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最新更新日:2025/02/14 |
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しだれ桜が咲きました!![]() ![]() ![]() この桜は、本校インターアクト部の創立50周年を記念して、いつもご支援をいただいている西ロータリークラブ様からいただいたものです。 円山公園の「しだれ桜」から生まれた桜であり、つい1カ月あまり前に、本館西側にある「京一商・西京同窓会庭園」に、インターアクト部や西ロータリークラブの皆様方の手によって、植樹されたばかりのものです。 まだまだ、若木ではありますが、これから本格的にこの場所で、素晴らしい「しだれ桜」になって成長していく姿を、生徒の成長と合わせて見守っていきたいと考えております。 1年特別講演会を行いました![]() 演題は「親日国の多い発展するアジアに目を向けよう」,講師は大森經徳先生です。 大森先生は京都大学経済学部を御卒業になり,住友銀行でお勤めの後,平成13年(2001年),65歳の時に中国の西安交通大学へ語学留学され,中国語のみならず,中国社会についても大いに勉強されました。現在は京都大学大学院経済学研究科・経済学部名誉フェロー,京都大学東アジア経済研究センター協力会会長,(社)大阪能率協会副会長,アジア・中国事業支援室最高顧問などを務めていらっしゃいます。 中国のみならずアジアの各地域を見て回られた御経験を通して,海外フィールドワーク実施直後の生徒達に,アジアの情勢や日本・世界との関係について講義を行っていただき,実際に見聞したことを今後まとめる際の視点などを提供していただきました。 御自身の経験と詳細なデータをもとに,中国すべての省を訪問されての感想,これまでのアジア各国に対する日本のODA等による貢献の様子や主要なインフラ案件,今後の成長が見込まれる分野や国などについてお話しいただき,まさに盛り沢山の内容でした。資料のプリントとお話しのみで進められる,パワーポイントなどの映写資料なしでの講演会ということなどから,生徒たちはペースが掴みにくかったようですが,最後の質疑応答では「海外での人脈をどのようにして得られたのですか」などの質問があり,もう少し質問にお答えいただく時間があれば内容がもっと掘り下げられたのでは,と思いました。 生徒たちは「日本は本当にたくさんの国に貢献しているのだと思いました。」「アジア各国への日本からの投資額や進出企業数の多さにとても驚きました。」「日本企業の発展は他国から見て妬むようなものではなく,むしろ尊敬し,アジア同士の仲間意識の中で友好的に支え合っているということがよくわかりました。」「今後も出来るだけ沢山の国の情勢を知りたいと思いました。」「25歳未満人口比率や人口ボーナスピークの年代が先進国と新興国とで差が著しい。逆転が起きるのは時間の問題だと思いました。」など,様々な感想をもったようです。この講演を糧に,データの分析と実際に見聞きした感覚などを比較検討しながら,フィールドワークのまとめを行っていってほしいと思います。 大森先生,有り難うございました。 3RINCs and SWAPI
3月12日(水),京都大学百周年時計台記念館にて10日(月)から3日間にわたって開催された国際会議の最終日に2年生の希望生徒7名がスタッフとして参加しました。
昨年本校で1年生を対象に行われたEEP特別講演会でお話ししてくださいました京都大学環境科学センター助教・浅利美鈴先生が中心となって本会議を運営しておられたご縁で,今回の本校生徒の参加が実現しました。 ここでは「3RINCs and SWAPI (3R International Scientific Conference on Material Cycles and Waste Management and 13th Expert Meeting on Solid Waste Management in Asia and Pacific Islands」というタイトルのもと,世界各国のごみ問題についてさまざまな研究発表や講演などが行われました。発表の内容は専門性も高く,発表だけでなく進行・質疑応答等すべてが同会議の公用語である英語で行われていたため,生徒たちにとっては理解するのが難しいものも多かったですが,国際色豊かな会議の場にいられたことだけでも,たいへん良い刺激となったようです。 