京都市立学校・幼稚園
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【GL育成研修13】オックスフォード大学にて

 ※現地からの報告が届きましたので,お知らせします。

 8月4日(火)[続き]
 研修9日目の御報告(その2)です。

 午後はタウンホールの一室をお借りして,引き続き4名のスタッフから「説得力のあるスピーチ」について講義していただきました。スピーチに必要な7つの修辞技法を,有名な小説や聖書からの引用,オバマ大統領の"Yes, we can speech"を例に挙げながら,分かりやすく教えて下さいました。専門用語が並び,話すスピードも速かったのですが,皆内容をよく理解し,質問に積極的に答える姿も見られ,この取り組みに対する並々ならぬ生徒たちの意欲と,これまでの研修の成果・手ごたえが感じられました。
 この講義をもとに,生徒も効果的な技法を取り入れたスピーチを作成し,皆の前で披露しました。学んだことが非常によく生かされ,説得力があり,笑いも誘う素晴らしいスピーチに大拍手がおこり,スタッフの方々からもお褒めの言葉をいただきました。
 その後,4つのグループに分かれ,大学生活について話し合いました。皆熱心に聞き,質問し,たくさんのことを教わり,非常に有意義な時間が持てました。

 今日のプログラムを通して,目指しているゴールがいかに大きく,世界はいかに広いか,を感じ,多角的にものごとを考えることの重要性をますます認識してくれたことと思います。
 本研修のテーマの一つであるDiversity(多様性)を,オックスフォードという地で実感出来たこと,またこの地で自分の英語力を試せたことも大きな自信に繋がり,一生忘れ得ぬ経験になったことでしょう。一つ一つのプログラムや授業,人との出会い,別れ,一瞬一瞬を全て大切にし,残り少なくなったレスターでの日々を充実させてくれることを願っています。

 ※明日以降も,現地からの報告が入り次第,随時アップします。 

[写真]
 1枚目 タウンホールでの講義と発表
 2枚目 タウンホールでのディスカッション

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【GL育成研修12】オックスフォード大学にて

 ※現地からの報告が届きましたので,お知らせします。

 8月4日(火)
 研修9日目の御報告です。

 研修も終盤にさしかかりました。朝から晴天に恵まれ,早朝から意気揚々とオックスフォードへのエクスカージョンに向かいました。

 現地でオックスフォード出身の4名のスタッフと合流し,まずは街を案内していただきました。先週のケンブリッジに続き,世界的に有名な,歴史のある大学が立ち並ぶ街並みの中には,『不思議の国のアリス』の筆者ルイス・キャロルに関する話,C.S.Lewisが『ナルニア国物語』を書く土壌となった場所,また学生たちの闘争の歴史,建物にまつわる由来など,様々なエピソードが隠されており,一時間じっくりとお話を聞きながら散策したことで,それらを身近に感じることが出来ました。

[写真]
 1枚目 オックスフォード大学にて
 2枚目 オックスフォードの街を散策
 3枚目 オックスフォードの街並み

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おいしく食べキリ! 3キリクッキング講座を開催しました!

 8月4日(火)午前10時から,本館2階調理試食室にて,高校生8名(男子6・女子2名),附属中学生5名(女子のみ)及び教職員9名(男1・女8名)の計22名が参加して,京都市環境政策局(循環型社会推進部ごみ減量推進課)主催による,「3キリクッキング講座」を開催しました。講師は,京(みやこ)エコロジーセンターでもエコクッキングの講師を務めておられます,力石さち先生です。スタッフの方や,「おやじクラブ」の皆さん(4名)とともにいらして下さいました。

 京都市では,ごみ減量を一層進めるため,家庭ごみの約4割を占める生ごみの減量に向けて,食材を使い切る「使いキリ」,食べ残しをしない「食べキリ」,ごみを出す前に水を切る「水キリ」,これらの3つの「キリ」に取り組む「生ごみ3キリ運動」の普及啓発に努めておられます。
 西京家庭科では,日頃から中高の交流をはかるように努めてきており,数年前からは中学と高校とで共通のテーマを設定し,中学1年生から高校1年生までの4年間連続した流れの中で家庭科の授業を構築できればと考えてきました。その中で,社会とのかかわりや広い視野を育成するための第一段階として,「環境と消費」の分野を中高をつなぐ軸に設定できればと考えています。
 今回,京都市環境政策局ごみ減量推進課から「生ごみ3キリ運動普及啓発」活動参加へのお誘いがあったので,高校生が実習に不慣れな中学生をサポートするような形でクッキング講座を行うこととしました。中学生と高校生がともに学習し,交流できるよい機会であり,御家庭でも台所からごみを出さず,地球と身体にやさしい料理への取組を広げていく契機になるのでないかと思われます。

