京都市立学校・幼稚園
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
    

【東北コース】4日目(10月6日)

午前中は東北大学にて今村教授(災害科学国際研究所 所長),佐藤准教授(防災社会推進分野),國井准教授(災害精神医学分野)に講演をしていただきました。

我々が暮らしている近畿地方では、南海トラフ地震が30年以内に80%の確率で発生するとされています。東日本大震災を教訓とし社会現象などの「防げること、軽減できることの対処」をすること。そして発生後11年間の研究結果をどう活かし、共生していくのか。この2点を強く生徒に向けて丁寧に話していただきました。また多くの質問に予定時間が過ぎているにも関わらず対応していただきました。様々な知見の元、納得できる答えをいただき、充実した時間を過ごすことができました。

昼食を東北大学の学食でいただいた後、午後からは東北福祉大学に移動しました。

ボランティアに関する講義。震災を経験された学生の方々による講話。エコノミークラス症候群予防体操、減災カルタをとおしてのワークショップなど和気あいあいとした雰囲気で実施していただきました。

本日最後は、閉園後の「仙台うみの杜水族館」を貸切り、見学しました。楽しいという感情だけでなく、豊かな三陸の海を再現した大水槽や、世界中の生き物の展示をとおして、人と海の繋がりを体現することができました。

明日は福島県に向かいます!

一枚目(東北大学講演,質問対応の様子)
二枚目(東北福祉大学での集合写真)
三枚目(仙台うみの杜水族館の様子)
画像1
画像2
画像3

【北海道コース】4日目(10月6日)

北海道コースの4日目は、阿寒湖での活動から始まりました。

まずは阿寒湖アイヌコタンへ向かい、コタン内を自由に散策した後、シアターで古式舞踊を見学し、アイヌ文化や歴史などについての講話を聞きました。

特に古式舞踊では、アイヌの人々が火、水、風、太陽など自然を大切に、それぞれの神々に対して祈りを捧げ、敬う姿勢を直接感じることができました。また講話については、なぜアイヌの人々はそのような信仰をしているのか、アイヌの人々が営んできた民族の生き方、それが日本という文化と混ざらなければいけなくなった過去の事実などが、とても伝わってきました。

昼食をとった後、また阿寒湖アイヌコタン周辺を自由散策して、午前と同じシアターでロストカムイを見学しました。舞台や舞踊、映画を一緒にしたもので、新しい表現のものでした。文化が違うことで相容れないものもあれば、同じものもあるのだと改めて気付かされる内容でした。

今回の北海道コースの大テーマである「共生」について、考えさせられることの多い1日でした。
明日は釧路市の隣の白糠町で活動をします。今日も全員元気です。

写真
1枚目:阿寒湖アイヌコタンにて
2枚目:自由散策の様子1
3枚目:自由散策の様子2

画像1
画像2
画像3

【沖縄コース】4日目(10月6日)

沖縄コース4日目は、基地と沖縄との関係を考える1日になりました。

午前中は、コザの街をガイドの方と一緒に巡りました。アメリカのような街並みを、生徒たちは目を輝かせながら楽しんでいました。道中、米兵の方々と邂逅し、言葉をかけられる場面もありました。京都とは異なる街の様子に、生徒たちは驚きを覚えたようでした。

街歩きの後は軍用地主の方にお話をいただき、軍用地主としての思いを率直に語っていただきました。生徒たちは現在の難しい国際情勢とも重ね合わせながら、真剣に聞き入っていました。振り返りのディスカッションでは自分の考えを交流し、今日考えたことを漢字1文字で表現しました。基地・安全保障は大変難しい問題ですが、生徒たちは沖縄で生活する人々の思いを聞き、胸に迫るものがあったようです。

昼すぎからはアメリカンヴィレッジにて班ごとに散策を行いました。アイスを食べたり、雑貨を見たりと思い思いに楽しんでいる様子でした。

夕食はステーキに舌鼓を打ちました。目の前で繰り広げられるパフォーマンスに生徒たちは歓声を上げていました!ホテルに帰着後は明日の活動への準備を行いました。

FWもいよいよ佳境を迎えます。どんどん成長する生徒の姿に、驚かされることばかりです。全員元気に活動しています!

