京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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学校教育目標:『自ら考え行動し、協働できる生徒の育成』〜つながりを意識した学校〜  目指す生徒像:「周りの意見に耳を傾け、自分の考えを適切に伝えられる生徒」

3月15日 送辞 〜第47回卒業証書授与式〜

 穏やかな日差しが教室の窓から差し込み始め、花々が咲きそろう季節となりました。本日この通い慣れた思い出深い学び舎を巣立っていかれる第47期卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。
 新しい道への一歩を踏み出そうとされている今、期待や不安、寂しさなど、様々な感情があふれているのではないでしょうか。
 こうして先輩方の姿を目にすると、たくさんの思い出が浮かんできます。
 2年前、期待や不安を抱えながら太秦中学校に入学した私たちを、先輩方は優しい笑顔で温かく迎えてくださいました。中学校という新しい環境への不安が、先輩方の優しさでたくさんの期待と希望へと変わっていきました。入学してから2年間、優しくそして力強く私たちを引っ張ってくださる姿は、私たちの憧れでした。

 それを特に強く感じたのは、今年度の体育大会です。
 すがすがしい晴天の中行われた体育大会では、学年やクラスの壁を越え、同じ色のチームで「優勝」に向かって力を合わせました。先輩方は、これまで新型コロナウイルスの影響で様々なことが制限され、みんなで大声を出して応援することなどもない中、最高学年になられました。応援団なども含めて戸惑うこともあったと思います。しかし、そんなことを感じさせないくらい、競技や応援に一生懸命取り組んでいる様子は本当にかっこ良かったです。また、応援団の練習のときには優しくていねいに教えていただき、楽しかったです。学校全体が1つになったように感じたのは、間違いなく先輩方の力であると思います。

 また、「太秦文化の日」の舞台発表では、平和について私たちに何ができるかと訴えられ、改めて私たちも平和について考えることができました。
 合唱コンクールでは、3年生の教室から聞こえてくる歌声に、先輩たちの熱心な思いを感じました。当日の発表では、先輩方のきれいな歌声がホールいっぱいに響いていて、私たちの心は奪われました。そして来年は私たちもこんな風に歌いたいと、強く思いました。
 先輩方は、行事を通して1つの目標に向かってみんなで取り組むことで、新たな絆やたくさんの感動を生み出せることを教えてくださいました。

 また、行事だけでなく、日常生活のことでも様々なことを示してくださいました。部活動では、常に私たちの先頭に立って、リーダーシップを発揮してくださいました。仲間と切磋琢磨することや、結果を出すために何をすべきか、あいさつや声を出すことの大切さも知りました。委員会では、わからないことがあると優しく教えてくださいました。本当にたくさんの先輩方の姿が、私たちの目に焼き付いています。

 次は私たちの番です。たくさんの見本をくれた先輩、憧れの先輩が守り、つないできた太秦中学校の伝統を引き継いでいきます。まだまだ未熟で、困ることもあるかもしれませんが、いつまでも先輩方が誇れる母校であるよう努力し、より良い太秦中学校を目指していきたいと思います。私たちは先輩方の後輩として、この学び舎でともに生活し、学ぶことができたことを心から誇りに思います。本当にありがとうございました。

 寂しさは尽きませんが、いよいよお別れのときです。これから進まれる道には大きな壁が立ちはだかることもあるでしょう。そんなときは仲間と過ごした日々を思い出してください。先輩方なら、きっと壁を乗り越え、揚々たる未来を拓いていくと信じています。自分の選んだ道が最良であると信じ、さらなる高みを目指して進まれることをお祈りいたします。私たちの尊敬する憧れの先輩として輝き続けてください。
 今後の皆様のご活躍と輝かしい未来を願い、私たち在校生からの送辞とさせていただきます。

           令和6年3月15日 在校生代表
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学校行事
4/29 昭和の日
4/30 二者懇談5
5/1 眼科検診(3・2年)
5/3 憲法記念日
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