最新更新日:2024/05/17 | |
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1年生によるベトナムへの募金活動御協力ありがとうございました
昨日に引き続き,1年生海外フィールドワークで「ベトナム」コースを選択した生徒たちが募金活動を行いました。
雪の舞う寒い中,生徒たちは挨拶・募金の呼びかけ・協力へのお礼の言葉に至るまで元気に行っていました。その甲斐もあり,保護者からの募金を預かった生徒もいるなど,今日も多くの協力をいただくことができました。登校する生徒から「頑張れ」などと言葉をもらって勇気づけられる場面もあり,活動を行った生徒たちは充実感あふれるよい表情を浮かべていました。 この2日間の募金活動で,計29,655円が集まりました。少しでも現地の方々のお役に立てればと考えております。募金してくださった皆様方のお気持ちとともにベトナムへ届けさせていただきます。多くの御協力をたまわり,誠に有難うございました。 1年生によるベトナムへの募金活動(1日目)
今日(2月20日)と明日の2日間,1年生海外フィールドワークで「ベトナム」コースを選択した生徒たちが,登校の時間に校門付近にて,募金活動をしています。
行程の中で,ホーチミン市立ツーヅー病院を訪問します。下半身がつながった結合双生児として産まれたグエン・ベトちゃん(兄)とグエン・ドクちゃん(弟)の分離手術が行われた病院です。日越の交流史やベトナムの言語・文化・歴史等を事前学習する中で,枯葉剤の影響などベトナム戦争による悲劇についても学習した生徒たちが,「自分たちには何ができるのだろうか」と考えた結果,今回募金をすることに至りました。 募金箱を手にした生徒たちは,少し緊張しながらも,早朝から大きな声で呼びかけ,多くの生徒・教職員からの協力を得ることができました。「ありがとうございます!」という心からの笑顔が印象的な1日目でした。 明日もご協力よろしくお願いします。 桜の記念植樹 〜インターアクトクラブ〜
(同窓会の庭園) (植樹のようす) (植樹のようす)
本校インターアクトクラブ(主として国際ボランティア活動を行うクラブ)の創立50周年を記念して、その間、たいへんお世話になってきた西ロータリークラブ様から、記念の「桜」を寄贈していただきました。 インターアクトクラブは、1963年9月に発足し、今年度で50周年を迎える歴史あるクラブ活動です。昨年10月に記念式典を行ったおりに、これまで様々な形でご支援いただいている西ロータリークラブ様から記念の樹木を寄贈していただくことになっておりました。あいにくの雪空となりましたが、西ロータリークラブの関係の皆様と本校インターアクト部の生徒が、「円山公園の桜の子」というたいへん歴史と伝統のある苗木を植樹しました。冬の風雪に耐えた桜の木が、春先に多くの花を咲かせるように、本校の生徒たちの将来が満開の人生となるよう祈っております。 関係の皆様、ありがとうございました。 2年大学別説明会
2月6日(木),7日(金)の両日,2年生対象の大学別説明会を行いました。
まず,6日(木)7限のLHRでは,ベネッセコーポレーションの森本氏,河合塾の中根氏,駿台予備学校の村谷氏をお招きして,大学入試をとりまく状況等について説明をしていただきました。豊富な図表を用いた分析や解説を聴き,ちょうど1年後に迫った大学入試に向け,入試の仕組みや志望校選びに必要な作業,出願先決定の判断基準などを知り,生徒たちは身が引き締まったようです。 また,放課後は2日間にわたって志望別に京都大学・大阪大学・神戸大学それぞれの部屋に分かれ,各大学に在学中の本校卒業生の話や,現3年生の授業を担当している本校教員からの教科別解説を聴きました。卒業生からの話は,在学する大学の雰囲気やカリキュラムの紹介のほか,高校2年の時期にどのように過ごしていたか,合格までどのように受験勉強を続けていったかなど,教員からの話とはちがった説得力がありました。3年生担当の先生方からの教科別解説には,直前期の指導中の先生ならではの緊迫感があり,チャレンジセンター試験直後で本番を意識し始めた2年生にとって,よい刺激となったようです。 <6日の参加卒業生> 京大(理)説明会 5期生 樺木くん(総合人間学部4回生) 阪大(文)説明会 8期生 土山さん(外国語学部1回生) 神大説明会 5期生 古川くん(経営学部4回生) <7日の参加卒業生> 京大(文)説明会 7期生 藤原くん(経済学部2回生) 阪大(理)説明会 8期生 清崎さん(工学部1回生) 神大説明会 5期生 古川くん(経営学部4回生) 2年人権学習
去る1月30日(木)7限,2年生の人権学習として,本校の服部欧右教諭(2年3組担任)による講演「ルワンダ・ジェノサイドと人権―隣人が殺人者に変わる時―」を行いました。
