京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/02
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ようこそ 西京高等学校附属中学校へ!  西京の 青き木陰に 美しき 心むすびて いざ友よ ともに学ばむ

「上巳の節句」にちなんで

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 手元の辞書を紐解いてみると、本日3月3日は上巳(じょうし/じょうみ)の節句、五節句の一つとなります。旧暦の3月3日は桃の花が咲く季節であることから、「桃の節句」とも呼ばれます。

 さらに調べてみると、その起源は平安時代以前で、京の貴族階級の子女が天皇の御所を模した御殿や飾り付けで遊んで健康と厄除を願ったことが始まりとされ、元々は5月5日の端午の節句とともに男女の別なく行われていたのですが、江戸時代ごろから豪華な「雛人形」は女の子に属するものとされ、端午の節句(菖蒲の節句)は「尚武」にかけて男の子の節句とされるようになった、とあります。

 さて、雛人形の「雛」は「ひな」とも読みますが、「ひよこ」の意でも使われ,まだ大人にならない小さな「こども」のイメージがありますね。私は「雛」の字を見ると、かわいらしい幼子を思い浮かべますが、保護者の皆様はいかがでしょうか。お子たちがまだ就学される前の、もしかすれば「ハイハイ」をしている頃の、あどけない様子を思い出されるかもしれません。

 そのお子たちも、いつしか成長して自らの意思で「立つ(=自立)」ことを模索し出します。子ども側の視点で言えば必然の営みですが、親御さんの目には「思い通りにならない」困った状態に写ることもあります 。
 「昔は言うことを聞いたのに…」、「勝手なことばかり言って…」と、つい愚痴を口にすることもあるかもしれません(私もご多分に漏れずですが)。
 誤解の無いように申し上げますが、お子たちがいくつになっても、親御さんや年長者の言葉に耳を傾けることは必要だと思います。しかし、最終的に自分の生き方は自分しか決めることはできません。われわれ大人達は、そのサポートをするしかできないのです。もどかしいのですが、彼らの人生を彼らの代わりに生きることはできないのです。

 男女を問わず、お子たちが生まれたその日から、われわれはその健やかな成長を願ってきました。だがそれは、子ども達に自分の夢を「投影」することでもなく、彼らに自分と「同化」することを求めるものではないはずですね。純粋に、彼らの「成長(=自立)」を望んできたのです。したがって、その節目節目(=節句)に、お子たちが少しずつ手元から離れ、巣立っていくことを(とても寂しいことですが)私たち大人も受け入れつつ、その歩みを祝うことが大切なのではないでしょうか。

 「自立」、その日が来ることを望みつつ、恐れつつ…。子どもを育てることの難しさを心底感じながら、われわれは「教育」という営みをおこなっているのだ、と改めて「上巳の節句」の意味合いを考えてみた、私にはそんな今日一日でした。

3年生 高校進学保護者説明会

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 先の3月1日(土)に、附属中学3年生の保護者の皆様を対象にした標記説明会を実施いたしました。

 村上学校長から、高校への進学に当たって保護者の方々にご理解いただきたい内容をご説明し、義務教育9年間から高等学校への接続を円滑に進めるための道筋をお示ししました。
 内進生・外新生を問わず、新たな学生生活をスタートする際には、準備しておく事柄や躓きやすい点に対する注意が必要です。中学に在学中から、高校の先生方にこうして直接説明していただけることも、本校の利点だと考えます。

 卒業まであと2週間足らず。中高一貫校である以上、地域の中学校とは「卒業」の意味合いが異なるのは当然です。「通過点」としての色合いがより強くなります。しかしながら、子ども達の成長において、おおきな「一区切り」であることも間違いありません。もしかすると、私たち大人が「そろそろ少しずつ手を離れていくのだなあ」という自覚を持つことが、「卒業式」自体の持つ一番大きな意味づけなのかもしれませんね。

3年生 高校進学後の学習合宿 スタッフ会議

 本日は後期定期テストの最終日です。生徒諸君、お疲れ様でした。全力を出し切れましたか?

