間に,2年生対象の大学説明会を行いました。
先週に引き続きいての第2部として,理系(約160人)は7階メモリアルホールと大講義室,文系(約120人)は6階エンタープライズ演習室と4階会議室にと4つの会場に分かれ,駿台予備学校及びベネッセコーポレーションから講師をお招きして大学入試についてお話しいただいたり,現在受験指導の最前線で尽力している3年生担当の本校教員から大学別に教科ごとの傾向分析や今後学習を進める上での注意点について説明したりという内容で行いました。 第1部に引き続きお越しくださいました駿台予備学校京都校校舎長の西尾年史様は,東京・京都・大阪の各大学の特色を中心に,難関国立10大学の中で各学部系統の合格者成績の比較等をお話し下さいました。「世界を担う知の拠点」,「自由の学風」,「地域に生き世界に伸びる」等,特徴を示しながら,それぞれの大学が現在力を入れていること,求める学生像などについて説明するとともに,他の難関大学とのデータを比較する中で,広く目を向けることも大切であると強調しておられました。 ベネッセコーポレーションの高校事業部京都府担当の森本典生様は,入試制度や大学で学べることの調べ方等についてお話し下さいました。 神戸大学・大阪市立大学・東京工業大学・国際教養大学等を取り上げながら,入試科目や1次(センター試験)と2次(個別試験)の配点の比較,受験に向けて取り組む姿勢などについてお話し下さった後,「アジア大学ランキング2014」(300大学中日本の大学は68がランクイン。68の内訳は国公立49・私立19)をもとに,近畿圏に限らず全国の(ひいては海外もですが)大学を視野に入れて,各自が志望する大学・学部・学科を選択していくようにとおっしゃって下さいました。 そして,大学で学べることの調べ方として,ホームページやパンフレット,情報サイトはもちろんのこと,「実際に行ってみる」「実際に会ってみる」ことが大切であり,限られた時間の中ではあるけれども,アドミッションポリシーは最低限チェックした上で,できる限り調べておくようにとお勧め下さいました。最後に,気になる学費についても,自宅生と下宿生とを比較しながら,また海外の大学についても説明して下さいました。 こうありたいという姿を胸に,「この大学でこんな研究がしたい」「この先生のもとで学びたい」というのは大きな動機づけになります。校風や学風,学科の得意分野や歴史,研究室の特徴等を理解しておくことは大変重要です。広い視野で,自分の可能性を狭めることのないよう,十分に調べ,考え抜いて下さい。 どの大学についても言えることですが,複数教科に最後までしっかりと取り組むことが大事です。教科を絞るほど志願先の選択肢が少なくなっていく上に,合格に向けて要求される得点率が上がります。 自分は何がやりたいのか,どういうことによって社会に貢献しようとしているのかを具体化していくべきですし,そのために今の自分に必要なことがなんであるのかを整理し,課題を抽出してしっかりと取り組んでほしいと思います。 本校の教員(国語・地歴公民・数学・理・英語の計15名が文理合わせて18講座に分かれて実施)からは,東京・京都・大阪・神戸を中心とする難関国公立大学個別試験の内容や傾向分析,それに対する取り組み法,意識付けなどを講義しました。各教科とも,特に「授業を大切にする」こと,すなわち「総合的に教養を深めることが大切であり,3年生になるといろいろな知識が関連し合って爆発的に学習が広がり深まる。『知の爆発』に向けてすべての授業に真剣に取り組む」ことの大切さを強調していました。 11期生の中では,最近,朝の遅刻が目立つようです。1限目からの授業を落ち着いた気持ちと集中した意識で受講するためにも,8時35分から始まる朝のショートホームルームに余裕をもって来られるようにして下さい。一日一日の積み重ねが来年の受験に,ひいては人生に生きてきます。また,2月・3月は,高校入試や学年末考査など授業がない日も多く,7限授業を受ける日も減ります。春季学習講座はありますが,この2箇月間に,これまでの振り返りと復習をするとともに,これから11箇月の過ごし方を各自の課題に応じてデザインして,現在の生活リズムや学習方法などを改善していってもらえればと願っています。 |
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