服部教諭は,参加されている弦楽四重奏団のメンバーととともに,施設慰問や講演会の企画などさまざまな市民活動をされていますが,平成20(2008)年にアフリカ中部のルワンダ共和国への教育支援を行う非営利団体「ルワンダの学校を支援する会」を発足,代表を務めています。 平成6(1994)年,ルワンダで3か月間に80万人が殺害されるというジェノサイド(大量虐殺)が起きました。虐殺は非常に組織だって行われ,一般人が民兵となって,昨日まで隣人だった人を突然殺し始めたのです。聖職者や医師,教師,警察なども虐殺に参加しました。 服部先生は,ミルグラムの心理学の実験なども紹介しながら,人間には権威に自発的に服従してしまう性質があり,いったん従順になると権威に対しては責任を感じるのに,権威の命ずる行動の中身には責任を感じなくなってしまう危険性を話されました。実際,ルワンダで虐殺に加担した人々には,そうしないと自分の身が危ないという具体的な脅威があったわけではなく,メディアのプロパガンダなど周囲の状況に流されてしまったのです。一方で,服部先生は「多くの人はジェノサイドに参加していたふりで済まして,どこかで時間をつぶしてマチェーテ(なた)を血に染めずに帰ってくることができたんだ」という証言も紹介し,「大切なのは,普通の人たちのちょっとした勇気,そして自分の頭でよく考えること」という言葉で講演を締めくくられました。今回の講演は,深く考えさせられる内容のものでした。 なお,服部教諭は本校インターアクト同好会(提唱:京都西ロータリークラブ)とともに,フランス人ジャーナリストによるルワンダ3部作の翻訳・出版にも取り組んでおり,第1部が既刊,第2部も近く刊行予定です。 <既刊> 著者:ジャン・ハッツフェルド 訳者:ルワンダの学校を支援する会(服部欧右) 書名:『隣人が殺人者に変わる時 〜ルワンダ・ジェノサイド生存者たちの証言〜』 出版:かもがわ出版 <3月中旬刊行予定> 著者:ジャン・ハッツフェルド 訳者:西京高校インターアクトクラブ 書名:『隣人が殺人者に変わる時 加害者編 〜ルワンダ・ジェノサイドの証言〜』 出版:かもがわ出版 1年生海外フィールドワーク事前学習会
1月25日(土),土曜講座終了後の12時から,フィールドワーク事前学習会を参加コースに分かれて行いました。
これまでから折に触れて行っていますが,この日外部講師の先生方をお招きしたのは3つのコースでした。 [マレーシア・シンガポールコース] マレーシア政府観光局大阪支局のアブドゥル=ラーマン様に御講演いただきました。 マレーシアの文化や言葉,カンポンステイに当たっての留意点・マナー・禁止事項等について詳しくお話し下さり,特にカンポンステイ先では英語が通じない家庭もあるということで,マレー語の挨拶や簡単な日常会話を教えていただきました。また,マレーシアの食事マナーや一般的な家庭の室内の様子など,大変興味深い内容について,写真を交えて説明してくださいました。特に,箸やスプーンを使わずに手で食べる時の手の使い方の説明は,「とても分かりやすい」と好評でした。生徒からの質問にも丁寧に対応していただき,大変有意義な時間を過ごせました。 [タイコース] 天理大学国際学部言語教育研究センター教授,佐藤博史先生にご講演いただきました。 タイの国内事情を概観した後,タイの文化についてお話しいただきました。生徒たちは自分たちが実際に現地で行動するイメージがわいてきている様子であり,現地に行くのが待ち遠しくなるような内容のお話でした。また生徒たちからの質問にも丁寧にお答えくださり,中には現在の国内情勢の影響を考慮した訪問先の代案についても詳しく相談しているグループもあるなど,大変有難い貴重な機会となりました。 [ベトナムコース] 大阪大学大学院言語文化研究科准教授,清水政明先生にご講演いただきました。 この講演を開催するにあたり,ベトナムコースのフィールドワーク委員広報部である藤原毬菜さん,守山航平くんの2名が直接清水先生に依頼状を送るなど,生徒が主体となって講演の内容について相談し,準備を進めてきました。 今回は,漢字の文化を糸口に,言語文化から食文化に至るまで,ベトナムの文化と日本の文化の関わり,日越交流の起源やベトナム戦争への日本の関わりなど,歴史的背景を踏まえながら日越関係についてお話をいただきました。また最後には,簡単なベトナム語講座で挨拶の練習をするなど,非常に充実した時間となりました。 参加した生徒たちも準備した用紙いっぱいにメモをとるなど,熱心に聞き入る様子が印象的でした。ベトナムへの理解も深まり,より一層充実した内容のフィールドワークとなることを期待しています。 ご多忙の中ご講演くださいました,ラーマン様,佐藤先生,清水先生,誠に有難うございました。 [写真] 上:マレーシア・シンガポールコースの様子 中:タイコースの様子 下:ベトナムコースの様子 |
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