写真
1枚目:コザの街歩きにて
2枚目:ディスカッションの様子
3枚目:夕食の様子

画像1
画像2
画像3

【九州コース】4日目(10月6日)

本日午前中は太宰府天満宮を参拝した後、九州国立博物館を見学しました。緑に囲まれた建物は迫力があり美しく、中に入ると曲線を描く天井には九州の間伐材が用いられているそうです。展示物の中には手に触れることができるものもあり、五感を使いながら九州とアジアの交流の歴史を学びました。

午後からはいよいよ熊本県立八代高校の生徒さんとの交流です。京都と熊本での特徴的なSDGsの取り組みについて紹介しあう間にすっかり打ち解け、まず自分たちにとっての理想の未来とはどのようなものかを共有しました。そして8年後の2030年には社会にどのように貢献していたいか、そのために自分たちにどんな事ができるかを和気藹々と意見交換していました。西京生だけでSDGs学習をしている時には得られない新たな気付きもあったようです。八代高校の生徒さんの地域への想いや環境に対する意識の高さとに刺激を受け、共に未来を創る仲間との出会いにより、生徒たちは一つ成長することができました。八代高校の先生方、生徒のみなさん、本当にありがとうございました。

その後はエコエイト八代で環境学習を行い、阿蘇のホテルまで移動しました。九州コースはみんな元気です。

一枚目 八代高校の皆さんと
二枚目 交流の様子
三枚目 九州国立博物館訪問
画像1
画像2
画像3

【中国コース】4日目(10月6日)

4日目は午前に、広島県のお土産の定番、もみじ饅頭の手焼き体験と工場見学をやまだ屋おおのファクトリーにて行いました。手焼き体験は、カステラ生地を型に流し込んで、間に餡を挟み、30秒ごとに型全体をひっくり返して計2分間焼くという簡単なものでしたが、焼き終えて型を開けたときには歓声が上がりました。自分で作ったことで美味しさもひとしおでした。

午後からは、広島市立舟入高校を訪問し、同年代の生徒との交流を行いました。意識の違いに気づくことに焦点を当て、「伝統・文化」や「平和学習」について互いの情報共有を行いました。地域が異なると、ここまで学習してきたこと・経験してきたことが大きく違い、それをどのように外に発信していくかも考えさせられた、本当に実りある交流になりました。

学校交流後は、おりづるタワーに寄ったあと、夕食にOKOSTAお好み焼き広場で自分たちで作るお好み焼きをほおばりました。今回は、広島お好み焼きの講義も聞くことができ、自分で作ったお好み焼きもおいしくいただけて満足そうでした。
広島の食文化にたくさん触れ、学校交流もできて充実した一日でした。

明日は東広島市にて広島大学のサークル「地域もりあげ隊たのした」との交流や、宮島での散策を予定しています。

<写真>
1枚目:舟入高校との交流の様子
2枚目:舟入高校の生徒と一緒に記念写真
3枚目:OKOSTAでの集合写真
画像1
画像2
画像3

【東北コース】3日目(10月5日)

今日は岩手県宮古市で「学ぶ防災」ツアーに参加しました。8時前にホテルを出発し、途中で高田松原に寄り震災で深く傷ついた人々のこころの支えとなった「奇跡の一本松」を見学しました。

昼食は休暇村陸中宮古での「瓶ドン」です。瓶ドンとは牛乳ビンの中にウニやイクラなどの宮古の食材を詰め込んだもので、これをアツアツのごはんの上にかけて完成させます。見た目も美しい、宮古市のご当地グルメを堪能しました。

学ぶ防災では、東日本大震災の影響で甚大な被害が出た田老地区の現状や当時の状況を、防潮堤に上がって災禍の記録や後世へ教訓を伝えることで、防災意識を高めることを目的としています。2グループに分かれて、ガイドの方と一緒に見学しました。

特に震災遺構のたろう観光ホテルでは、このホテルの6階で震災当日に撮影された映像を同じ場所で説明を聞きながら、視聴しました。黒い津波が押し寄せてきて、田老地区が一瞬のうちに呑み込まれていく姿、大津波の破壊力に言葉もありません。ガイドの方が「それぞれが自分の命は自分で守る、そしてみんなの命も守ることが、防災教育である。」と言われました。これをきっかけに、日頃から防災に向き合ってほしいと思います。

今日から仙台のホテルです。帰り道の長い道中、バス内リクレーションも行いました。
たくさんの刺激を受け、みんな元気に過ごしています。

〔写真〕
上 奇跡の一本松
中 学ぶ防災 震災遺構 たろう観光ホテル
下 本日の振り返り
画像1
画像2
画像3

【北海道コース】3日目(10月5日)

北海道コースの3日目も、知床での活動からスタートしました。

まずはホテルの宴会場で斜里高校と交流しました。斜里高校の観光系列の生徒に来ていただき、知床斜里の観光、動植物、高校での取り組みをプレゼンしてもらい、その後車座になって座談会をしました。テーマは京都と知床というもので、自分の身の回りの生活から共通点や相違点が分かり、お互いに盛り上がることができました。最初はかなりよそよそしい感じでしたが、最後には打ち解けて名残惜しそうにしている姿が印象的でした。

次に、昨日の午後に準備をした「知床の未来の観光」についてのスライドを使ったプレゼンを行いました。各チームが様々に工夫を凝らして、オリジナリティとリアリティを感じるものが多くあり、質疑応答も高度で鋭いものばかりでした。

昼食を食べた後、バスで移動し、硫黄山と摩周レストハウスに寄って、景色を楽しんで、本日の宿泊先に到着しました。そして夕食を食べた後に、本日までの振り返りをして、明日以降の学びにつなげようとしていました。