 参加者は5つのグループに分かれ,主に「いわしとあじの手開きと,それを使った料理」に挑戦しました。
 まずは手開きで3枚に下ろします。最初はおっかなびっくりだった生徒たちも,数をこなすうちに上手に下ろせるようになっていきました。
それをバターを塗ったグラタン皿に並べてオーブンで焼く「いわしとあじのチーズかけグラタン風」にしたり,たたいてつみれにしたものを油で揚げて「岩石揚げ」にしたり,骨の部分は低い温度で7〜8分かけて揚げて「ほねせんべい」にしたりしました。
 その他に,先生とスタッフの方とで,「枝豆と梅干の炊き込みご飯」「お茶葉の佃煮風」「水ようかん」も作って下さいました。

 12時には何とかすべて出来上がり,参加者で試食です。いずれもおいしく出来上がっていました。力石先生からは,この講座に込められている思いや,青魚と白身魚の生息する深度の違いの説明,また「水の循環(京都で使った水が八幡や大阪でも繰り返し使われ,海に流れ込んでプランクトンや魚を育てる,というサイクル)を常に意識して大切に使ってほしい」「今日扱った魚は本当に弱くて,刃物を入れると味が変わってしまう。それで手開きにするのが一番いい」といったことなどもお話しいただきました。

 参加した生徒は「こわかった魚が手でさばけるようになってよかった。家でもやってみたい。」「おやじクラブの先生にいろいろ教えてもらえて楽しかった」「食べるということは他の命をもらうということを,改めて感じた」などといった感想を述べていました。

 これを契機に,御家庭でも「使いキリ」「食べキリ」「水キリ」を心掛けていただければと思います。お忙しい中御来校下さいました力石先生をはじめスタッフ及びおやじクラブの皆様,有り難うございました!



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【GL育成研修11】レスター大学での英語レッスン

 ※現地からの報告が届きましたので,お知らせします。

 8月3日(月)
 研修8日目の御報告です。

 今日から日本人のみの英語授業ですが,グループで相談する時も英語を使いながら,クリエイティブなコミックストーリーを作成し,発表することができていました。日曜日は見聞を広めることができましたが,英語を使う機会が少なかったため,残された授業や生活でできるだけ英語を使いたいと思っている生徒が多いようです。

 午後はアクティビティで体を少し動かしたあと,8月6日の課題研究発表に向けて班ごとで相談し,準備を進めました。
 イブニングアクティビティでは,色画用紙やポリ袋を使ってグループごとに衣装を作り,ファッションショーを行いました。皆個性的で凝った作品が仕上がり,しばし撮影会に。語学学校側主催のイブニングアクティビティとしてはこれが最後ということで,アクティビティリーダーたちと記念撮影をする生徒たちもいました。

 ミーティングで各班のテーマを確認したところ,どの班も興味深いものになりそうです。限られた時間ではありますが, 引率教員は極力介入せず生徒たち自身でどんなものを作り上げてきてくれるのかを楽しみにしています。

 ※明日以降も,現地からの報告が入り次第,随時アップします。 

[写真]
 1枚目 午前中の英語授業(助動詞を使ってクリエイティブに
     英作文をしている様子)
 2枚目 皆でコミックストーリーを考えている様子
 3枚目 イブニングアクティビティでのファッションショー

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【GL育成研修10】ロンドン市内フィールドワークと現地で活躍中の日本人による講演 その2

 ※現地からの報告が届きましたので,お知らせします。

 8月2日(日)
 研修7日目の御報告(その2)です。

 その後,ロンドン大学に移動。ロンドン大学は,“長州ファイブ”が留学に来たことでも有名な大学で,日本と縁が深い大学です。その講義室をお借りし,ロンドンの企業で活躍しておられる日本人の飯塚忠治氏(センター・ピープル代表取締役)に,グローバルリーダーに必要なことやコミュニケーションについてご講演いただきました。
 「人生の中で難題,危機だと思えることも,それを跳ね返す力があれば実は大きなチャンスに変わるものである」「コミュニケーションとは,よい表現,よい表情で伝えるものであり,その根底は個々人の人に対する愛である」「自分は何者か−who I am− まず一人一人,人格を持った個人である」こと等についてお話しいただき,最後にグローバルリーダーに必要な資質として,well-balanced,principled,thinker,knowledgeable,communicator,inquirer, risk-taker,caring,open-minded,reflectiveを挙げて下さいました。
 すばらしいお話に皆のめり込み,リーダーとして自分に何が必要か,またこの研修で得たことをどう活かしていくかを考えるよい機会となりました。

