京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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西京中高生,元気に頑張っています!

 9月19日(土),いわゆるシルバーウイークの初日ですが,本日,校内では3年生全員がマーク模試を受験しました。自己採点の終了が午後5時45分ごろまでという長丁場です。生徒たちはこれまでの努力の成果を発揮するべく,熱心に取り組んでいました。
 また,本日午前中は,附属中学校の「土曜学習」も行われていました。本校OBの大学生チューター2人が常駐し,計30人弱の中学生の質問に対応していました。久しぶりに見る中学数学の問題に,OBたちも「“こういうのやったなあ”と思いながらなので,面白いです。」と言っていました。
 1・2年生は「土曜講座がなくて午前中から部活動をできる貴重な日」ということで,校外での試合や練習に臨んだり,グラウンドや体育館で元気な声を響かせたりしていました。

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1年生学年アセンブリを行いました!

 9月17日(木)7限,ロングホームルームの時間を利用して,1年生学年アセンブリを7階大講義室にて行いました。今回のアセンブリのテーマは大きく2つ,「文理選択について」と,「海外フィールドワーク秋課題について」です。

 一つ目は,文理選択(2年次からの所属コース選択)で大切なことについて,進路部の久保先生からお話ししました。
 文理選択は,直接的には大学の選択,将来の職業選択につながります。代表的な職業分類や学部学科を挙げながら,自分はどのような形で社会貢献をしていきたいかをさまざまな角度からよく考え,多岐にわたる切り口のどこから攻めていくのか,突き詰めることが大切であることを強調していました。そして「とりたい資格に依存・固執して多角的に検討することをやめてしまわないようにしよう」「希望する職につけないときは,といったことも考えて視野を広げよう」等,注意すべき点についても例を挙げて説明していました。また,選択科目の決定に当たっては,「可能性を狭めないよう心掛け,“なりたい”・“できる”・“すべき”いろいろな観点から考え,決して消去法では選ばない」「大学の入試要項も確認する」ようにしながら,間違いのないようにしよう,と呼びかけていました。
 西京高校では,共通カリキュラムの1年生で理科の基礎科目を3つ履修でき,そのほかさまざまな分野の授業を受け,大学オープンキャンパス参加や校内の進路学活の取組で気づいたこと・考えたことも合わせて,自分の興味関心や得意分野を確かめながらじっくりと選択内容を熟成させることができます。しかし,一度選んだら途中での変更はできません。しっかり確認作業をしたうえで,決定した進路を自分の言葉で語れるようにしてください。

 二つ目は,海外フィールドワーク(以下,「FW」と略します。)の「秋課題」について,教育企画部の土肥先生からお話ししました。
 海外FWの目的の一つに,多角的な視野を持つことがあります。ものごとにはさまざまな見方・捉え方があります。世界には多くの民族・文化があり,日本ではあまり気がつかないような視点もたくさんあります。視野を広げる場の一つが海外FWです。
 秋課題は,夏課題を作成する中で感じた「疑問」からスタートします。この「疑問」に対する「答え」を探すべく,興味ある事柄について事前学習を深め,現地調査活動の案を考えていきましょう。また,自分がもった疑問について,仲間にも好奇心を持ってもらえるように,レポートにまとめていきましょう。

 本日の学年アセンブリを機に,生徒たちは「自分の将来についてよく考え,自分の歩む道を切り拓いて行こう」という気持ちに溢れている様子でした。
 海外FWの秋課題も楽しみながら取り組み,自分のスキル・志・興味関心を高め・深めていって下さい。
 ガンバレ,13期生! 期待しています!

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 左上 学年主任から
 右上 会場の様子
 左下 進路部から(文理選択及び科目登録についての説明)
 右下 教育企画部から(FW秋課題についての説明)

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教室でごみ分別徹底の「試行」を行います!

