京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/15
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学校教育目標:『自ら考え行動し、協働できる生徒の育成』〜つながりを意識した学校〜  目指す生徒像:「周りの意見に耳を傾け、自分の考えを適切に伝えられる生徒」

2月2日 1年生「ガイドランナーを体験しよう」

 みなさん、こんばんは。
 1年生は、今日と明日でガイドランナーを体験します。
 ガイドランナーとは、視覚障がいのある選手をゴールまで誘導するランナーのこと。 手をつないだり、50cm以内の紐を使って走路を指示したり、声をかけて誘導します。

 まず朝学活で、パラリンピックの映像を視聴し、事前の学習をしました。
 その後、体育館でI先生の指導を受けて、ガイドランナーについて体験しながら学んでいきました。
 最初にやるのは、歩く練習です。
 アイマスクをした人を、ロープを使って誘導し、コーンを回って折り返します。逆にアイマスクをして誘導してもらう立場も経験します。
 「アイマスクをすると、思ったより怖い!」
と実感することで、手引きするときにどんなことに配慮したかを話し合います。
 「声をかけるようにした」
 「不安だと思うので少しでも楽になるように」
 「安心できるように」
 「足をそろえるようにした」
 「2人3脚のようにすると良いと思った」
 手引きする立場、してもらう立場、両方を体験することで、短い時間でしたが、様々な気づきがありました。
 そして、走ってみます!
 その前に、どうすればうまく、安全に走ることができるか?
 知恵を出し合います。
 「どっちの足から出す?」
 「右から!」
 「え?でも、ロープを持っている手のことを考えてごらん。」
 「片方の人が右手なら、もう一方の人は左手で持っているよ。」
 「手が逆だから、同じ足を出すと走りにくいってこと?」
 「そうか。足も逆にすればいいのか!」
 そんな念入りな相談をした上で、みんなで走ってみました。
 スムーズに走れたペアもあれば、恐る恐るのペアもありました。
 今回の学習の目的は速く走ることではなく、目の不自由な人の気持ちが少しでも理解できて、共生について考えることですから、スムーズに走れてもいいし、恐る恐る走ってもOKです。
 最後に、『街で目の不自由な人を見かけたらどうするか』をみんなで考えました。
 ポイントは7つ。
★状況を確認する
★危険や困ったことはないか判断する
★声かけするときに、軽く肩などに触れる
★相手が頼みやすいような声かけをする
★相手に自分の肩やひじを持ってもらう
★危険に留意して歩く
★周りの状況を伝えながら歩く
 「目が見えない」ことを経験したみんなだから、その人の気持ちになって考えると『どうしてほしいか?』がわかりますね。
 
 今日の学習を元に、障がいのある人もない人も、誰もが過ごしやすい、みんなにやさしい太中を創っていきましょう!
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