京都市立学校・幼稚園
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桜の記念植樹 〜インターアクトクラブ〜

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 (同窓会の庭園)      (植樹のようす)       (植樹のようす)
 本校インターアクトクラブ(主として国際ボランティア活動を行うクラブ)の創立50周年を記念して、その間、たいへんお世話になってきた西ロータリークラブ様から、記念の「桜」を寄贈していただきました。
 インターアクトクラブは、1963年9月に発足し、今年度で50周年を迎える歴史あるクラブ活動です。昨年10月に記念式典を行ったおりに、これまで様々な形でご支援いただいている西ロータリークラブ様から記念の樹木を寄贈していただくことになっておりました。あいにくの雪空となりましたが、西ロータリークラブの関係の皆様と本校インターアクト部の生徒が、「円山公園の桜の子」というたいへん歴史と伝統のある苗木を植樹しました。冬の風雪に耐えた桜の木が、春先に多くの花を咲かせるように、本校の生徒たちの将来が満開の人生となるよう祈っております。
 関係の皆様、ありがとうございました。

2年大学別説明会

 2月6日(木),7日(金)の両日,2年生対象の大学別説明会を行いました。
 まず,6日(木)7限のLHRでは,ベネッセコーポレーションの森本氏,河合塾の中根氏,駿台予備学校の村谷氏をお招きして,大学入試をとりまく状況等について説明をしていただきました。豊富な図表を用いた分析や解説を聴き,ちょうど1年後に迫った大学入試に向け,入試の仕組みや志望校選びに必要な作業,出願先決定の判断基準などを知り,生徒たちは身が引き締まったようです。
 また,放課後は2日間にわたって志望別に京都大学・大阪大学・神戸大学それぞれの部屋に分かれ,各大学に在学中の本校卒業生の話や,現3年生の授業を担当している本校教員からの教科別解説を聴きました。卒業生からの話は,在学する大学の雰囲気やカリキュラムの紹介のほか,高校2年の時期にどのように過ごしていたか,合格までどのように受験勉強を続けていったかなど,教員からの話とはちがった説得力がありました。3年生担当の先生方からの教科別解説には,直前期の指導中の先生ならではの緊迫感があり,チャレンジセンター試験直後で本番を意識し始めた2年生にとって,よい刺激となったようです。

<6日の参加卒業生>
 京大(理)説明会 5期生 樺木くん(総合人間学部4回生)
 阪大(文)説明会 8期生 土山さん(外国語学部1回生)
 神大説明会    5期生 古川くん(経営学部4回生)

<7日の参加卒業生>
 京大(文)説明会 7期生 藤原くん(経済学部2回生)
 阪大(理)説明会 8期生 清崎さん(工学部1回生)
 神大説明会    5期生 古川くん(経営学部4回生)

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2年人権学習

 去る1月30日(木)7限,2年生の人権学習として,本校の服部欧右教諭(2年3組担任)による講演「ルワンダ・ジェノサイドと人権―隣人が殺人者に変わる時―」を行いました。
 服部教諭は,参加されている弦楽四重奏団のメンバーととともに,施設慰問や講演会の企画などさまざまな市民活動をされていますが,平成20(2008)年にアフリカ中部のルワンダ共和国への教育支援を行う非営利団体「ルワンダの学校を支援する会」を発足,代表を務めています。
 平成6(1994)年,ルワンダで3か月間に80万人が殺害されるというジェノサイド(大量虐殺)が起きました。虐殺は非常に組織だって行われ,一般人が民兵となって,昨日まで隣人だった人を突然殺し始めたのです。聖職者や医師,教師,警察なども虐殺に参加しました。
 服部先生は,ミルグラムの心理学の実験なども紹介しながら,人間には権威に自発的に服従してしまう性質があり,いったん従順になると権威に対しては責任を感じるのに,権威の命ずる行動の中身には責任を感じなくなってしまう危険性を話されました。実際,ルワンダで虐殺に加担した人々には,そうしないと自分の身が危ないという具体的な脅威があったわけではなく,メディアのプロパガンダなど周囲の状況に流されてしまったのです。一方で,服部先生は「多くの人はジェノサイドに参加していたふりで済まして,どこかで時間をつぶしてマチェーテ(なた)を血に染めずに帰ってくることができたんだ」という証言も紹介し,「大切なのは,普通の人たちのちょっとした勇気,そして自分の頭でよく考えること」という言葉で講演を締めくくられました。今回の講演は,深く考えさせられる内容のものでした。
 なお,服部教諭は本校インターアクト同好会(提唱:京都西ロータリークラブ)とともに,フランス人ジャーナリストによるルワンダ3部作の翻訳・出版にも取り組んでおり,第1部が既刊,第2部も近く刊行予定です。

