最新更新日:2024/04/26 | |
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本校生が「英国流ディベート」を体感しました!
10月7日(火)の16時30分から17時50分まで,京都市下京区のキャンパスプラザ京都にて「白熱!英国流ディベート体感セミナー in 京都〜パーラメンタリーディベートが開くグローバル人材への扉〜」(主催:大学コンソーシアム京都・日本英語検定協会・京都市教育委員会)が開催され,本校1・2年生計10名が参加し,その魅力を体感しました!
「パーラメンタリーディベート」(Parliamentary Debate)は,その名が示すとおり「イギリスの国会形式を模したディベート」のことで,一種のパブリック・コミュニケーションとして,本場英国をはじめ世界各国で広く認知されており,身近なトピックについてその場でいかに柔軟に取り組み議論を組み立てられるか,また聴衆をいかに惹きつけ自らの立場を納得してもらうか,といった力が問われるため,今まさに求められているグローバル人材に必要な総合的な能力(論理的思考力,問題解決能力,発信力,コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力等)を育成するために非常に効果の高い教育手法として注目されています。 このセミナーでは,ディベートやパブリックスピーチの本場英国で優秀な戦績やコーチングの実績を持つ英国学生(及び大学院生)ディベーターを英国から招かれ,モデルディベートの実演やディベート学習手法の紹介等を行われました。 本校では,エンタープライジング科創設時から専門科目ECC(現EEC)の中で,準備型のディベートである「アカデミックディベート」に長く取り組んできましたが,昨年度から,即興型ディベートであるパーラメンタリーディベートにも部活(ESSクラブ)や有志を中心に取り組み始めました。本セミナーの参加生徒には,今年の3月に東京で行われましたパーラメンタリーディベート全国大会に出場した者もいるなど,大半の生徒がある程度の予備知識を持って本セミナーに参加しましたが,本場英国から招かれたトップディベーター4名によるモデルディベートを目の当たりにし,意見の構築の仕方や話し方,発表者が話している間の反対チームのリアクションなど,このセミナーに来なければ得ることができなかったような多くのことを体感して学ぶことができました。 高校生向けということで,本来のディベートよりは多少抑え目にしたということでしたが,生徒たちは食い入るように推移に注目しながら,白熱した展開に集中して耳を傾けていました。トップディベーターの中には,19歳でルーマニアから英国に渡ったという学生もおり,同じく英語を母語としない本校の生徒たちにとって,そこがまったくの別世界ではなく,自分達にも手が届くかもしれない場所と感じられたはずです。 この経験を糧にして,今後とも実践的なコミュニケーション能力を更に伸ばしていけるよう,期待しています! [写真(右)]開始前の会場の様子 |
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