京都市立学校・幼稚園
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第11期生「フィールドワーク発表会」を行いました! (その2)

 第2部は,3フロア・計79グループに分かれての,地声による,数人の聴衆との,双方向的な質疑応答となる,「ポスター発表形式による活動報告」です。
 休憩をはさんで,1年生たちは先輩が待ち構えている5・6・7階の廊下に移動し,事前に「要約集」を読み込んで選んでおいたポスターの前に陣取りました。1年生たちも4月の学習合宿で一度ポスタープレゼン大会を経験していますので,積極的に質問する姿が見られました。また,2年生は皆生き生きと聴衆に向けて説明をし,質問に対するやり取りも丁寧に行っていました。お互いに5回繰り返し行われる機会を目いっぱい使って,調査結果を「伝える」・「受け取る」ことがそれぞれ出来ていたように思いました。

 最後にメモリアルホールに1年生・2年生が全員集合し,森先生から講評をいただきました。
 まずは大変感心なさったとのことで,2年生ははっきりとした研究目的を持ち,しっかりとした方法論のもとで行っており,ポスターの内容も発表もともに素晴らしかった。1年生も見習ってほしい,とおっしゃって下さいました。
 また,「この目で見てみましょう」と言った人がいたが,これは大変いい言葉だ。マスコミはすべてを伝えているわけではないので,自分で実際に体験することが大切である,とした上で,「心がけてほしいこと」についてメッセージをいただきました。
 ・その国の宗教や文化をぜひ研究してほしい。
 ・行った国を好きになってほしい。
 ・言葉はすごく大切である。英語は勿論のこと,その国の言葉を勉強
  してほしい。
 ・若い時代にその国の友人を作ってほしい。一生の友達になる。
 ・危機管理が大切である。自分の身は自分で守ること。
 ・日本を説明できるようになってほしい。踊りでも歌でもよいので,
  自国の文化を楽しく紹介できるものを1つくらいは出来るように
  なっておく。 等でした。

 学年あげてのポスターセッションは今年度初めての取り組みでしたが,生徒の皆さんは,発表者としても,聴衆としても,生き生きとこなしていたと思います。
 2年生は,昨年度以来,本当に盛り沢山の活動に取り組んできました。この頑張りは大きな糧として,今後の人生に生きることでしょう。
 次は,12期生が「選択制海外フィールドワーク」をはじめとする様々な活動に真摯に取り組み,後輩たちにエンプラ魂を引き継ぐ番です。活躍と飛躍を期待します。
 最後になりましたが,本日は,保護者の皆様も中高合わせて約50名御参観くださいました。お忙しい中御来校賜り,誠に有り難うございました。
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第11期生「フィールドワーク発表会」を行いました! (その1)

 6月21日土曜講座の後,午後1時から3時過ぎまで,本館7階京一商西京メモリアルホール及び5・6・7階廊下において,1年生生徒全員と1・2年生の保護者の皆様ご出席のもと,「11期生海外フィールドワーク(以下,FWと略します。)発表会」を行いました。
 これは,<エンプラ魂>を2年生から1年生に引き継ぐための恒例行事で,「コース選択制」のもとで初めて学年全体が揃って行いました海外FWの活動報告を2年生から受け,1年生の生徒がFWへの意識を高め,より充実したFW学習が実施できるように行っているものです。
 本年は,御来賓として,京都大学国際交流推進機構長でいらっしゃいます 森 純一 教授にお越しいただき,御講評を賜ることができました。

 エンタープライジング科セカンドステージとなる11期生(2年生)は,昨年度初めて実施しました「コース選択制FW」に年間を通して事前調査・準備に取り組み,3月に実際に各地へ赴き,学校交流や現地調査などを行いました。今年度に入り,FWの内容をまとめた「紀要」を各グループで書き上げました。それをポスターセッションの形に加工し,発表内容を原稿にまとめ,どのような問いかけにも対応できるよう想定質問を考え,高校生・附属中学生・保護者の方など,語りかける相手のことを第一に考えた発表の工夫をして,この発表会に臨みました。