 9月16日(水)昼休み,5階物理室にて,2Rプロジェクトの生徒たちと美化保健委員の一部との合同会議を行い,17日(木)から実施する一部クラスでの「ごみ分別試行」について話し合いました。

 京都市では,ピーク時(平成12年度)からの“ごみ半減“に向けて,「京都市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例」(愛称:しまつのこころ条例)を,2R(ごみになるものを作らない・買わないといった「リデュース[発生抑制]」,再使用する「リユース[再使用]」)と分別・リサイクル[再生利用]の促進の2つを柱とした,全国をリードする条例へと改正し,10月1日から施行されます。
 今回の条例改正に伴い,家庭ごみや事業ごみ(一般廃棄物)の分別が「協力」から「義務」に引き上げられ,学校においても,今後,徹底したごみの分別に取り組む必要があります。(学校から出される一般廃棄物の中には,約40%程度の「資源化可能な紙ごみ」が含まれていると言われています。)

 そこで,西京高校では,今年の3月から生徒有志による「2Rプロジェクト研究チーム」(2年生12名)を立ち上げ,京都大学環境科学センター助教の浅利美鈴先生御指導のもと,生徒の意識調査(高校2年生対象)や教室ごみの開封調査(中・高各学年1クラスずつを抽出),紙ごみや古紙の実態調査等を行いながら研究を進め,6月には京都大学で中間発表(“エコ〜るど京大”の一環である「くすちゃんフェスタ」にて)を行いました。また,来月からの条例施行をにらみ,職員室では9月初めからごみの分別徹底を始めております。

 生徒たちの教室もごみの分別徹底・ごみ減量を図っていくわけですが,10月初めは前期期末考査中に当たるため,分別の一斉開始は,後期始業日(10月15日・奇しくも本校の創立記念日です)からと考えております。(ちなみに,教室のごみ箱は,これまで「ペットボトル」と「それ以外の燃やすごみ」の2区分でしたが,これを「ペットボトル」「プラスチックごみ」「雑がみ」「古紙」「燃やすごみ」の5区分に改めます。なお,ビン・カンはこれまでから持ち込み禁止です。)
 それに向けて,9月17日から,2クラスほどを抽出して,ごみの分別を実施しながら,ごみ箱の大きさや置き場所,ごみ袋の交換頻度などを工夫してみよう,という「試行」を行うことになりました。
 対象は2年生の1・2組です。どのような結果が得られるか,2Rプロジェクトのメンバーがこれまで研究したことを生かしながら,美化保健委員会や生活指導部保健担当など関係機関とも連携を図りつつ,ごみ減量の取組を推進していければと思います。

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  左:会議の様子
  右:教室に設置した分別用ごみ箱

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京都市立学校体育表彰をいただきました!

 9月15日(火)16時30分から,3階校長室にて,「京都市立学校体育表彰」授与式が行われました。
 宮本昌昭体育健康教育室長をはじめとする京都市教育委員会の皆様5名が御来校下さり,村上英明校長及び陸上競技部顧問渡邉為彦先生の前で,3年生の日高水樹さんに表彰状とトロフィーが手渡されました。
 宮本室長からの温かい祝福と激励の言葉の後,日高さんは,「わざわざ学校までお越しくださいまして,有り難うございます。今回のインターハイで全国6位に入賞しましたが,目標としていた記録には及びませんでした。その悔しさを胸に,第一志望の大学に合格できるよう,学習の面でも精一杯努力します。大学進学後も競技を続け,5年後に迫っている東京オリンピックを目指して更に競技に打ち込みます。今後とも,西京高校や西京陸上部への御支援をよろしくお願いします。」と,力強く感謝と決意を述べていました。
 今後ますますの活躍を期待しています!

[記録]
 平成27年度全国高等学校総合体育大会陸上競技
 女子走高跳 第6位 日高 水樹(3年)[記録: 1m69]

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1年生EEP特別講演会を行いました!

