最新更新日:2024/05/01 | |
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2年生「受験生宣言」
10月10日(金)6・7限「エンタープライズ2」の時間に,2年生(11期生)全員が7階メモリアルホールで恒例の「受験生宣言」を行いました。
6限目は第1部として,先生方からの「激励メッセージ」と2年生各クラスによる「受験生宣言」を学年主任清水先生の司会で行いました。 激励メッセージでは,まず村上校長から,「『受験生』として今日が君たちの二度目の入学式。心の切り替えを!」という言葉をいただきました。 村上校長は,冒頭,本日が10月10日であることから50年前の10月10日(東京オリンピックの開会式)に御自分がどうであったかをお話しになり,「皆さんは50年後に何をしていると思いますか?」という話題から始められました。そして「『受験生宣言』などと言ってやっているが,本当は「高校生」「受験生」という区別などない。これまでは『高校生で受験生』だった皆さんが,これからは『受験生で高校生』になるんだという<切り替え>をしっかりとしてほしいからやっている。」「この前の日曜日(10月5日)に東京同窓会に行ってきた。エンタープライジング科の卒業生に高校の思い出を聞くと,土曜講座,追試などの話の他に,『受験生宣言はとてもよかった』と言っていた。しっかりと気持ちを切り替えて,良い高校生活を送ったんだなあと思いながら私は聞いていた。皆さんは入学から今日で1年半。次の1年半後にこの場所で卒業式を迎えることになる。その時にしみじみと『西京で良かった』と思えるように頑張ってほしい。」と述べられました。 進路部長の坂根先生からは,「学業は,ひたすら愚直に真面目にこつこつと。」と,遠くの目標をしっかりと見据えながらの「日々の積み重ねの大切さ」を,2年学年主任の清水先生からは「やる気は出すもの。やればやる気も出る。授業を大切にし,授業で理解する姿勢をしっかりと継続してほしい。」と,それぞれ励ましの言葉をいただきました。 続いてのクラスごとの「受験生宣言」では,各クラスの代表が前に出て,寸劇仕立てや漫才形式など,思い思いの趣向で元気に<宣言>し,受験生として気持ちを切り替えるぞという意気込みを,それぞれの形で表現していました。 休憩をはさんで7限目は第2部として,生徒の司会により,卒業生による講演と対談を行いました。卒業生代表としてお招きしたのは,滋賀大学経済学部企業経営学科4回生・菅 沙也加 さん(6期生)と,京都大学農学部森林科学科3回生・櫻井 大介 さん(7期生)のお2人です。まずお二人にそれぞれお話しいただき,その次に生徒代表3名が加わって卒業生と2年生との対談(各クラスから事前にあつめた質問をもとに)という順序で進めました。 お話しの内容は主に次の通りです。 ・明るい未来を想像して,明確な目標を立てよう。例えば,自分だったら「京都大学合格・陸上競技800mで日本一」など。 ・「受験勉強」という別の何かがあるのではなく,今やっていることがまさに受験勉強そのもの。やりきれていないことがあったら,細切れの時間もうまく利用しながら,今できることを最大限しっかりと頑張ってほしい。 ・土曜講座をペースメーカーとしてきっちり取り組み,部活の練習を欠けないように心がけた。そのために早めに寝て,朝に勉強時間を確保するようにした。 ・西京の授業に無駄なものはない。しっかりと受けて,授業の中でしっかり理解するように気を付けていた。また,グループワークやポスター発表等,いろいろな活動もあるが,それらの経験や身に付けたスキルは大学のゼミや就職活動の面接でも生きてくる。 ・「やりたいこと」はいろいろと変わるもの。「やる」という意志さえあればできる! 年の近い先輩の言葉に,エンタープライジング科で学ぶことの楽しさや有難さを再認識したようで,生徒たちは熱心に聞き入っていました。 この「受験生宣言」を一つの契機としてこれまでの意識を切り替え,取組が甘かった点を見直し,新しい気持ちで仲間とともに日々邁進してほしいと思います。 ガンバレ 11期生! [写真] 1段目 左:校長挨拶/右:進路部長激励 2段目 左:学年主任から/右:1組 3段目 左:2組/右:3組 4段目 左:4組/右:5組 5段目 左:6組/右:7組 6段目 左:後半司会の2年生/右:卒業生(櫻井さん) 7段目 左:卒業生(菅さん)/右:2年生を交えての対談 |
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