京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/01
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〈九条中生徒会歌〉  明けゆくみ空に雲散りて 都南(みやこみなみ)にそびえたつ 高き古塔を仰ぎつつ ほまれの歴史築かんと 希望に集う我等こそ 九条中学生徒会   若き血潮はみなぎりて 緑の校庭(にわ)に映ゆるとき 自由の光満ち満ちて 強く正しく明けらけく 理想に集う我等こそ 九条中学生徒会   嗚呼洛西に陽は沈み 古塔は重く夕づけど 溢るる力身体(うち)に湧き 無限の空のくれないに 学舎仰ぐ我等こそ 九条中学生徒会  作詞 高岡博美

小中一貫教育全国サミットを終えて

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 先日の小中一貫教育全国サミットでは,九条中学校ブロック会場(3校)へも全国から教育関係者をはじめ多くの方々にご参加いただきました。午後から九条中学校で行われた小5,小6,中1,中2の公開授業でも,350名を超える方々に参観していただき,また,その後の研究協議会やアンケート等では,多くの温かい励ましの言葉やご感想を頂くことができました。ご参加いただいた皆様に深く感謝申し上げます。
 本校会場では,公開できる授業が少なかったこともあり,ご不便,ご迷惑をお掛けしてしまったこと,誠に申し訳なく思っております。また,このこと以外にも,不行き届きな点が多々あったことと存じます。重ねてお詫び申し上げます。生徒と教職員には,我々ができる一番のおもてなしは,「元気なあいさつと熱心に活動する姿をお見せすること」と確認して当日を迎えましたが,参観された皆様にはどのように映ったことでしょう。
 本ブロック小中一貫教育の取組の全容を,1,2時間の公開授業や短時間の研究協議会でお示しすることは到底叶いませんが,公開授業等での小学生や中学生の学習の様子や活動する姿から,本ブロックのおおよその現状を見取っていただけたのではないかと理解しております。本来であれば,小学5年生の時から5年間,本ブロックの小中一貫教育の取組の中で成長し,間もなく義務教育を終える中3生の姿を見ていただければ,本ブロックの取組をさらに深くご理解いただけたのではないかと思うのですが,中学校最後の大切な定期テストの時期と重なったため,中3生はテストに集中させることを選択しました。状況を御察しいただければ有り難く存じます。
 9年間を通して切れ目なく子どもたちの成長を支援していくことの教育的意義・教育的効果と義務教育出口での子どもたちの姿,さらには,10年後,20年後の子どもたちの姿を小学校・中学校の教職員で共有することは小中一貫教育を推進していく上で必須であると考えます。もちろん,そこには地域と保護者のご理解とご支援が必要なことは言うまでもありません。九条中ブロック3校は,今後も“共に育てる九条の子”の合い言葉のもと,地域・保護者の皆さまの更なるご理解とご支援を得ながら,地域ぐるみの子育て,地域と共にある小中一貫教育のさらなる充実に向け歩みを進めたいと考えております。
 今回の全国サミットの発表に際しては,地域・保護者,京都市教育委員会をはじめ多くの方々のご理解とご支援を賜りました。この場をお借りして心よりお礼申し上げます。
       平成30年2月1日 
         未来を生きる子どもたちのために…
               京都市立九条中学校 校長 西谷 秀喜

平成30年1月20日

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 1月17日は,1995年に発生した阪神大震災からちょうど23年目に当たる日でした。兵庫県南部で発生した震度7の大地震は,6434人もの命を奪いました。京都で震度5の揺れを経験した私でさえ,その時の衝撃は体が覚えています。その後も,2011年3月の東日本大震災,2016年4月の熊本地震など多くの犠牲者が出る災害が続いています。災害によって命を奪われた方々のご冥福を心よりお祈りするとともに,今後予想される大地震や災害への備えを加速させる必要性を強く感じます。災害をなくすことはできないかもしれませんが,備えをしっかりし被害を少しでも少なくすることで大切な命を守ることは出来るはずです。そのためにも,これまでに発生した災害の記憶を風化させず,我々一人ひとりが災害に対しての意識をさらに高めていく必要性を強く感じます。
 九条中学校では,教育目標の目指す生徒像で「いのちを大切にし,互いに尊重し合う生徒」ということを最初に挙げています。また,同じく目指す学校像では,「子どものいのちを守り切る学校,一人ひとりが大切にされ,仲間を信頼し生き生きと活動できる学校,…」と,一番に命を大切にすることを目標に掲げ,これらの目標をもとに教育実践を進めています。「いのちを大切にする」という最も根源的な営みの上に,全ての教育活動はあります。生徒一人ひとりの命を大切にする教育活動の実践の中にこそ,子どもたちの成長があると考えます。「いのち」とは,「存在」そのものであり,「人としての尊厳」と捉えています。
 しかし,こうした教育目標とは裏腹に,日々の教育活動においては,目指しているものからかけ離れていたり,不十分な点,至らない点がまだまだあるということも認識しています。不十分な点,至らない点を全教職員で再確認し,共通認識の上に,チーム学校として,学校の使命と責任を肝に銘じ,今後の教育活動を進めて行かなければなりません。生徒一人ひとりの心に寄り添い,生徒一人ひとりの成長を心から願う九条中の教育活動でありたい,そうした教育実践を行っていきたいと考えています。九条中学校創立70周年に当る本年を,新たな九条中学校のスタートの年といたします。
 保護者の皆様,地域の皆様には,今後とも,九条中学校の教育活動に対して,ご理解とご支援,そしてご鞭撻をお願いいたします。

平成30年1月 九条中学校 校長 西谷秀喜

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学校行事
2/10 京阪神私学入試1
2/11 京阪神私学入試2 建国記念の日
2/12 京阪神私学入試3 振替休日
2/13 テスト前部活休止(〜2月21日)
2/14 学習会(1,2年)
2/15 学習会(1,2年),学校保健委員会15:30〜
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