 9月12日(土)土曜活用講座終了後の11時50分から,7階大講義室にて,1年生全員を対象として,「EEP特別講演会」を行いました。(EEPとは,「Enterprise Education Program」の略称で,産官学各界の講師による講演を通して,「進取・敢為・独創」のエンタープライズ精神涵養と知の世界への興味関心を高めることを目的とした取組です。)

 本日の講師は,京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之先生です。御専門は知能機械学・機械システムで,インクルーシブデザインやコミュニケーションデザインに関するワークショップを200回以上重ね,「ために」から「ともに」へと社会が変わるコミュニケーションの場づくりを実践しておられます。また,小・中・高校におけるキャリア教育,企業におけるイノベーター育成研修,熟練技能伝承に関する講演も多数なさっています。更に,平成24年には,京都大学准教授の職を辞され,2年間,経済産業省産業技術政策課で,技術戦略担当の課長補佐としてお勤めになった御経験もおありです。(昨年夏に復職されました。)

 演題は,「カガクノミカタが切り拓く未来―激動の社会で自発的学びがもたらす価値―」。約50分間にわたって,生徒たちに熱く語りかけて下さいました。
 まずは,トランプを題材に,「人の視野がいかに狭いか」ということの体感です。示された話題をもとに3〜4人で仮説を立てて,話し合い,考えたことが正しいか検証します。そして,中心視野と周辺視野の説明から,「視野は容易に狭くなる。このことを知っていれば視点は動かせる。自発的に俯瞰することが不可欠である。」として,狭い視野を広げる一つの方法としての「カガクノミカタ」について考えていこう,と生徒たちを導いていかれました。
 次に,ダンゴムシの「交替性転向反応」(乾燥を避けて湿気を求める,あるいは天敵から逃避する等の理由で出来るだけ遠くへ移動するため,衝突するたびに左右およそ等確率で移動する)はどれだけ繰り返されるのかを徹底的に調べた研究をもとに,「思いつくだけではなく,行動することが大切である。そして,突き詰めることを心掛けてほしい。」と,探求し続けることの重要性を説かれました。さらに,京都大学の山中伸弥教授が開発に成功された「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を巡る熾烈な論文発表の争いにも触れられ,「行動するのも,人一倍のスピードで」と付け加えられました。
 3点目に,「皆さんがこれから選択する理系・文系のコース分けを,『人生の二択』と誤解してはいけない。」と注意され,レアアースとエコカーの事例を挙げながら,「世の中には,“理系の人だけが解く問題”“文系の人だけが解く問題”等は存在しない。そんなものは,受験のときだけ。」「理系も文系もカガクノミカタも,一つのモノの見方にすぎない。」と諭されました。そして,「両方をつなげられる人が世の中には少ないので,広い視野を身に付けておいてほしい。」「大学の4年間とは,ある一つの視点(学問)を,4年間通じて獲得すること。その視点が新しい道(選択肢)の存在を教えてくれる。」等々,「自然科学系コース」「社会科学系コース」いずれに所属するのかの決断(文理選択)をこれから行う生徒たちへのエールを送られました。

 塩瀬先生は,東日本大震災で被災した石巻市の中学生と出会って支援する中で,彼らの思いを知り,「はたらく」と「まなぶ」の距離をもっと近づけたいと考えられたことを契機に,大学准教授の職を辞めて経済産業省で勤務することを選択されたそうです。
 日本の半導体産業が凋落しても,そこで働く人々の約80%が「勝ち残れない」とわかりつつも「同じ会社で勤め続けたい」とあきらめていたり,25歳以上で大学等の高等教育機関において学ぶ人の割合がわずか2%(OECD加盟国の平均は20%/ちなみに,ポルトガル36%,アメリカ24%,イギリス19%,ドイツ15%等)にとどまったりしているなど,「自分で学び直して方向転換を図る」ことがうまく出来ていない現状を指摘されました。そして,ドバイ等の例をもとに「20年間の劇的な変化は予測できない。20年前に必要な勉強や仕事と,20年後に必要な勉強や仕事は変わる。だから,学び続けるということが生きる道。」「未来は予測できない。最も正確な予測は,未来を創造すること。」「学び続け,新しい視点を手に入れながら成長していってほしい。今の夢と,大学に入ってからの夢が変わっても,それは良いこと。常にベストの選択をし続けるのが大切。」とおっしゃいました。
 更に,内閣府が行った若者の意識の国際比較調査の結果をもとに,「日本の若者は,うまくいくかどうかわからないことへのチャレンジに消極的で,社会を変えられるかもしれないという自己効力感が大きくない」「皆さんには,過去の自分を信じること,そして未来の自分を信じること,この『二つの“自信”を大切に!』という言葉を贈りたい。」「変化の激しい時代,皆さんが提案することに対して,大人は経験したことがないので,おそらく褒めないだろう。しかし,自分が大事と思うことはしっかりと貫いてチャレンジをやめないように。」と激励されました。
 結びに,「我逢人」(人と人との出逢いの尊さを三文字で表した禅の言葉です。)という,先生がお好きな言葉をお贈り下さり,「あなたを広く深く成長させてくれる人との出逢いを大切に」と呼び掛けられました。