<既刊>
 著者:ジャン・ハッツフェルド
 訳者:ルワンダの学校を支援する会(服部欧右)
 書名:『隣人が殺人者に変わる時
      〜ルワンダ・ジェノサイド生存者たちの証言〜』
 出版:かもがわ出版

<3月中旬刊行予定>
 著者:ジャン・ハッツフェルド
 訳者:西京高校インターアクトクラブ
 書名:『隣人が殺人者に変わる時 加害者編
      〜ルワンダ・ジェノサイドの証言〜』
 出版:かもがわ出版

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1年生海外フィールドワーク事前学習会

 1月25日(土),土曜講座終了後の12時から,フィールドワーク事前学習会を参加コースに分かれて行いました。
 これまでから折に触れて行っていますが,この日外部講師の先生方をお招きしたのは3つのコースでした。

[マレーシア・シンガポールコース]
 マレーシア政府観光局大阪支局のアブドゥル=ラーマン様に御講演いただきました。
 マレーシアの文化や言葉,カンポンステイに当たっての留意点・マナー・禁止事項等について詳しくお話し下さり,特にカンポンステイ先では英語が通じない家庭もあるということで,マレー語の挨拶や簡単な日常会話を教えていただきました。また,マレーシアの食事マナーや一般的な家庭の室内の様子など,大変興味深い内容について,写真を交えて説明してくださいました。特に,箸やスプーンを使わずに手で食べる時の手の使い方の説明は,「とても分かりやすい」と好評でした。生徒からの質問にも丁寧に対応していただき,大変有意義な時間を過ごせました。

[タイコース]
 天理大学国際学部言語教育研究センター教授,佐藤博史先生にご講演いただきました。
 タイの国内事情を概観した後,タイの文化についてお話しいただきました。生徒たちは自分たちが実際に現地で行動するイメージがわいてきている様子であり,現地に行くのが待ち遠しくなるような内容のお話でした。また生徒たちからの質問にも丁寧にお答えくださり,中には現在の国内情勢の影響を考慮した訪問先の代案についても詳しく相談しているグループもあるなど,大変有難い貴重な機会となりました。

[ベトナムコース]
 大阪大学大学院言語文化研究科准教授,清水政明先生にご講演いただきました。
 この講演を開催するにあたり,ベトナムコースのフィールドワーク委員広報部である藤原毬菜さん,守山航平くんの2名が直接清水先生に依頼状を送るなど,生徒が主体となって講演の内容について相談し,準備を進めてきました。
 今回は,漢字の文化を糸口に,言語文化から食文化に至るまで,ベトナムの文化と日本の文化の関わり,日越交流の起源やベトナム戦争への日本の関わりなど,歴史的背景を踏まえながら日越関係についてお話をいただきました。また最後には,簡単なベトナム語講座で挨拶の練習をするなど,非常に充実した時間となりました。
 参加した生徒たちも準備した用紙いっぱいにメモをとるなど,熱心に聞き入る様子が印象的でした。ベトナムへの理解も深まり,より一層充実した内容のフィールドワークとなることを期待しています。


 ご多忙の中ご講演くださいました,ラーマン様,佐藤先生,清水先生,誠に有難うございました。

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  上:マレーシア・シンガポールコースの様子
  中:タイコースの様子
  下:ベトナムコースの様子
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高校生環境サミットに参加しました

