最新更新日:2024/04/30 | |
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1年生海外フィールドワーク事前学習会を行いました!
2月5日(木)6・7限目に,海外フィールドワーク事前学習会を,参加コースに分かれて行いました。これまでから折に触れて行っていますが,この日外部講師の先生方をお招きしたのは3つのコースでした。
[マレーシア・シンガポールコース] 7階メモリアルホールにて,マレーシアコース及びシンガポールコース選択者計82名に対して,マレーシア政府観光局大阪支局のアブドゥル=ラーマン様から御講演いただきました。 ラーマン様は,スライドを使いながら,マレーシアの歴史,文化や言葉,食,産業,街並み等について丁寧に御説明下さいました。カンポンステイに当たっての留意点・マナー・禁止事項等について,例えば「握手は右手でする」「相手を指さしてはいけない」「頭をなでてはいけない」「食事は左手を使わない」等,さまざまなポイントを挙げながら写真を交えてお話し下さり,生徒たちはそのたびにメモをとりながら熱心に聴いていました。また,特にカンポンステイ先では英語が通じない家庭もあるということで,マレー語の挨拶や簡単な日常会話についてもプリントを使いながら教えて下さり,生徒も楽しげに発音の練習をしていました。 とても気さくで,笑いも交えての御講演に,生徒たちもとても楽しみながら聴いていました。質疑応答の時間では,カンポンに関することや,食事のマナー,気候のことなど,それぞれのコースの生徒からたくさんの質問が飛び交いましたが,どの質問にも丁寧に対応していただきました。 最後にラーマン様は,「何事もトライ,チャレンジして楽しんで下さい。」と,激励して下さいました。この事前学習会で学んだことを活かして,よりよいフィールドワークにしていきたいと思います。 [ベトナムコース] 4階会議室にて,ベトナムコース選択者80名に対して,大阪大学大学院言語文化研究科准教授,清水政明先生から御講演いただきました。 この講演を開催するにあたり,ベトナムコースのフィールドワーク委員である河原彩さん,渡邊凌真さんの2名が中心となって講演の内容について相談し,準備を進めてきました。 今回は「ベトナムの中のフランスそして抗米戦争」という演題で,ベトナムが中国から独立し,フランス領インドシナを経てベトナム戦争に至るまでの「ベトナム概史」についてお話いただき,「(衣食住や言語についての側面で)ベトナムに残るフランス文化」についても教えていただきました。 生徒の感想です。 ・はじめのスライドに今日やる内容が示されており,簡単な解説もしていただけたので,すんなりと難しい話も頭の中に入っていきました。 ・ベトナムのイメージはベトナム戦争やフランス統治の話が注目されがちだけど,実際はもっと昔から中国とのつながりがあってそれが今の文化につながっていることを知ることができ,フィールドワークがより楽しみになりました。 ・・・メモをとりながら熱心に聞き入る生徒たちの様子が印象的でした。ベトナムへの理解も深まり,より一層充実した内容のフィールドワークとなることを期待しています。 [ハワイコース] 6階604教室にて,ハワイコース選択者34名に対して,市立日吉ケ丘高等学校英語科の和田好代先生から講演していただきました。 生徒たちにとって「楽しい観光地」というイメージしかなかったハワイについて,先住民族の人々の背負う悲しい歴史や,失われた文化を取り戻そうという現在の動きなどを中心にお話し下さり,生徒たちはハワイに対する深い理解へと導かれ,これまで以上に関心が高まったようです。 また,ハワイの伝統的な踊りであるフラで使われる楽器などを実際にお持ち下さり,生徒たちが目で見て,耳で聞いて,さらに手で触れながらハワイについて学べる素晴らしい御講演でした。 締めくくりには,和田先生の御指導のもと,全員でフラの簡単な振りを英語の歌詞に合わせて踊るという経験もできました。 和田先生のハワイに対する深い愛情と熱意に満ちた,楽しく意義深い事前学習会になりました。 御多忙の中御講演くださいました,ラーマン様,清水先生,和田先生,誠に有難うございました! [写真] 上:マレーシア・シンガポールコースの御講演の様子 中:ベトナムコースの御講演の様子 下:ハワイコースの御講演の様子 |
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