 “おまけ”として,「この世の中からすべての大学がなくなったら皆さんはどうするか」(グループワーク),「『まなぶ』の類義語と反対語を書きなさい」(一人で考えてグループで共有)という2つの課題を行った上で,「グローバル化とは欧米化ではない。20年後,日本は世界の中で70億分の1億という存在。相対的弱さの中で,誰も経験したことがない人口減少社会を生き抜くために日本人に求められるリーダーシップとは何か,誰も答えを知らない。その未来社会で皆さんは活躍を期待されている。」「皆さんには,“たのしい”“生きる”上での学びをしてほしい。」と,激励して下さいました。

 質疑応答では,「行き詰った時に,学ぶツールとして何が大切ですか」「“学び直し”とおっしゃったけれども,なかなかそれが難しい現実が今の日本にはある。どのようにすればよいですか」という質問が出ました。
 塩瀬先生は,「京都大学のアドミッションポリシーは『対話を根幹とした自学自習』。学問とは,対話を通して研鑽するもの。大切なのは,コミュニケーション能力。いつも相談し,切磋琢磨できる人を作るようにするのが一つ。ただ,同じ人同士で議論しているだけでは視野が狭くなるので,いろいろな人と対話することも大切。人と話せば話すほど新しい気づきがあるもの。パートナーを変えればまたブレークスルーできる。」と,「対話」の重要性を指摘され,それを意識的に行いつつ,新たな気づきを楽しむよう促されました。
 2つ目の質問に対しては,フランスやアメリカの制度・仕組みを紹介しながら,「現実の大学に通うだけがすべてではない。ネット上で様々な講義を受けることができる現状もある。要は,自分の中で『伏線を張っておく』ことが大切。自分の興味の範囲を広げながら,いろいろな学びのタネを花開かせていってほしい。」と答えておられました。
 最後に,生徒代表からお礼の言葉を述べて,講演会は終了しました。

 生徒の感想です。
 ・今まで自分が思っていたことをすべてひっくり返されるような講演で
  した。
 ・「学び続ける」ということは「チャレンジし続ける」というのと同じ
  ことだと思うので,生きる道につながる「学び」をこれからも大事に
  続けていきたいと思います。
 ・未来を予測するためには,過去も現在も知らなければならない。その
  ためにも,学校の勉強だけでなく,今の世界をしっかりと捉えること
  が必要だと思いました。
 ・学びの大切さや楽しさについて考え直すことが出来て収穫があった
  し,この厳しい世界の中で何を大事にして生きて行けばよいかという
  軸,モットーが自分の中で出来てスッキリしました。
 ・答えがないかもしれないことに対して向き合うことが大切なんだとわ
  かったし,今の自分たちに足りていないことなんだとわかりました。
 ・切磋琢磨できる友人とコミュニケーションをしながら,「新しいも
  の」を見つけていきたいと思います。
 ・先生がおっしゃった「2つの自信」という言葉が,自分の中で一番心
  に響きました。自分のやりたいことが見つかったときに,自分の力不
  足でそれを諦めなければならなくなってしまわないためにも,しっか
  りと努力していこうと思いました。
 ・「すべては人の出逢いから」という言葉に一番共感しました。堀場雅
  夫先生が思いを込めて設立された「エンタープライジング科」の生徒
  として,エンプラ精神を常に持ちながらグローバルリーダーを目指し
  ていきたいと思います。