 1月25日(土)午後,「高校生環境サミット」に本校から高校1年生3名,附属中学校2年生2名の計5名が参加しました。
 これは,京都西ロータリークラブ様の主催により,次代を担う高校生からの発表や識者による講演を通して,大人と若者がともに環境問題について考える場を持とうという目的で行われたものです。なお,高校生を対象としたものは今回が初めてですが,京都西ロータリークラブ様では平成20年から「小学生対象エコアワード」を行っておられ,昨年度はクラブ創立55周年を記念して「こども環境サミット」を開催されました。本校附属中学校も「環境問題と私たちの取組」について発表させていただいたことから,今回も高校生に加えて附属中学校からも報告する機会をいただきました。
 会場となった京都光華女子学園慈光館6階「太子堂」には,本校を含む公私立あわせて4校の生徒及びロータリークラブ会員の皆さんの計約70名が参加し,3時間にわたる真摯な議論が行われました。
 この日は土曜活用講座が行われており,本校生たちは準備時間ぎりぎりの到着となりましたが,早速ポスターを張り出し,基調講演に先立って各校の生徒とともにポスター発表を行いました。
 開会後,まずはNPO法人「環境市民」理事でフリーアナウンサーの下村委津子氏から基調講演「地球環境と私たちの暮らし」をしていただきました。地球温暖化・気候変動に伴う様々な影響等についてお話し下さり,「3Rには優先順位があり,日本の学校教育でまず<リサイクル>から教えているのは順番が逆。リサイクルよりも発生抑制,つまり使う量を減らすべき。」「もの選びの基準に<環境>を加えるライフスタイルを。」など,大変わかりやすく,示唆に富む内容でした。
 その後の休憩中にもポスター発表が行われ,生徒たちは,普段経験している同年齢の生徒相手ではなく,ずいぶん上の年齢層の方がほとんどという中で,質問に臨機応変に答えたり,聞き手に応じてわかりやすく説明する経験が出来たりして,いろいろと勉強になることが多かったと思います。また,ポスターそのものに盛り込む情報量やレイアウトの仕方などについても,他校のものを見て比較することで,とてもよい勉強になったと言っていました。
 パネルディスカッションに先立って,本校附属中学校における取組を,中学2年生の2名が,昨年度の経過を踏まえながら,しっかりと丁寧に発表しました。
 その後,各校から取組について発表を行い,西京からは,京都市が行っている「市民協働発電」事業第1号である「びっくり! エコ発電所」開設を記念して行った「環境シンポジウム」での生徒たちによるクイズ大会の取組や,それを通して考えた,身近なエコの取組について,また様々な講演会を通してごみ問題や気候変動などについても学習を進めていること,などについて発表しました。
 パネルディスカッションや質疑応答では,各校の生徒たちから率直で素朴な意見がたくさん出され,今後の取組を考えるにあたって大変意義深い会となりました。
 次代に向けて,臨界点に差し掛かっている地球環境を守り,持続可能な社会をいかに構築するか,思索と行動が必要であることがよくわかりました。今後とも,学校においてもさまざまな方々と協働しながら取組を進めていきたいと思います。

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 上段:会場入口/パネルディスカッションの様子
 中段:会場後方での,ポスター発表の様子
 下段:附属中学生の報告/終了後の記念撮影

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3年進路検討会が終了しました

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 大学入試センター試験の自己採点結果を受けて,進路部・3年学級担任・教科担当をはじめ大勢の教員が参加して,1月23日(木)・24日(金)の2日間の日程で,国公立大学出願に向けた生徒の成績分析検討会を行ないました。
 生徒一人一人の希望とこれまでの学習状況及びセンター試験の結果をもとに,全国的な志望動向なども考慮しながら,夜遅くまで率直かつ真剣な議論が繰り広げられ,つい先ほど,分析・検討がすべて終了しました。
 いよいよ明日・明後日は,出願大学決定のための保護者・生徒面談日です。「行ける大学ではなく行きたい大学へ」を合言葉に努力してこられた生徒一人ひとりにとって,得心のいく進路決定を目指します。
 3月の後期日程試験まで大変な道程ですが,社会のリーダーたる存在として輝く道のりに向けての大きな一歩をしっかりと踏み出せるよう,最後の最後まで,持てる力を発揮してほしいと願っています。
 ガンバレ,受験生!

1年百人一首カルタ大会

 1月23日(木)7限,恒例の1年カルタ大会が,先週の2年生に引き続き,メモリアルホールにて行なわれました。生徒たちは40のグループに分かれ,100枚の取り札を前に熱い戦いを繰り広げました。声高らかに教員がうたを読み上げると,札を取り合う生徒たちの歓声があちこちから上がり,大きな盛り上がりを見せていました。
 競技終了後即座に結果が集計され,上位の生徒とクラスには,学年団から賞状や副賞が贈られました。
[結果]
 個人の部
   優 勝 矢 澤 西 夏(6組)
   第2位 鳴 橋 杏 里(4組)
   第3位 林   里 香(3組)
    〃  谷 口 未久里(4組)
   第5位 三 原 明 莉(6組)

 団体の部
   優 勝  4組
   第2位  6組
   第3位  3組

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   上:大会の様子
   下:表彰の様子(左=個人の部/右=団体の部)

