京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/14
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校是:夢・志をみつめる <学校教育目標>伝統と文化を受け継ぎ、地域や社会に貢献できる人材を育成する〜自分を律し、課題に挑戦し続ける姿勢を身につける〜

MDR活動 贈呈式があった!

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27日(月)にMDR活動の贈呈式が行われた。それに向けて生徒会の生徒、職員が準備に忙しかった。当日は、先月「にこにこトーク」でお世話になった教育委員会の「人づくり21世紀委員会」の方、6人も参加された。
 1時10分ほどに校長室に盲導犬広報担当の犬を連れて、係の久保さんが来られた。昨年までは、ダッシュという名の黒い犬だったが、今年はフェロー(仲間)という名前の白い犬になっていた。背中のハーネスのところに黄色い袋のようなものがあり「仕事中です」と書いてあるのが、面白く、いい感じだ。フェローはよく訓練されていて、動じず、指示をしっかりわきまえているのであるが、盲導犬としては使えないのだそうだ。どれだけハードルが高いのだろうと思った。育てている中で3割から4割の犬しか盲導犬にはなれないそうである。しかし、「盲導犬になれなかった犬はダメではなく、適性がなかっただけで別の分野では頑張れるかわいい子たちです。」とフォローされた。まさにその通りであろう人間も同じである。
子どもたちが待っている体育館へと移動し、花道を歩いた。亀岡市に本部のある関西盲導犬協会から来られた久保さんの紹介をした。

「暑い夏の日に缶を集めるだけでも大変なのに、集めた後が更に大変で、一個一個、缶を踏みつぶし、スチール缶は堅いので道具を使ってつぶす、時にはビールが残っていて臭い、それを洗い、袋に200個詰めていく。休みの日に学校に出てきてライオンズクラブに引き渡す。募金活動で得たお金もある。お店にも協力してもらって募金箱を置かせていただいている。そのような苦労が報われる醍醐中学校にとっては非常に大切な日である。君たちの苦労が報われる意味ある日である。
 醍醐中学校は何十年も昔から人権に力を入れてきた学校です。世の中にはまだまだたくさんの差別や偏見があり、困りのある方がたくさんおられます。それは民族差別であったり、部落差別であったり、障害者差別であったり、女性差別であったり、いろいろです。そのような学習もしています。その中でも障害者の方にスポットを当てた取組がなされています。障害と言っても、いろいろある。耳が聞こえなかったり、口がきけなかったり、歩けなかったり、様々です。醍醐中学校は目の不自由な人の目になろうという取組をしているのです。何となく缶を集めているのではなく。そのような高い志で行われているはずです。
生徒会のみんながこの日のために一生懸命準備してくれました。しっかり聴いて下さい。その後で久保さんが実演を交えてお話して下さると思います。」と挨拶した。

生徒会の子どもたちはビデオを作成し、楽しく紹介してくれた。久保さんもいかに愛情深く育てることが盲導犬育成に大切なことか力説されていた。コミュニケーション、信頼関係が大切であることは、動物でも人間でも同じである。百聞は一見にしかずで、盲導犬がどのような動きをするか、見て取れた。「ハーネス通信」という会報誌にこの取組を載せていただくそうである。2年前も久保さんとメールをのやり取りをするなかで関西盲導犬協会ブログで紹介していただいた。

■ 関西盲導犬協会HP
http://www.kansai-guidedog.jp/
■ 今回やってきたフェロー
http://kgdba.exblog.jp/
■ その時のHP まだありました。
http://kgdba.exblog.jp/12946535/
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