京都市立学校・幼稚園
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高校生環境サミットに参加しました

 1月25日(土)午後,「高校生環境サミット」に本校から高校1年生3名,附属中学校2年生2名の計5名が参加しました。
 これは,京都西ロータリークラブ様の主催により,次代を担う高校生からの発表や識者による講演を通して,大人と若者がともに環境問題について考える場を持とうという目的で行われたものです。なお,高校生を対象としたものは今回が初めてですが,京都西ロータリークラブ様では平成20年から「小学生対象エコアワード」を行っておられ,昨年度はクラブ創立55周年を記念して「こども環境サミット」を開催されました。本校附属中学校も「環境問題と私たちの取組」について発表させていただいたことから,今回も高校生に加えて附属中学校からも報告する機会をいただきました。
 会場となった京都光華女子学園慈光館6階「太子堂」には,本校を含む公私立あわせて4校の生徒及びロータリークラブ会員の皆さんの計約70名が参加し,3時間にわたる真摯な議論が行われました。
 この日は土曜活用講座が行われており,本校生たちは準備時間ぎりぎりの到着となりましたが,早速ポスターを張り出し,基調講演に先立って各校の生徒とともにポスター発表を行いました。
 開会後,まずはNPO法人「環境市民」理事でフリーアナウンサーの下村委津子氏から基調講演「地球環境と私たちの暮らし」をしていただきました。地球温暖化・気候変動に伴う様々な影響等についてお話し下さり,「3Rには優先順位があり,日本の学校教育でまず<リサイクル>から教えているのは順番が逆。リサイクルよりも発生抑制,つまり使う量を減らすべき。」「もの選びの基準に<環境>を加えるライフスタイルを。」など,大変わかりやすく,示唆に富む内容でした。
 その後の休憩中にもポスター発表が行われ,生徒たちは,普段経験している同年齢の生徒相手ではなく,ずいぶん上の年齢層の方がほとんどという中で,質問に臨機応変に答えたり,聞き手に応じてわかりやすく説明する経験が出来たりして,いろいろと勉強になることが多かったと思います。また,ポスターそのものに盛り込む情報量やレイアウトの仕方などについても,他校のものを見て比較することで,とてもよい勉強になったと言っていました。
 パネルディスカッションに先立って,本校附属中学校における取組を,中学2年生の2名が,昨年度の経過を踏まえながら,しっかりと丁寧に発表しました。
 その後,各校から取組について発表を行い,西京からは,京都市が行っている「市民協働発電」事業第1号である「びっくり! エコ発電所」開設を記念して行った「環境シンポジウム」での生徒たちによるクイズ大会の取組や,それを通して考えた,身近なエコの取組について,また様々な講演会を通してごみ問題や気候変動などについても学習を進めていること,などについて発表しました。
 パネルディスカッションや質疑応答では,各校の生徒たちから率直で素朴な意見がたくさん出され,今後の取組を考えるにあたって大変意義深い会となりました。
 次代に向けて,臨界点に差し掛かっている地球環境を守り,持続可能な社会をいかに構築するか,思索と行動が必要であることがよくわかりました。今後とも,学校においてもさまざまな方々と協働しながら取組を進めていきたいと思います。

[写真]
 上段:会場入口/パネルディスカッションの様子
 中段:会場後方での,ポスター発表の様子
 下段:附属中学生の報告/終了後の記念撮影

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