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第8回ヤマト運輸高校生経営セミナーに参加してきました。

 1月18日(土)に第8回ヤマト運輸高校生経営セミナーの最終審査会に参加してきました。
 このセミナーは,公益社団法人ジュニアアチーブメント日本が,ヤマト運輸株式会社の支援のもとに,社会の仕組みや経済の働きを学ぶ教育プログラムとして行われているもので,西京高校としては初めて参加するコンテストです。
 昨年7月に東京のヤマト運輸本社で行われた全体学習会を皮切りに,ヤマト運輸の方から何度かアドバイスをいただきながら校内でグループワークを行い,チームでビジネスプランを立案し,プレゼンテーションを行ってきました。その過程で,1.コミュニケーション能力,2.リサーチ・分析力,3.計画通りに作業を進めて行くタイムマネジメント,4.プレゼンテーションスキル など,高校生が将来社会の一員として働いて行く上で大切となる 能力を育むこと目的としています。
 半年をかけて練り上げたプランとともに,西京高校チームはこの最終審査会に臨みました。本校からの参加者は選考を通過した2年生自然科学系生徒6名です。
発表会場は,「羽田クロノゲート」。今年2月にオープンする,羽田空港に隣接したヤマトグループ最大級・最新鋭の総合物流ターミナルです。
この最終審査会では,全国から選抜された15校が発表を行いました。残念ながら西京高校チームは上位3チームには選ばれませんでしたが,半年間のリサーチ活動や準備などの取組の成果を,山内社長をはじめとする経営幹部の方たちの前で,堂々と発表することができました。終了後,生徒たちは,他校の生徒やヤマト運輸の方々と積極的に交流して,感想やアドバイスをもらったり,質問をしたりしていました。
この取組を終えて,生徒たちは「自分の考えを他の人に分かりやすく伝える難しさを知った。」「企画を考えるのは大変だったが,やり終えた達成感は心地良い。」などと言っていました。また一つ,自分の世界を広げることができたのではないかと思います。今後とも,「エンプラ魂」を発揮して,積極的にチャレンジしていって下さい。

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センター試験自己採点・学年集会を行いました

 1月20日(月),3年生はセンター試験自己採点日です。
 各教室での自己採点の後,4限目には大講義室で学年集会を行いました。
 進路部からは,このセンター試験の結果をしっかりと受け止め,あと36日となった2次試験に向かって自分から進んで頑張り続ける姿勢,しっかりと切り替え,粘り強く丁寧に答案を作っていくことの大切さ等について注意がありました。そして今後の日程や授業の予定などについて各教科や学年からも説明を行いました。
 23日(木)・24日(金)は校内での「進路検討会」,25日(土)・26日(日)の両日は,必要に応じて保護者の方々を交えての「懇談会」と,学校・家庭・生徒が一丸となった出願に向けての取組が続きます。
 インフルエンザや風邪が流行っています。3年生の皆さんは,体調に十分気を付けて頑張ってください!

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センター試験無事終了しました

 1月18日(土),19日(日)の両日,同志社大学新町キャンパスを会場として開催された本校の大学入試センター試験が,すべて順調に終了しました。2日目は雪も少し降りましたが,すべての生徒が遅れることなく会場に到着しました。
 1日目の朝は附属中学校の入学者選考が行われていた関係で3年担任団を含む教職員の応援が若干少なかったのですが,2日目の朝の点呼の際には,多くの教職員で自然に花道のような人垣ができ,生徒たちは元気に試験会場に向かいました。
 休憩時間には会場の渡り廊下から手を振ったり,試験の手ごたえを報告に来たりして,終始リラックスした雰囲気でした。
 また,2日目のこの日は,1・2年生の全員が「センター試験チャレンジテスト」に挑戦しました。1年生は河合塾京都校で13時から19時ごろまで,2年生は駿台予備学校京都校で14時から20時30分まで,英語・数学・国語の実際の問題に挑戦するものです。例年の取組であり,これも西京生の有意義な経験となっています。
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 上:1段目 雪景色の西京
   2段目 会場看板/応援風景
   3段目 先生に質問中/「花道」を通って入構
   4段目 試験教室に向かう/渡り廊下から手を振る生徒
 下:センターチャレンジに向かう1・2年生

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全日制
2/18 入学者選抜検査
2/22 第12回土曜活用講座2年
2/24 合格発表
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