 「進取・敢為・独創」を校是とする西京高校の,これから文理選択を控えた13期生に対して,期待とエールを送りながら,刺激と示唆に富むお話をして下さいました。
 塩瀬先生,お忙しい中御講演を賜り,誠に有り難うございました。


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「東京大学現役女子学生による母校訪問2015」を実施しました!

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 9月12日(土),土曜講座及び講演会終了後の13時30分から,4階会議室にて,「東京大学現役女子学生による母校訪問2015」を行いました。

 これは,東京大学が平成22(2010)年3月に発表した「行動シナリオFOREST2015」において,「“タフな東大生”育成のため,平成32(2020)年までに在学生の女性比率を30%にする」ことを目標としていることを背景とした取組です。(ちなみに,女性比率の現状は,学部によっては30%に達しているところもありますが,平均すると18.6%[学部学生13,960人中,女子学生は2,601人です。/『東京大学の概要資料編2015』による])

 「もっと多くの女子学生に東京大学を目指してほしい」という趣旨のもと,大学が呼びかけた公募イベント(母校での広報活動)であり,それに本校の卒業生が応募し,このたび本校では初めて実施する運びとなりました。

 先輩からの話を聴こうと,東京大学を目指す1年生と3年生が集まりました。(残念ながら,女子生徒の参加はありませんでした。)

 説明会は東京大学が制作した大学紹介ビデオから始まり,8期生の川畑真帆さん(法学部公法コース3年生)から,自身の高校時代から現在に至るまでの体験談を語っていただきました。また,9期生の竹内美晴さん(教養学部2年生・文学部社会学コース内定)の体験談についても,川畑さんが代理としてお話しして下さいました。
 両先輩とも,管弦楽団(東大オケ)やスケート部(大学からフィギュアスケートを始めたそうです)に所属し,学生支援ボランティアなどもしているそうです。そして,「はじめの2年間は文理を問わず好きな分野の講義を選択できるのが大きな魅力。思わぬ分野に興味が出て,高校時代とは大きく進路を変える人も少なくない。」「友人が素晴らしくて魅力的。全国の知識欲旺盛な人間が集まっているので,話していて面白いし,すさまじい経歴の人と普通に喋れて学ぶところが多い。」等,魅力の一端を語って下さいました。
 また,「東京大学を志望し始めたのは高1の3月頃」「土曜講座・補習や模試といった学校が用意してくれたものに全力で取り組み,スキマ時間をフル活用すれば大丈夫」「言われたこと以上のことをするつもりで,毎日学校に居残って先生に質問した」等,高校生のころにどのように取り組んだかについてもいろいろと話して下さいました。
 その後は質疑応答が活発に行われ,東京での生活,アルバイト,進学振り分けや就職活動,また合格するためにはどんな努力をすればよいのか等,予定の時間を大きく超えて質問は続きました。参加した後輩達も,きっと満足してくれたのではないでしょうか。

 大学生は現在夏休みですが,インターンシップやボランティア活動の合間を縫って後輩のために時間を作ってくれる先輩は本当に貴重な存在です。
 川畑・竹内両先輩,ありがとうございました!

附属中学3年生に対する「高校オリエンテーション」(第2回)を行いました!