 本日の発表会は,第1部の全体会,第2部のチームごとのポスター発表,そして1・2年生が一堂に会して御来賓から講評をいただく,という3部形式で行われました。

 第1部は1年生全体に向けての,パワーポイントを用いた報告です。
FW委員長からは,この活動を通じて得られるやり遂げる力の大きさについて,また,FW委員会広報部からは,年間を通じての準備や取組の流れについて,そして各コース長からはコースごとの特色が説明されました。「1年生の皆さんは,希望のコースとは別のコースも観て聴いて比較し,参加コース決定や準備に生かして下さい。」など,丁寧に語りかけていました。
 質疑応答では,各コースの昨年度のテーマや,カンポンステイ(カンポンとはマレー語で「村落」「田舎」を意味します。農園が広がるマレーシアの田舎の村に滞在しながら現地の人々との交流を行う,マレーシア流のホームステイです。)のコースによる違い,英語が分からない現地の人と交流する時にどうしたか,などの問いが1年生から出ました。言葉の質問については,「ジェスチャーやボディーランゲージでけっこう通じた。肝心なことは,伝えたいという気持ちだと思うので,皆さんもがんばってください。」とアドバイスしていました。

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フィールドワーク発表会の準備をしています。

 本日(6月20日)6・7限から放課後にかけて,明日午後に行います「海外フィールドワーク発表会」の準備を,2年生全員が行いました。
 エンタープライジング科の専門科目「エンタープライズ1」(1年生)に続く「エンタープライズ2」(2年生)の授業の一環として取り組んでいるもので,3月(1年生の学年末)にフィールドワークを終えてから,生徒たちがまとめを行ってきました。
 準備開始に当たり,7階の大講義室に2年生全員が集まって村上校長や2年学年主任からの激励をいただくとともに,担当教員から本日と明日の活動に際しての諸注意を行いました。
 村上校長は,1年入学直後の学習合宿やこれまで長い時間をかけてフィールドワークの準備・実施・まとめを行ってきたことの集大成であり,成果をしっかりと示してほしい,と述べられ,「中身もさることながら,伝えたい・伝えきるという気持ちを持って心を込めて取り組むことが大切である」と激励されました。2年学年主任は「君たちは,幸せ者であるという自覚をしっかりと持って明日の発表会に臨んでほしい。そして,発表会での質疑応答で得た成果も含めて紀要をまとめ,長期にわたるフィールドワークの取組を完成させるよう努めてほしい。」とエールを送りました。
 全体での激励の後,生徒たちはそれぞれのコースに分かれ,各教室や廊下でポスターを貼ったり,発表の予行演習をしたりしていました。
 フィールドワークが「コース選択制」となって初めての発表会です。高校1年生の生徒全員に加えて,附属中学校の生徒(参加希望者)も対象としています。この取組を通して,西京に連綿と伝わる「エンタープライズシップ」(エンプラ魂)が11期生から12期生,また今後内進生として高校に進学する附属中学校の生徒たちに力強く継承されることを願っています。
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2年生「学部学科選択座談会」を行いました!

 6月12日(木)7限目のLHRを利用して,恒例の「2年生対象学部学科選択座談会」を行いました。
 これは,本校を卒業した先輩に高等教育機関における研究内容,キャンパスライフ,卒業後の進路などについて語ってもらい,学部学科選択の参考にするとともに,先輩の高校時代の体験談を聞き,充実した西京高校の過ごし方のヒントをもらうことで,不安を軽減し,今なすべきことを知るために行っているものです。
 ちょうど教育実習期間中ということもあり,教育実習生を含む21名の先輩方が参加して学問系統別に13の会場(教室)に分かれ,生徒は希望によって前半・後半それぞれの会場を選択して先輩方からのプレゼン(力作のパワーポイントです)を聞いたり質疑応答をしたりといった形で進めました。
 各会場とも「他の大学と違う特別な授業は?」「高校時代にもっとやっておけばよかったと思うのは?」「部活と両立できる効率的な勉強法は?」など,生徒からのさまざまな質問に丁寧に答え,同じエンタープライズ科で学んだ者として,卒業生たちは温かいアドバイスをしていました。生徒達は様々な刺激や知識,勉学に一層励まねばというやる気等を得られたのではないかと思います。
 この取組を契機に,自分のあるべき姿・ありたい姿を明確にし,夢の実現に向かって邁進して下さい。ガンバレ,11期生!

◎なお,開設したブースは,次の13会場です。
  1 医・歯・薬    2 生物・農    3 物理(理・機械・電気電子)  
  4 化学・薬科学  5 建築・土木   6 情報・数学
  7 外国語・国際  8 文・社会    9 経済・経営・商
 10 法   11 教育・体育   12 看護   13 芸術・デザイン