 研修も2週目に入り,ますます自覚をもって様々な活動に参加し,積極的に学んでいる様子が見られます。

[写真] 
 1枚目 ロンドンテムズ川クルーズ(その2)
 2枚目 飯塚氏講演
 3枚目 飯塚氏とロンドン大学にて記念撮影


(参考)長州ファイブと薩摩スチューデント

 ロンドン大学の一校である名門ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の中庭には,日本人24名の名前が刻まれた記念碑があります。
 今から150年前の幕末,長州藩から5名(井上馨,遠藤謹助,山尾庸三,伊藤博文,井上勝),続いて薩摩藩から19名(森有礼,寺島宗則,五代友厚など)の若き志士たちが英国へ渡り,UCLで学んだことを讃えて建てられたものです。(長州藩の5名は1863年5月に横浜を出港[藩命により国禁を犯して密航]し,11月にロンドンに到着)
 
 なお,日本からの留学生たちがUCLに集まったのは,当時イングランドでは1826年創立のUCLだけが,信仰や人種の違いを超えて,すべての学徒に門戸を開いていた大学だったこと,近代的なカリキュラムを導入していたこと,通学制で学費が低廉であったこと等の理由が挙げられます。(オックスフォードとケンブリッジの両大学は,当時は英国国教徒にしか入学を認めていませんでした。)
 また,UCLで留学生たちを迎え入れて下さったアレクサンダー・ウィリアムソン教授のことや,薩長同盟よりも前に異国の地で結ばれた若き薩長の志士たちの友情など,興味のある方は更に調べていただければと思います。
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【GL育成研修9】ロンドン市内フィールドワークと現地で活躍中の日本人による講演 その1

 ※現地からの報告が届きましたので,お知らせします。

 8月2日(日)
 研修7日目の御報告(その1)です。

 昨晩の興奮も冷めやらぬまま,早朝ロンドンに向けて出発しました。
 先週の寒さが嘘のように天候にも恵まれました。

 現地のガイドさんと合流し,まずはロンドン塔からのシティークルーズで,ロンドン橋,ロンドンアイなどを船からゆっくり見学,ビッグベン付近で下船し,バッキンガム宮殿に向かいました。映画やガイドブックの中での光景や歴史的建造物が並ぶ美しい街並みに皆圧倒されながら,市内散策を楽しみました。
 大英博物館では,短い時間でしたが,ガイドさんの興味深いお話を聞きながら,ロゼッタストーン,死者の書,ミイラなど世界的に有名な展示物を見学し,古代エジプト,紀元前の世界について見識を得ました。

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 1枚目 ロンドンアイ
 2枚目 バッキンガム宮殿前
 3枚目 ロンドンテムズ川クルーズ
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【陸上部】 全国高校総体応援ありがとうございました!

 7月29日(水)〜8月2日(日)の日程で紀三井寺公園陸上競技場(和歌山県)にて行われました,全国インターハイ陸上競技(秩父宮賜杯第68回全国高等学校対校陸上競技選手権大会)に,京都府代表として,本校からは15名の選手が出場しました。
 どの選手も入賞を目標に掲げて全力を尽くしましたが,入賞者は3年生の日高水樹さん(走高跳)のみの結果となりました。全国大会出場にあたり,多くの御支援・御声援を賜り,誠にありがとうございました。
 選手諸君の今後の活躍に期待しています!

【結果】
  女子走高跳決勝
   第6位 日 高 水 樹(3年)  記録:1m69

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【GL育成研修8】ケンブリッジ大学終日見学

 京都市教育委員会主催のグローバルリーダー育成研修(GL育成研修と略します)も1週目の授業(月〜金)が終わり,土日はフィールドワーク的な活動となります。現地からの報告が届きましたので,お知らせします。