閉会式では,海外から参加されている研究者の方々のために,西京高校生からのささやかなサプライズプレゼントとして書道を披露し,「有難う(ありがとう)」という言葉を通して,「今当たり前のようにあるものを当たり前にとらえるのでなく,その存在に感謝しつつ大切にしていこう」というメッセージを伝えました。 たった1日しか参加することができませんでしたが,留学生を含む他の学生スタッフたちと交流を深め,たいへん有意義な1日を過ごすことができました。 今回,西京高校生の参加を呼び掛けてくださいました浅利先生,また現地で生徒たちのお世話をしてくださいました京都大学学生スタッフのみなさま,本当に有り難うございました。 ![]() ![]() ![]() 2年学年アッセンブリー
2年生は、昨日後期末考査が終了し、本日学年アッセンブリーを行いました。
まずは、学年主任の景山先生から10期生の現状を模試の結果から分析し生徒たちへ指導しました。3年生進級を控え、受験生として自覚と奮起を期待した内容でした。しっかり気持ちを引き締めて新学年を迎えて欲しいと思います。 続いて、日本赤十字社 京都府赤十字血液センターの菅沼さん、野口さんを講師に献血セミナーを実施しました。両氏から献血とは何か、献血の必要性、献血の今後をテーマにわかりやすく説明して頂きました。 ![]() ![]() ![]() 海外FW(上海コース)
海外フィールドワーク(上海コース)は、先ほど上海浦東国際空港に到着し、入国手続きをしております。この後は、リニアを試乗し専用バスに乗り換えて蘇州に向かいます。
時間の関係で、本日のHPのアップはこれが最後になります。後はメール配信により随時お知らせします。 ![]() ![]() 海外FWが始まりました。
1年生が、コース別で海外フィールドワークに出発します。
10時現在、すでに早朝に京都駅を出発しましたシンガポール・マレーシア・タイ・ベトナムコースについては、関西国際空港に到着後、出国手続きを終了しています。上海コースは、ただいま関西国際空港手前の岸和田サービスエリアにて時間調整をしています。ハワイコースとグアムコースは、夜に出発です。 今後は、定時連絡後にホームページにアップしていきます。 ただし、学校のセキュリティの関係もあり連絡が遅くなる場合は、翌日に行います。 また、1年生の保護者へはメール配信も随時行います。 ご承知おきください。 写真は、早朝出発組の関西国際空港での様子です。 ![]() ![]() ![]() 1年 海外フィールドワーク結団式
3月6日(木)8時50分から,海外フィールドワークの結団式を行いました。
昨年度までは,附属中学からの入学生3クラスは東京に,高校からの入学生4クラスは中国・上海にと,それぞれ行っていましたが,今年度11期生からは全員が7つのコースに分かれて目的別に取り組みを行う形になります。 生徒フィールドワーク委員会を中心に,これまで入念な準備をしてきましたが,いよいよ9日(日)に出発です。 校長をはじめ各担当の教員からの挨拶や注意,フィールドワーク委員会から委員長や生活部・広報部からの注意事項伝達などがありました。「国境を超える」ことの意味をよく考えよう,それぞれの文化を理解しよう,自分の身は自分で守るようにしようなど,最終段階の確認の後,フィールドワーク委員長からは「お金を出してくれている保護者の気持ちを背負っていく決意をしてほしい」「『自分のしたいこと』と『自分のすべきこと』をきっちりと分けて取り組もう」など,気持ちのこもった言葉がありました。 9時50分からはコースごとに分かれて最終の打合せ会を行い,フィールドワーク委員による進行のもと,それぞれの活動予定などについて確認を行いました。 現地での取り組み状況は随時このホームページでもお知らせいたします。各コースとも大きな成果を収めて,全員無事に行程を終えてほしいものです。 [写真] 1・2・3枚目 全体の結団式 4枚目 コース別の一コマ ![]() 1年生「京セラ講座」を行いました
3月5日9時から,「京セラの考え方と経営理念の重要性について」と題して,EEP特別講義「京セラ講座」を行ないました。これは,1期生以来毎年この時期に行なっているもので,企業経営の理念や若い社会人の方からの激励メッセージを語っていただこうというものです。