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自転車盗難防止の指導を行っていただきました

 6月19日(木)朝,生徒たちの登校時間帯に合わせて,中京警察署の皆様から,自転車盗難防止の指導を行っていただきました。
 本校の自転車登録台数は,高校生の約4割,330人ほどです。通学時の乗車マナーについて市民の皆様からお叱りを受けることもあり,平素から安全にもマナーにも気を付けて自転車を利用するように学校としても指導しているところです。
 今回は,「鍵−1グランプリ2014」(無施錠が多い中高生の自転車盗被害未然防止を図るために,京都府警察が行っておられる取組)の一環として,「ツーロックでブロック」を合言葉に,盗難防止にしぼって呼びかけ指導をしていただきました。
 京都府警察のシンボルマスコット「ポリスまろん」(平安時代に京の都を護っていた検非違使をモチーフにしたキャラクターで,名前は,顔の形が栗<まろん>に似ていることと,投票で多かった<まろ>を合わせて付けられたそうです。)も出動して,本校生徒自治会役員の生徒たちとともに,自転車置き場付近で,声掛けとワイヤー錠の配付を約40分間行いました。
 ワイヤー錠を受け取った生徒たちは,早速鍵かけをしていました。せっかくいただいたわけですから,活用してほしいと思います。
 しっかりと施錠すること,迷惑な運転をせずマナーを守ること,危険を未然に避けられるように安全に十分に気を付けることを心がけて,元気に気持ちよく通学してほしいものです。学校としましても,関係の機関と連携しながら,安全・マナー指導に今後とも努めてまいります。お忙しい中お越しくださいました中京警察署の皆様,ありがとうございました。

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6月18日(水),前期球技大会を開催しました!

 6月18日(水),恒例の前期球技大会を開催しました。前日から天候が心配されていましたが,今年は予定通りサッカーとバレーボールの2種目で実施することが出来ました。(昨年度は雨天のため,グラウンドでのサッカーはできず,アリーナにてバレーボールのみとなりました。)
 生徒たちは,この日おろしたての,カラフルで趣向を凝らした「クラスTシャツ」に身を包み,担任の先生とともに,一致団結して各競技を楽しんでいました。選手として,応援団として,エネルギー全開で動き回っている姿がそこかしこで見られ,特に3年7組の,ワールドカップを思わせる肩を組んで歌いながらの応援と大きな盛り上がりは印象的でした。
 最後に行われたバレーボール部と教員チームとの試合(10点以上の差で生徒チームの勝ち!)や閉会式での優勝チームの表彰も大いに盛り上がり,雨雲を吹き飛ばしそうなほどの勢いのよさでした。
 生徒自治会の皆さん,本当にご苦労さまでした。生徒の皆さんも,本当にお疲れ様でした。

[結果]
  サッカーの部
  1年 優勝 7組 第2位 5組 第3位 2組
  2年 優勝 7組 第2位 1組 第3位 2組
  3年 優勝 7組 第2位 2組 第3位 5組

  バレーボールの部
  1年 優勝 1組 第2位 6組 第3位 2組
  2年 優勝 2組 第2位 4組 第3位 1組
  3年 優勝 7組 第2位 1組 第3位 5組

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 1枚目 サッカーの様子
 2枚目 バレーボールの様子
      (右下は教職員と生徒の試合)
 3枚目 閉会式の様子
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フィールドワーク発表会告知を附属中学生に行いました!

 6月16日(月)昼休み,2年生のフィールドワーク委員会広報部が中心となって,来る6月21日(土)13時から行います「11期生海外フィールドワーク発表会」に向けての宣伝・勧誘活動を,中学1〜3年の全教室で行いました。これは,フィールドワークの研修成果を,高校生のみならず,中学生にも聞いてもらおうと昨年度からはじまった取組です。
 生徒たちは,中学校の教室で,パワーポイントを用いながら,それぞれのコースにおいて自分のテーマに沿った調査活動を行った結果をポスター形式で発表することを伝えたり,各コースの特徴を紹介したりしていました。
 発表会当日は,高校生1年生及び保護者向けとは時間をずらした形で,中学生向けに,全体会と,2年生約280人が全7コース・計79班に分かれてのポスターセッション形式による発表等が行われます。中学生の皆さんは,先輩たちの1年間にわたる取組の発表を聞くことでさまざまな刺激を受け,視野が広がるのではないかと思いますし,高校生にとっても普段接している年齢層とは異なる聴衆に向かってわかりやすく説明するという得難い機会をもつことが出来ます。それぞれが積極的に参加し,今後に向けての良い糧としてもらえればと思います。

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京都府高校放送コンテストで2位に入賞しました!

