最新更新日:2024/04/26 | |
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米国中高社会科の先生方が来校されました!
一般財団法人経済広報センター(経団連の関連団体です)の事業である「北米教育関係者招聘プログラム」により,アメリカ合衆国の中高社会科の先生方10名が来日され,7月7日(月)午前,本校にて生徒や教員との交流を行いました。
このプログラムは,経済広報センターによる国際広報活動の一環として,北米地域の中高の先生方が現代日本に直接触れる機会を提供し,それぞれの教育現場やコミュニティにおいて日本理解を促進していただくことを目的に,昭和55年(1980年)から毎年実施されているものです。 本年度は,米国から10名の先生方が7月2日から7月11日までの日程で来日され,政治経済・教育・社会問題に関するレクチャー,企業訪問,学校訪問,ホームステイなどに取り組まれ,京都には7日・8日の2日間滞在されます。 9時30分に総勢14名(高校教員9名,中学教員1名,米国側コーディネーター1名,通訳1名,主催者事務局員2名)でお見えになり,まずは3階の会議室にて校長から御挨拶と学校の概要説明を行いました。一通りの御説明の後,質疑応答では多くの先生方からさまざまな御質問をいただきました。卒業生の進路状況,「進取・敢為・独創」のモットーをどのような場面で発揮しているか,先生方の採用や異動はどのように行っているのか,附属中学校のこと,土曜日の活用方法などなど,本当に多岐にわたりました。 10時15分ごろからは校舎見学を行い,学年全員が入れる大講義室,畳敷きの武道場,茶室「松韻庵」などを中心に御案内しました。10時50分からは6階のCALL教室に移動し,専門科目「EEC1」の授業(1年7組)に参加していただきました。4限目に行う発表の練習をする時間でしたので,生徒たちが取り組む様子を御覧になったり,授業の進め方や特徴などについて日本人教員やALTに質問をなさったりしていました。途中からは個々の生徒の発表を間近できいて「Native Check」をして下さったりもしました。生徒たちは,発音などをほめられて喜んだり,さまざまな質問をいただいて答えたりと,折角の機会を有意義に生かそうとしていました。 2講座に分かれて行われていた「EEC」の教室を移動される途中に目に入った,タブレットPCを用いた家庭科の授業や,「世界史」の授業も興味深げにご覧になっていました。さすが社会科の先生方のグループだけのことはあって,「世界史」の教室前廊下には特にたくさんの先生方が足を止められ,通訳の方が無線で飛ばされる<同時通訳>を聞きながら,熱心にご覧になっていました。 4限は昼食をとりながらの教員交流懇談会です。地下1階の食堂で,各自お好きなものを召し上がっていただきながら,さまざまな話題に花を咲かせていました。 昼休みの時間帯は,生徒との交流です。8月に本校主催で実施する「トップリータ゛ー研修」でカリフォルニア大学バークレー校でのプログラムに参加する2年生15人が,先生方と会話を楽しみました。代表生徒は挨拶で「アメリカでの研修を前に,このような得難い機会を与えていただき,有り難うございます。」と,感謝の意を表していました。テーブルごとに,アメリカでの学校や授業のこと,興味のあるスポーツ,「言葉」のこと,など,多彩なテーマで話し合いが行われていました。話が尽きず,次の授業に間に合うぎりぎりの時間いっぱいまで交流会を楽しませてもらうことができました。 盛りだくさんの内容で,参加の先生方には忙しい日程であったかもしれません。交流していただいた生徒たちには,それぞれ,人間同士(特に文化を異にする人々との)が出会い話し合う交流の楽しさ・英語コミュニケーションに対する自信などの気持ちが果実として残ったのではないでしょうか。私たち教員もアメリカの教育事情の一端に触れることができ,よい交流会になりました。関係の皆様方すべてに,御礼を申し上げます。誠にありがとうござました。 [写真] 1枚目 1段目 校長全体説明・質疑応答 2・3段目 1年英語授業交流 4段目 左 1年英語ALTとの質疑応答 右 世界史授業見学 2枚目 上段 左 教員同士の昼食交流 右 2年生徒との交流 下段 2年生徒との交流 3枚目 2年生徒との記念写真 |
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