 9月11日(金)6限,7階大講義室にて,附属中学3年生を対象とした「高校オリエンテーション」を行いました。
 年間3回行います高校オリエンテーションの第2回目です。前回(7月3日)は,教育企画部長の岩佐先生から,高校の概要や高校進学に当たっての心構えについて,事前アンケートの結果も交えながら説明をいたしました。

 2回目となる今回は,教務部及び進路部からの説明です。

 冒頭の挨拶で村上校長は,「7月の説明では,“高校受験のない中3夏から後半にかけての過ごし方”について,“高校受験に向けての勉強に縛られず,自分の資質や能力を伸ばすような,幅広くて深い知識・興味・関心を耕す取り組み,つまり人間としての幅を広げるような学びを,自らのびのびとしてほしい”と言っていましたが,出来ていますか? 忘れていた人は,これからでも心掛けて下さい。」「高校からの入学生は,この学校に入りたいという決断・チャレンジをし,落ちるかもしれない入試を乗り越えてきています。中高一貫教育のもとで学ぶ皆さんも,心理面でのチャレンジが必要です。高校2年生は,10月中旬に“受験生宣言”を行って意識の切り替えをします。それに倣って,“西京高校生宣言”をすることをお勧めします。知識はもちろんのこと,人間的魅力も十分に備えた上で,高校からの入学生とともに西京高校の生徒として成長していって下さい。」と激励されました。

 次に,教務主任の宮越先生から,「高等学校の教育課程及び単位認定規定について」と題して,中学3年生への事前アンケートの回答を紹介しながら,質問事項に答える形でお話しいたしました。「単位とは」「不履修とは」「文理分けの時期は」「原級留置とは,またその要件とは」等,用語の意味や中学校との制度的な違いを含めて,丁寧に分かりやすく説明しました。

 最後に,進路指導主事の坂根先生から,「高等学校の進路指導の概要」について,要点をコンパクトにまとめ,わかりやすくお話しいたしました。難関国公立大学への進学を念頭に置いた本校の授業中心の学習システムや進路指導のさまざまな取組を紹介し,「グローバルリーダーとして,どのような形で社会に貢献するのか,どのような生き方・働き方をするのかといった“ゴール”をイメージし,そこから『大学や大学院→高校→中学』と逆算していって,続いていく“学び”を構築して下さい。」「今,本気で西京を目指して努力し,高校から入学してくる仲間たちと,学習面・教養面ともに切磋琢磨して互いに高め合う興味深い付き合いが出来るよう,これから高校入学までの半年,しっかりと準備して下さい。」とエールを送られました。

 本校は中高一貫教育校であり,附属中学校からの進学者には高校入試が課せられていません。地域の中学生が部活を引退して高校選択と受験勉強に力を注いでいるこの時期(中3後半)をいかに過ごすかは,今後に向けての大きな分岐点です。来年4月に第14期生として胸を張って入学できるよう,しっかりと準備をしておいてもらえればと思います。

 ガンバレ! 附属中学10期生!

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 1枚目 校長挨拶
 2枚目 教務部説明
 3枚目 進路部説明

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2年生学年アセンブリを行いました!

 9月10日(木)7限,ロングホームルームの時間を利用して,2年生学年アセンブリを7階メモリアルホールにて行いました。これは,西京祭文化の部が成功裏に終わりましたので,その切り替えを確実に行い,10月1日(木)から行われます前期期末考査及び今後の学習等に向けて意識を高め,自分たちの進路をより具体的に考えていくようにするために,学年が企画したものです。

 今回のアセンブリでは,前期期末考査,進学補習受講申し込み(開講は10月15日から),受験生宣言,後期選択科目登録を控え,大きく2つの内容で進めました。

 一つ目は,西京祭文化の部の振り返りです。全体講評として,学年主任から,これまで身につけた力を存分に発揮し,よく盛り上げてくれた,と労いとまとめの言葉がありました。なお,今年の取組「校内装飾と演劇」についての講評は,「学年通信」に掲載されています。