 本校放送部は,6月14日・15日に京都文教大学で開催されました第53回京都府高等学校放送コンテストに出場しました。朗読部門では,『神去なあなあ日常』(三浦しをん)や『地獄変』(芥川龍之介)などの作品を朗読し,会場の空気を変えるほどの臨場感あふれる発表をしたのですが,惜しくも入賞することはできませんでした。一方,創作ラジオドラマ部門では,見事2位に入賞しました。作品名は『稲荷ラジオ局へようこそ』。2年6組の松平有未さんと2年7組の長谷川稜奈さんが中心となって制作しました。
 放送部は,京都府を代表して,7月下旬に東京で開催されます「第61回NHK杯全国高校放送コンテスト」に出場します。健闘を期待しています!
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トップリーダー研修第3回事前研修を行いました

 6月14日(土)9時から12時まで,535教室において,この夏実施の「エンタープライズトップリーダー研修」(8月3〜11日の9日間,カリフォルニア大学バークレー校における学生チューターとのセッションを中心に行うもの。詳しくは,5月10日の本校ホームページ記事<第1回オリエンテーション>を御覧下さい。)第3回オリエンテーションとして,2年生参加者15名に対する事前研修を実施しました。
 今回は経験豊富なネイティブの講師をお招きして,英語によるプレゼンテーションの指導をしていただきました。3部構成となっており,第1部では講師の方が4ヶ国語以上習得されていることに刺激を受けながら,全員が英語で簡単な自己紹介をした後,普段何気なく耳にしている教室英語が,教室以外でも非常に実用的に活用できることを学びました。 
 第2部では「京都で案内をしたい場所」をテーマにMind Mapをグループごとに作成し,文章構成を意識しながら発表しました。
 Mind Mapとは,英国のトニー・ブザン氏が提唱する思考の表現方法です。中心となるキーワードから関連する言葉やイメージを繋いでいくことで,考えをまとめたり,複雑な問題の解決策を見い出したりすことが容易になるため,広く活用されています。
 多くの生徒が「映画村」「金閣寺」など身近な場所を挙げ,それを中心に思考を膨らませた結果を,ユーモアも交えながら発表しました。“If you don’t prepare, prepare to fail.”と講師の先生が言われたように,発表前の原稿作成段階の準備が非常に大切であることが実感できました。
 第3部では,「リーダーの定義とは何か」「リーダーに必要な資質はどのようなものか」について話し合い,特に資質については「好奇心」「チャレンジ精神」等,多様な意見が出ましたが,「リーダーは明確なVisionを持ち,決して提案に対して最初からNoと言わない。」という意見には全員が納得をしました。また,最終プレゼンテーションに向けて,声の大きさ・抑揚・アイコンタクト等といった注意すべきポイントについて,講師から的確なアドバイスをしていただきました。
 3時間英語のみの授業でしたが,問いに対して最初から答えが与えられるのではなく,自分たちで考え,英語で表現し,それを修正していく過程を体験することができた有意義な時間となりました。また,スライドで講師の先生が用いられた写真も秀逸で,効果的に伝えるためのヒントもたくさんいただくことが出来ました。本日学んだことを,2週間後に行われる第4回オリエンテーションでの発表や現地での活動に,ひいてはこれからのさまざまな取組に是非生かしてほしいと思います。

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普通救命講習会を行いました!

 4日間の日程で行われた前期中間考査最終日の午後,6月10日(火)午後1時30分から,西館セミナーハウスにて「普通救命講習会」を行いました。
 参加者は1・2年生各クラスの美化保健委員,各体育系部活動の代表生徒及び顧問等約50名で,講師として中京消防署の皆様6名にお越しいただきました。
 今回は,AED(自動体外式除細動器)の使用方法を含む心肺蘇生法を中心に,止血法,窒息が疑われる際の気道異物除去法など,生命を救うために必要な手立てを学びました。
 まず全体で応急手当に関する講義を受け,次に,6体の訓練用人形を使い,心臓マッサージや人工呼吸,AEDの使い方等,ひとりひとり順番に心肺蘇生法の練習を行うという流れで行いました。心臓マッサージの力加減やリズム,人工呼吸で吹き込む息の量やペースなど,実際にやってみて難しさを実感したようで,生徒たちや顧問の教員は,それぞれ真剣に実習に取り組んでいました。
 最後の美化保健委員会副委員長のお礼の言葉の中にもありましたが,日常生活の中でこのような応急手当を必要とする場面に出くわすことは少ないかもしれません。しかし,いざというときに落ち着いて,勇気を持って行動できるよう,また自分の周りの大切な人たちを守れるよう,今回の講習会で学んだ内容を是非役立ててほしいと思います。
 なお,本校では,正面玄関,本館1階保健室前,西館2階アリーナ管理室(体育職員室)の3か所にAEDが設置されています。

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7/17 月1234個別懇談会
7/18 1234個別懇談会
7/21 (海の日)
7/22 1年2年夏季学習講座1年Gテック
3年夏季進学補習1
3年チャレンジ合宿(〜25)
京都市立西京高等学校
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