本年度は,京セラ株式会社総務統轄本部フィロソフィ教育推進部海外フィロソフィ教育企画課の内田さくら様にお話いただきました。 自己紹介・会社概要に続き,京セラの考え方の説明の冒頭に,次の言葉を示して下さました。「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」これは,日本のプロ野球やアメリカのメジャーリーグで活躍した松井秀喜選手が,星稜高校の野球部時代に恩師・山下智茂監督から授かった言葉です。(オリジナルは,ヒンドゥーの教えとも,アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズの言葉とも言われており,諸説があるようです。)この言葉に続いて,「経営理念の必要性」について説明して下さいました。また,西京高校のエンプラ魂を「京セラフィロソフィ」に当てはめ,「進取=率先垂範する。渦の中心になれ。」「敢為=次にやりたいことは,わたしたちには決してできないと人から言われたものだ。」「独創=独創性を重んじる」と,わかりやすく解説して下さいました。 そして,京セラ様が大切にされている「人生方程式」(人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力)について詳しく説明していただきました。「いくら高い資質や熱意があっても,考え方が正しくなければマイナスの結果にしかならない」という御説明に,生徒たちも感銘を受けていました。 最後に,西京生へのメッセージとして,(1)学校案内に載っている卒業生の言葉「めっちゃたいへん。めっちゃがんばっている。だからめっちゃたのしい。」はよくわかる。「たのしい=楽(らく)」と「たのしい≠楽」の両方を知っているのは素晴らしい。頑張るのは大変だけれども,本当に楽しいこと。期待している。(2)学校と違って仕事には唯一の正解というものがなく,個々の状況の中で何がベストかを考えながら決断していく必要がある。だから仕事は面白い。(3)海外の人と働く上で大切にしているのは,違いも共通性も尊重し,同じ「ひと」として笑顔で自分の考えを伝え,信頼関係を築くようにすること。「伝える」ことと「伝わる」ことの違いも意識してほしい。(4)世界で活躍するためには,「世の中の情報をうのみにせず,自分で様々な側面から情報を集め<考える>こと」「自分の意見を自分の言葉で責任を持って<発言する>こと」「何事も自分の責任において<決断する>こと」が求められる。・・・・の4点をお話し下さいました。 海外フィールドワークを間近に控えた生徒たちは,しっかりとお話を聴き,それぞれ感じるところがあったようです。 感想の一部を御紹介しますと,「自分もあせらず一歩ずつ着実に目標に向かおうと思った」「プレゼンテーションの組立てや話し方,スライドも見やすくて,勉強になった」などとあり,今後の取組にしっかりと活かしてほしいと思いました。 ![]() ![]() エンタープライジング科第9期生卒業式挙行!
2月28日(金)午前10時から,本館7階の京一商西京メモリアルホールにて,平成25年度卒業証書授与式を挙行しました。晴れの卒業式に臨んだのは,自然科学系コース156名,社会科学系コース120名,総計276名(男子112名,女子164名)のエンタープライジング科第9期生です。彼らは,学校創立第126期生,西京第66回生となる生徒たちです。
卒業証書授与に続く校長式辞で,村上英明校長は,マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の演説(昭和38[1963]年8月,職と自由を求めるワシントン大行進の際にリンカーン記念館の階段上で行われました。)を引用しつつ,「自分の幸せのためだけではなく,自分が何に貢献できるのかを考えることが,本当の夢や希望について考える道筋である」「大学や社会でたゆまぬ努力を続け,大きな成果として皆さんの中で結実し,社会や人類の幸福のために貢献してくれることを願っている」と激励の言葉を述べました。 また,祝辞の中で,PTA会長奥田照弘様から「人は大人になるにつれて持っていた夢を現実に落とし込むようになる。それはつまらないことだ。他人と過去は変えられないが,自分と未来はそれも思うがままに変えられる。曇りのない目でまっすぐに進み,無限の可能性と胸いっぱいの夢を心に携えて,人生を謳歌してほしい。」と,また,西京同窓会会長平野正路様から「卒業は始業。自分の価値観や信念をしっかりと持ち,西京という絆で結ばれた縁(えにし)を大切にして,夢や目標の実現に向かって,強い行動力で未来を切り拓き,悔いのない人生を歩んでほしい。」とのはなむけの言葉をいただきました。 