今日で半分の行程が終わりましたが、全員元気です。

写真
1枚目:斜里高校との交流
2枚目:知床観光に関するプレゼン
3枚目:硫黄山見学
画像1
画像2
画像3

【沖縄コース】3日目(10月5日)

沖縄コース3日目は、昨日に引き続き戦争と平和について考え、沖縄について様々な視点からの知見を深める1日となりました。

午前中は轟壕へガイドの方と共に入りました。この壕は全長100mもの巨大な壕で、沖縄戦において多くの住民、県庁職員たちが避難した場所でもあります。大変急な斜面を降り、たどり着いた広く暗い空間の中で、生徒たちは多くの衝撃を受けた様子でした。暗闇と息苦しさ、悪臭の中での避難生活を想像し、昨日から続く戦争と平和の学びについて、考えを更に深めたようでした。

午後は読谷村での班別フィールドワークです。ここでは、「文化」「戦争」などのテーマごとに分かれた各班で、読谷村内での活動を行いました。ガラス作り体験をする班、午前中に引き続きガマを見学する班など、各自の目的に合わせ、様々なところを巡りました。

ホテルへの帰着後は、ここまでの学びの中間まとめです。FW委員を中心として、ここまでの意見を班ごとに交流しました。意見を交わし自身と異なる意見を聞く中で、多くの気づきを得たようでした。

ハードな内容・活動が多いですが、生徒たちは元気に活動しています。FW後半を迎える明日からは、「基地」「安全保障」といった観点も加わった活動が始まります。ここまでの学び・成長を糧として、より成長する姿を楽しみにしています!

写真
1枚目:読谷村FW出発地、座喜味城跡にて
2枚目:ガラスを使った時計・ランプ作り体験の様子
3枚目:中間まとめの様子

画像1
画像2
画像3

【九州コース】3日目(10月5日)

今日はSDGs商店街全体をあげてSDGsの活動に取り組まれ、様々な賞を受賞されている魚町商店街での研修を行いました。魚町商店街振興組合理事長の梯さまにSDGsの考え方や魚町商店街での実践や実績等についてご講話いただきました。

また、北九州市立大学の学生の方から、大学生が自主的に参加するSDGs活動の紹介もあり、高校での活動と大学での活動の幅の違いを実感していました。年齢の近い大学生と活発に意見を出し合う中で、SDGsに対する考え方もより深まりました。

午後からはグループに分かれ、学生の方と実際に商店街を歩きながら店舗や商店街の運営における工夫を目の当たりにし、「SDGsに取り組むとは何か」ということを学ぶことができました。

その後はTOTO museumを訪問し、企業としてどのように社会貢献をされているのかというお話も伺うことができました。
明日は熊本へ向かいます。九州コース、みんな元気です。

一枚目 魚町商店街振興組合にて
ニ枚目 北九州市立大の学生さんとのフィールドワーク
三枚目 TOTO Museumにて

画像1
画像2
画像3

【中国コース】3日目(10月5日)

昨日の出雲神楽を見学した興奮冷めやらぬ中、まず広島県尾道市へ移動しました。

「西の小京都」と呼ばれる尾道市の街並みを千光寺へ向かうロープウェイの中から眺めた生徒たちは、美しい風景に心を奪われているようでした。千光寺を後にし、班に分かれたFW活動を行いました。各班、事前に立てた予定をもとに、自分たちの学びを深めようと活動していました。

尾道を出た後は、呉市に向かいました。てつのくじら館へ行き、呉市とてつのくじら館の結びつきについて学びました。生徒たちは熱心に展示物を見ていました。

移動が多かったこの日ですが、最後に広島市へと移動しました。お借りしたTKPガーデンシティの会議室にて、この三日間の活動を振り返り、班ごとに活動内容や自己変容についてスライドを用いてまとめ、中間発表を行いました。まだ荒削りですが、色々な視点から自分の意見を整理して発表することができました。

行程の半分を終了しましたが、生徒は疲れを見せることなく元気に活動しています。

明日はもみじ饅頭の工場見学や広島市立舟入高校との学校交流を予定しています。

<写真>
1枚目:尾道のロープウェイ山頂駅で尾道の街並みを見下ろして
2枚目:てつのくじら館前での集合写真
3枚目:中間発表の様子

画像1
画像2
画像3
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
全日制
11/14 生徒自治会選挙(7限後)
11/17 「社会と関わる日」
2年生 人権学習

校長室より

説明会案内

在校生・保護者限定

卒業生のみなさんへ

進路結果

学校評価

お知らせ

教育課程表

使用教科書

学校いじめ防止基本方針

スーパーグローバルハイスクール

その他

京都市立西京高等学校
〒604-8437
京都市中京区西ノ京東中合町1
TEL:075-841-0010
FAX:075-822-5702
E-mail: saikyo@edu.city.kyoto.jp