 8月1日(土)
 研修6日目の御報告です。

 Japan Dayや授業,アクティビティ等を通して親交を深めてきた他国生と過ごす日々も残すところあとわずか。本日はイタリア人生徒のグループとエクスカーションでケンブリッジを訪れました。オクスフォードに次いで歴史の長い大学の町ケンブリッジについては事前研修の課題でも学習しましたが,実際に自分がその場に身を置いて五感を研ぎ澄まして感じてみると,すべてが新鮮だったのではないでしょうか。天気にも恵まれ,生徒たちはレスターではできない観光や買物を楽しむ等,良い息抜きにもなりました。また気付いたら自ら進んで点呼をとる者,周囲に気を配りながら集団の動きを見ることが出来ている者もたくさんいて,頼もしい限りでした。

 バスでレスターに戻ったあとの夜は,イタリア人の卒業認定証授与式と送別パーティーを兼ねたディスコがありました。イタリア人と過ごせる最後の夜ということで最後まで一緒に踊り,楽しみ,締めくくりには皆で記念撮影。Japan Dayで司会を務めてくれた深水くん(堀川高校)の「がんばれ 日本!」のかけ声で会場が一つになれた気がします。

 来週からは日本人だけの授業になってしまいますが,彼らには課題研究発表というミッションがあります。他国生との交流を通して気付いたことも参考にしながら,しっかりとまとめていって欲しいと思います。

 ※明日以降も,現地からの報告が入り次第,随時アップします。

[写真]
 1枚目   イタリア人生徒とのディスコ(送別パーティー)
       一息ついて記念撮影
 2枚目   ディスコが終了し,お別れに集合写真
 3枚目上段 ケンブリッジ大学・キングスカレッジ
 3枚目下段 ケンブリッジでの集合写真



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【GL育成研修7】レスター大学内での研修5日目

 ※現地からの報告が届きました。

 7月31日(金)
 研修5日目の御報告です。

 イギリスを訪れて初めての晴天の中,レスター大学での語学研修は初めの1週間を終えようとしています。今日でイタリアやカザフスタンの生徒たちとの合同授業も終わりです。
 最初は他国生の積極性に圧倒されていた京都の生徒たちでしたが,それがよい刺激となり,徐々に授業中の発言も増え,国籍を異にする研修生同士の交流も活発になってきました。仲間とともにアクティビティーにも授業にも全力で取り組み,日々新しいことを発見し,成長している様子が見られます。
 今日の生徒班長会議では,昨日のJAPAN DAYの反省と改善点を話し合いました。それをもとに,より深く思考し,意見を出し合い,より良いものを作り上げてくれることと思います。次週の課題研究でその成果が見られることを期待しています。

 夜のアクティビティーではクイズ大会が行われ,イギリスのことや時事問題について,他国生と知識を出し合い,楽しみながら学ぶことができました。

 ※明日以降も,現地からの報告が入り次第,随時アップします。

[写真]
 1枚目 アクティビティー(スケッチ)の様子
 2枚目 休憩時間のひとコマ
 3枚目 クイズナイト

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【GL育成研修6】レスター大学内での研修4日目

 ※現地からの報告が届きました。

 7月30日(木)
 研修4日目の御報告です。

 本日は事前研修の頃から準備してきた“Japan Day”の発表日。英国に到着してからも,各班で練習や打ち合わせ,準備を重ねてきました。銅駝美術工芸高校の石原さんデザインの揃いの宣伝Tシャツを着たり,折り紙で折った招待状を配ったり,自分たちで集客から,語学学校の方との打ち合わせ,段取り,司会をしたり,またパソコントラブルなど不測の事態が起こった時も臨機応変に対応して,Japan Dayを無事成功させることができました。

 一緒に授業を受けているイタリア人やカザフスタン人だけでなく,その引率の先生方や,語学学校スタッフにも,プレゼンの内容の興味深さ,飽きない構成や実演,雰囲気をたいそう気に入っていただき,フィードバックも下さいました。「グローバルリーダー」育成研修の名にふさわしく,それぞれが自分の役割を全うすることができました。観衆に喜んで頂けたことを喜びとし,さらに国際交流を深められた会であったのではないかと思います。

 一つ目の発表は終了しましたが,今後帰国までに課題研究を設定し,発表しなければいけません。最終事前研修時のリハーサルから大きな成長を見せた彼らの今後がますます楽しみです。

 ※明日以降も,現地からの報告が入り次第,随時アップします。

[写真]Japan Day の様子
 1枚目 準備
 2枚目 発表
 3枚目 終了後の打ち解けた写真撮影会風景

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全日制
10/28 1234個別懇談会
10/29 木1水567個別懇談会
10/30 金4567個別懇談会
10/31 1年2年進研記述模試
3年進研駿台共催マーク模試
1年進路フィールドワーク保護者説明会
京都市立西京高等学校
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