京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/09
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学校教育目標:『自ら考え行動し、協働できる生徒の育成』〜つながりを意識した学校〜  目指す生徒像:「周りの意見に耳を傾け、自分の考えを適切に伝えられる生徒」

11月4日 1年手話教室

 一昨日、1年生はろう者の方に来ていただき、体育館で手話教室を開きました。手話で話されるので、通訳者の方に来てもらって、通訳してもらいながらお話を聞きました。
◆目覚まし時計は、音が鳴っても聞こえないから、光と振動で起こしてくれる
◆インターホンは、ビックリするような光で訪問者を知らせてくれる
◆手話が禁止されて、話す手段が口話に限定された歴史がある
など、たくさんのことを教えていただきました。
 その後、「おはようございます」「こんにちは」などのたくさんの挨拶、「ありがとう」「ごめんなさい」、自己紹介の仕方などを教えてもらいながら手話でやってみました。手話は、事前に一度だけ教室で勉強しただけだったので戸惑ったと思いますが、みんな一生懸命取り組んでいて、講師の方も嬉しかっただろうと思います。

●Tさんのお礼の言葉
 私は、今日の講演を聞き、体験もさせてもらって、手話というのはその人の一部だということがわかりました。そして、ろう者の人についての考え方や見方、関わり方というのが変わり、すごく勉強になりました。今日はありがとうございました。

●Nさんのお礼の言葉
 僕は耳が聞こえない人も、聞きにくい人たちも、光や振動を使って工夫して生活をしていてすごいと思いました。ありがとうございました。

 感想
★手話教室を終えて、耳が聞こえない人は少ないと思っていたけど、意外と多かったのでビックリしました。耳が聞こえない人は身の回りで危険が一杯あって、耳が聞こえない人に会ったら手話で教えてあげたりしていきたいです。運動とかスポーツ、あいさつとかにも手話があって、それをやってみて覚えるのが難しかったです。
★手話をいつも使っている人にとって、手話はとても楽しく、人と話すことができるという嬉しさが詰まったものだと思いました。折角勉強したので、手話を忘れずに生活して行きたいと思います。また、障がい者にとって、避難の案内がわかりづらいとおっしゃっていたので、もし自分がその場にいたら助けてあげられるようにしたいです。
★手話を使っている人は、それが体の一部だということがわかりました。「耳が聞こえない」だけでなく、その中から3段階に分けられて、その上もっと細かく階級を決めると言うこともわかりました。また、手話を使っている人は表情も大切なので、とても表情が豊かでした。
★耳が聞こえないからといっても、耳が聞こえないだけで何も変わらないということがわかりました。手話というのはその人のコミュニケーション一つだから、一人でも大切にしていきたいし、できる人も増やしていきたいと思いました。自分も手話のあいさつぐらいは覚えて、手話が必要な人とコミュニケーションを取りたいと思いました。そして、通訳の人がとてもすごいと思いました。手話と口話を両方使っていてすごかったです。やっぱり二人の関係の絆が良くないと伝わらないと思いました。手話は禁止してはいけないです。
★私は耳が聞こえないろう者の人たちでも、手話や指文字などで楽しく(もちろん大変なことも多いと思いますが)生活できるということがわかりました。そしてその生活を支えるために、色々な人がそれに役立つような製品を作っていて、なんだか良いなあと思いました。それらの製品は、ろう者の方々が少しでも便利に暮らせるようにと、いろいろ考えながら工夫されているのがわかって、本当に人の役に立っているのだと思いました。耳が聞こえない方以外にも目が見えない人や体が不自由な人など、色々な人がいるし、私もその人たちを少しでもお手伝いしたいと思いました。

 私たちの周りにはいろんな人がいます。自分との違いを知り、そしてその違いをわかり合い尊重し合って、助け合って生きていくことが大切ですね。不便さをカバーする製品を作ったり、助けてあげたりして、みんなが楽しく生きていける世の中を作る一人になっていきましょう!
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