京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/09
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学校教育目標:『自ら考え行動し、協働できる生徒の育成』〜つながりを意識した学校〜  目指す生徒像:「周りの意見に耳を傾け、自分の考えを適切に伝えられる生徒」

11月4日 1年華道教室

 みなさん、おはようございます。
 昨日、1年生は華道教室を開きました。専門の方に教えていただき、みんな熱心に取り組みました。
 この教室を学年の中心となって準備してこられたK先生に、取り組んでいる様子を伺いました。(1年生にはK先生は3人おられます。どの先生か、想像しながら読んでみてください。)

 今回,洛陽未生流(らくようみしょうりゅう)のいけばなを習うことができました。洛陽未生流では,剣山の奥側に「真(しん)」左側に「副(そえ)」手前に「控(ひかえ)」とよばれる草木を差します。真と副,副と控の長さはおよそ10対7にするとよいそうです。その「真」「副」「控」の三角形の中に花を生けます。今回は真,副にサンゴミズキ,控にアサヒハランを,花にリンドウ,バラ,ケイトウを用いました。
 生徒たちは伝統的な生け方をしっかりと聞き,それを実践しようとしていました。そして,花や草木の一つ一つの表情を見ながら,その花が美しく見えるようにじっくりと考えていました。
 今回は花を「切る」「とめる」「ためる」ということを体験してもらいました。切るときにはいけばな専用のはさみを用いました。指をはさまないように,はさみを開いた後は4本の指をつかって勢いよく切ります。その花や枝が最も美しく見える高さを探して切っていきます。切った花は剣山に「とめ」ます。とめるにはしっかりと差さなければなりません。差す位置,差すときの花の向きをじっくりと見極めながら差していきます。最後の「ためる」というのはたわめるということで,枝がより美しく見えるように,指でゆっくりと曲げていく作業のことです。一度さしおわった枝も,もう一度よく見ながらじっくりと曲げていました。

 完成した花は一人ずつ写真を撮りました。同じ花材のはずなのにひとりひとり雰囲気がちがっていて,それぞれのよさがあります。授業の最後に感想を聞いてみると「貴重な体験ができた」「伝統文化にふれられてよかった」「花が好きになった」という声がありました。

 とのことでした。K先生は、ご自身も事前に華道を初めて体験に行かれ、事前学習を計画・実施されるなど、この華道教室に向けて準備して来られました。ありがとうございました!
 写真は、掲示物にして学年のフロアに飾られる予定です。お楽しみに!
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