 二つ目は,「意識の切替」です。
 まず,学年主任の岡本先生から,後期に向けて「受験生宣言」と「受験に向けての流れ」,「進学補習」等についてお話しいただきました。
 後期の最初に,2年生は受験生宣言をすることになります。部活動にも全力で取り組む中で,受験生という自覚を持ち,受験勉強をスタートするための節目の行事です。「受験生になる」という単なる決意表明ではなく,勉強の仕方や,日々の過ごし方についても切り替えられるような,12期生らしい受験生宣言にするためにはどうすればよいか,12期生は大きな宿題を課されました。
 また,3年生までの選択科目の組み合わせ等を考え合わせながら早目に志望校を決定し,受験科目を確認する必要性があるので,改めてしっかりと考え,保護者の方ともよく相談しておくようにとのお話もしていただきました。
 後期からは進学補習(希望者のみ)も始まり,模擬試験も3教科から5教科へと増えていきます。一人一人が現状と理想をしっかりと見つめ,一週間をどのように回していくのか,そのデザインを真剣に立案し,実行していってほしいと思います。

 次に,国語・数学・英語各教科の担当者から,予習・復習を含めた日頃の学習態度についての注意喚起や,10月15日から始まる「進学補習」の具体的な内容と受講を希望するに当たっての心構え等についてのお話があり,生徒たちは熱心にメモをとっていました。

 熱気渦巻く西京祭文化の部も終わり,期末考査まであと3週間を切りました。本日のアセンブリを機に,気持ちを切り替えて,考査の勉強に臨もうという気持ちに溢れている様子でした。
 ガンバレ,12期生!

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1年海外フィールドワーク夏課題発表会を行いました!

 9月10日(木)7限目,ロングホームルームの時間を利用して,1年生海外フィールドワーク(以下,FWと略します。)夏課題発表会を行いました。
 これは,1年生の全生徒が,それぞれ所属するコース(シンガポール・マレーシア・タイ・ベトナム・インドネシア・上海・グアムの7つです。)の「選択動機」「訪れる国や地域に対する『疑問』」「その疑問に対する自分の『答え』」についてまとめ,タブレット端末を用いて校内のサーバに過日提出した「夏課題レポート」を全員が発表し,それぞれが知りたいこと・興味を持っていること・やりたいことを共有するために行うものです。

 コースごとの会場で,それぞれを数人ずつのグループに分け,各グループにはFW委員が入って会を進行します。この発表会を成功させるため,事前準備としてコース別FW委員会を西京祭前後に行い,FW委員たちは全生徒から出された夏課題レポートを読み込み,グループ分けや発表会進行計画を検討してきました。
 FW委員の司会進行により,グループに分かれて,まずは自己紹介です。(内進生・外進生ミックスです。)その後,個人発表と質疑応答・協議が行われました。全員がそれぞれのレポートでまとめ・考えたことについて口頭で発表(今回はパワーポイントなし・近い距離で座ったままの発表です。)するわけですが,中には緊張していた発表者もいましたが,グループからの質問に答えているうちに,だんだんと活発な発表ができるようになっていました。
 全員の発表終了後,直ちにコース別の全体会を行い,各グループで出された意見や反省点などを代表者が報告し,コース全体で交流しました。
 最後に各コース担当の教員から本日の講評と今後の進め方についての説明を行い,「振り返りシート」でしっかりと成果と課題を反省して,夏課題発表会は成功裏に終了しました。

 今回の発表会を通じて,各個人が自分のコースについて様々なことを知ることができました。これを機に,一人一人がより充実した海外FWの取組を創り上げていってほしいと思います。
 また,準備・運営に多くの時間を費やし,13期生ならではのFWづくりに向けて努力を続けているFW委員の皆さん,お疲れ様でした。今後とも,すべての生徒の「当事者意識」を大切にしつつ,いろいろと仕掛けていって下さい!

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西京祭文化の部(2年生ステージ その2)

 西京祭文化の部2日目(9月4日[金])に西館アリーナにて行われました,2年5組ステージ発表の写真(2年生最終追加分)です。
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全日制
9/19 3年進研駿台共催マーク模試
京都市立西京高等学校
〒604-8437
京都市中京区西ノ京東中合町1
TEL:075-841-0010
FAX:075-822-5702
E-mail: saikyo@edu.city.kyoto.jp