続く送辞で生徒自治会長中村萌美さんは,「この二年間いつも追ってきた先輩方の背中は大きく,決して届かないほど遠くにあった。いつも,何事にも全力で取り組む,とても追いつけない背中のままで先輩方は卒業されるが,最高学年となる私たちに不安はない。先輩方との思い出や切磋琢磨する仲間たちがいるから。完璧ではないかもしれないが,安心して後を任せてほしい。私たちらしく奔放に,この西京高校を盛り上げていきたい。」と,9期生の活躍を讃え,後輩としてその伝統を継承し発展させていくことを誓いました。 この送辞を受けて,卒業生代表の林賢志君は,後輩たちに「これからの西京生活はつらく厳しいものになると思うが,その中に楽しみを見出してこそ真の西京生と言える。つらさを一人でこらえるのではなく,先生・保護者・頼れる仲間とともに壁を乗り越えていってほしい。」とエールを送り,「9期生であることの喜び・誇りを一生忘れず,西京で培った進取・敢為・独創の精神で日本を,そして世界を引っ張る勢いで,まだ見ぬ理想の自分の実現に向けて歩んでいきたい。」と力強く決意を述べました。 式後には卒業生から3年担任団や保護者の皆様への謝辞も披露され,感動的な卒業式となりました。 [写真上] 卒業証書授与 [写真中] 上左:学校長式辞 上右:PTA会長祝辞 下左:西京同窓会会長祝辞 下右:卒業記念品目録贈呈 [写真下] 1枚目:在校生送辞 2枚目:卒業生答辞 3・4枚目:式後の担任団・保護者への卒業生からの謝辞 ![]() ![]() ![]() クエストカップ2014に出場しました![]() これは,現実社会と連動したリアルな学習テーマに取り組みながら自ら感じ・考え,チームでの活動を通して自律的な学習姿勢と豊かな創造性を育む,「クエストエデュケーションプログラム」の1年間の取り組みの成果を発表するものです。 大会の全体テーマは「自分らしさを咲かせよう!」です。このテーマのもと,実在の企業から出されたミッションに応える「企業プレゼンテーション」部門,夢を実現した先人たちのストーリーを追う「人物ドキュメンタリー」部門,自分の過去と,未来の履歴書を執筆する「自分史」部門の3部門に分かれて審査が行われました。全国からの応募総数1254作品の中から選ばれた64作品を各チームがそれぞれ発表する「ファーストステージ」,その中から選ばれた代表チームで競う「セカンドステージ」を経てグランプリが決定するという流れです。 本校からは,「企業プレゼンテーション」部門において,高校・附属中学校各1チームが各企業の上位8作品の一つとして選ばれ,「ファーストステージ」進出を果たしました。 西京の2チームは,高校は「ソフトバンクグループ」(チーム名「MON」/作品名「教育と情報」/メンバー:1年4組小倉・西本・本常),附属中学は「クレディセゾン」(チーム名「Sar Dines」/作品名「未来に届け!NEXT GENERATION PROJECT」)の発表を行いました。 ソフトバンクグループからのミッションの内容は,『子どもたちの魂に火をつけろ! ICTの力で創り出す“未来の学校”を提案せよ!』です。 前日の夜に京都を出発して1泊し,朝からのリハーサルに臨みました。メンバーの3人は高揚感を漂わせつつ,立ち位置,マイク,パワーポイントのスライドなどを確認していました。ファーストステージのプレゼンテーションが始まると,見事な仕上がりの他校の姿にも動じることなく,落ち着いて堂々とプレゼンテーションを行いました。小学生を対象にしたプレゼンが多い中,本校のチームMONはターゲットを高校生に絞り,西京高校を基盤に置いた, ICTをさらに活用した内容で発表しました。 審査員の方からは, 「現実的で,今すぐにでも実行可能な提案である。」 「情報収集力が素晴らしく,1画面1主張のパワーポイント画面も分かりやすい。」 等とご講評をいただきました。 審査の結果,本校のチームは中高とも「セカンドステージ」への進出は惜しくも逃しましたが,生徒たちは各代表チームのプレゼンに触れ,企画の内容とプレゼンスタイルに大きく感銘を受けていました。また.グランプリ発表時には,ソフトバンクグループのミッションに参加したすべてのチームメンバーは,孫社長の講演会に無料招待されるとの発表もあり,生徒たちは大変喜んでいました。 この経験を糧に,今後とも発想力・企画力・プレゼン力・グループによる問題解決力に磨きをかけていってもらえればと思います。 |
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