最新更新日:2024/04/30 | |
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2年生サイバー犯罪被害防止講演会を行いました!
2月5日(木)15時20分から,7階大講義室にて,2年生全員を対象として,京都府警ネット安心アドバイザーの松田玲子様にお越しいただき,サイバー犯罪被害防止講演会「ネットトラブルからみなさんを守るために」を行いました。
インターネットや携帯電話,スマートフォンは大変便利なツールですが,大切なのはその「使い方」です。ほとんどの人は正しく使っていますが,残念ながら失敗する人もいます。これまでの主な失敗事例を紹介しながら,お話し下さいました。 「SNSでのトラブル」では,面と向かって話す時と,LINEなどでの字面だけの時での違いに注意する必要性について,事例を挙げて説明されました。例えば,「このぬいぐるみ,かわいくない」(かわいいでしょう?/かわいいとは思わない)「なんでくるん?」(電車かバスか,何を使って来るの/[来なくていいのに]どうして来るの)など,顔を合わせて話しているときは誤解しないようなことでも,言葉足らずだったり2つの意味で解釈できる表現だったりすると,思い違いからトラブルの元になる可能性がある。よって,送る時は慎重に,受け取る側は寛容にすることが大切です,とおっしゃっていました。 「違法性ある問題投稿」では,書き込みの例を挙げてそれがどのような罪や刑罰に当たるかを考えさせながら,本人は単にふざけているだけのつもりでも,内容によっては逮捕・書類送検されるなど社会的制裁を受けたり,一旦ネットにあげてしまった情報は自分の制御の範囲内を超えて世界中にいつまでも拡散するため,データを消去するのが難しくなったりすることを説明され,「だれが見ても大丈夫であるのか,立ち止まって考え,判断することが大切です。」と強調しておられました。 その他GPSデータを含む画像をネットにあげた場合,撮影場所等の個人情報が簡単に特定される等の具体例を元に,注意を促しながら正しく使用するよう訴えておられました。 最後に,「個人でも全世界に発信できる」(そして,瞬時に拡散し,誰でもその情報に触れることができてしまう),「嘘の情報も含まれる」(新聞やテレビラジオのように編集者がいて不適当なものを排除しているわけではなく,垂れ流し),「一旦流した情報は消せない・消えない」(一つ消しても複製がまたできる)ので,その性質をよく理解した上で安全に使ってほしいとまとめられました。 手軽で便利なツールであるだけに,利用する場合は一層の慎重さが求められます。今日のお話をよく肝に銘じて,思わぬトラブルに巻き込まれないよう,注意してほしいものです。 松田様,お忙しい中御講演下さり,ありがとうございました! |
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