京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/30
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校是:夢・志をみつめる <学校教育目標>伝統と文化を受け継ぎ、地域や社会に貢献できる人材を育成する〜自分を律し、課題に挑戦し続ける姿勢を身につける〜

子どもは心の洗剤

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学級閉鎖をしたクラス以外の授業を見て回ったが、広がるような特に大きな変化はないようである。隣のクラス、学校全体に広がっても不思議ではないが、そうならないところがかえって不思議である。校医さんの表現を借りるとインフルエンザは普通の風邪と違って、えも言えない苦しさ、辛さがある。菌は水分に弱いらしく、川の近くの家では少ないらしい。加湿器は意味があると言うことである。心身を休めて早く帰ってきて下さい。

さて、2日(土)に招待状をもらっていた端山保育園の生活発表会に行ってきた。微々たるものかもしれないが保幼小中高のつながりは大切にしたいと思っている。以前、乳児保育所、幼児保育所、小学校、中学校、役所、教育委員会の週一回の四校園という会議を担当していたことが大きいかもしれない。

東部文化センターで行われたのであるが、まるで入場料を取ってもいいようなショータイムのようであった。満員の席に来賓席が設けてあった。
メインは卒園を迎えた子どもたちの今まで育んできたことの発表であり、保護者への感謝であり、思い出作りでもあるのだろうが、全員が熱演していた。

歌有り、踊り有り、演奏あり、オペレッタあり、朗唱あり、飽きさせない。保育園は人の成長段階が目で見て取れる。「英語であそぼう」では1月から12月まで歌の中で上手に発音していた。中学生諸君よ、大丈夫か!

2歳児のオペレッタでみんなと一緒におれない子どもがいた。とことこと歩いて行って保育士の膝の上にちょこんと座った。「どうするかな」と思ってみていると、自分のあるべき場所に戻すでもなく、膝の上に乗せたまま、ぐっと抱きしめて、その子の手を持っていっしょに踊り出した。感動した。「ここは、あなたのいるところじゃないでしょ」と校種が上がる毎に指導が入っていくのだが、「秩序」と「許容範囲」、「おおらかさ」と言ってもいいかもしれないが、発達段階に応じた、それも個人的な発達段階もある中で「とてもいい対応をされたな」と目頭が熱くなった。普段の生活でくすんだ心が洗われて行くような思いに浸っていた。

バックの背景画から、大道具、小道具、衣装、大変なことである。演奏にはクラシックの「カノン」、歌には「旅立ちの日に」が入っていた。とくに「旅立ちの日に」の歌詞に私の好きなフレーズの「意味のないいさかいに泣いたあの時 心かよったうれしさに抱き合った日よ」とある。中学生、高校生ぐらいでちょうどいい詞である。ことばはリズム、音なのだろう。朗唱には昭憲皇太后の「金剛石」、宮沢賢治の「雨にもまけず」、清少納言の「枕草子」二宮尊徳の「報徳訓」などがあった。「報徳訓」などあとで調べて「ふーん」と思った。百人一首もそうであるが、子どもは意味が分からなくても覚えられるものだ。一つの道徳教育である。地獄、極楽の話しをしなくなって久しいが、今またその話しが出てきているとも聞く。いいことだ。NHK大河ドラマの「八重の桜」でまた脚光をあびている会津の「什」も。昔に学べと言うことは多い。いいものを見せてもらった。感謝!

■二宮尊徳 「報徳訓」
http://www.ninomiya.or.jp/sontoku/houtokukun/

http://www.toyokoro.jp/07life/074education/file...

■会津の什の掟
http://aizumonogatari.com/yae/material/367.html

http://www.nisshinkan.jp/about/juu
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