 さらに本日は高校の卒業式も挙行され、276名の先輩方が本校を巣立ち、新たな世界へと一歩を踏み出していきます。本当におめでとうございます。これからのますますのご活躍を、附属中学生全員とともに祈っています。

 さて、そうしたビッグイベントの後、午後からは標記スタッフ会議が大講義室でおこなれました。4月早々に高校でおこなわれる予定の宮津学習合宿にあたって、内進生として運営スタッフの名乗りをあげてくれた45名の3年生有志の諸君が、いよいよ始動です。まさに、中高一貫校ならではの取り組みです。彼らは高校12期生の中核として、着実にリーダーシップを発揮してくれています。本校の学校教育における大きな成果と考えます。

 附属中学校から進学する彼らには、確かに「学力検査」は課されませんが、それに勝るとも劣らない大きな「課題(=期待)」が、その双肩に課せられています。これからの1ヶ月間で、さらに飛躍することを願っています。頑張ってくださいね。 
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後期期末テスト はじまりました!

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 本日から3日間、今年度最後の標記定期テストがはじまりました。

「いっぱい転んで、いっぱい立ち上がればいい。」

 孤高の噺家、柳家小三治師匠の言葉です。
「テストは何のためにするのか?」と問われれば、迷わず「分からないところを見つける(=失敗する)ため」と答えてきました。いわゆる入学試験や資格検定とは違って、学校でおこなうテストは「しくじる」ことを恐れてもいけませんし、ごまかしてもいけません。もし、安易な手段でよい成績を収め、一時的には得をしたように見えても、今後の長いキャリア発達においては、大きな「負の遺産」を背負うことになります。

 いつもお伝えしていることなのですが、よほどのアクシデントがない限り、実際はテストを受ける前に大方の「結果」は決まっています。人間は、なかなか準備したこと以上の結果は出せないものです。さらに言えば、先のソチ・オリンピックでも見られたように、努力しても必ず結果が出るとは限らないのです。

 しかし例えば、多くの人々が浅田真央選手の演技に心を奪われ、感動したのはなぜでしょう。それは、試合の結果を超えたところにある、これまで彼女が築き上げてきた「過程(=キャリア)」を、その演技に垣間見たからではないでしょうか。現役を引退しようがしまいが、彼女のこれまでのキャリアは全く揺るぎないものですし、今後の人生においても大きな礎となることでしょう。

 私たちは、本校生徒にそうした「道」を歩んでいって欲しいと心から願っています。今回のテストも、そこでの小さな「試練」の1つであり、結果に一喜一憂することなく歩みを進めてもらいたいのです。そしてそのためは、周りにいる私たち大人が、彼らをどのように見守り、支えていくのかが問われます。
 今後、彼らが大きな困難に出会った際に、諦めずに何度も何度も「立ち上がっていく」ために今何が必要なのか、それを考えながら生徒諸君を導いていきたいと考えています。どうぞこれまで以上に、保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

竹中平蔵氏 来る!

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 昨日、新生西京10周年記念として竹中平蔵氏(慶應義塾大学総合政策学部教授)に講演をおこなっていただきました。
 演題は「君たちの生きる社会」と「現在の日本経済」の2部構成で、附属中学3年生と高校1・2年生が出席しました。司会進行を附属中学3年生のF.A.さん、お礼の言葉を同じく附属中学3年生のK.N.さんが述べました。詳細につきましては、以下の高校ホームページをご覧ください。

https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/index.php?...

 講演終了後、校長室に前述の2人が招かれ、竹中先生から直接お言葉をいただきました。少し緊張した面持ちでしたが,先生から「将来の夢は?」と問いかけられ、各々自分の思いをしっかりと語っていました。傍らで見ていて、本当に頼もしくもあり、立派になったなあ、と感じました。
 竹中先生、ご多忙にもかかわらず本校生徒に「夢と希望」をお示しいただき、誠にありがとうございました。これからの彼らの活躍を見守っていただければ幸いです。そして、この機会をお作りいただいた多くの皆様方に感謝です!

2014 クエストカップ全国大会出場!

 先の2月22日(土)に、標記全校大会へ本校3年生I.M.さん、O.K.さん、S.M.さん、T.H.さんの4人が、チーム「Sar Dines(サー・ディーンズ)」として参加しました。
 発表作品は「未来に届け!NEXT GENEREATION PROJECT」。法政大学の市ヶ谷キャンパス・薩埵(さった)ホールにてプレゼンテーションをおこないました。
 大和ハウスをはじめとする多くの企業が協賛し、中・高校生達の企画発表をおこなう場です。本校高校生はこれまで何度も出場を果たしていますが、今年初めて附属中学生も参加することとなりました。前日の金曜日に東京へ向かい、土曜日当日の夜遅くの帰京でしたが、大変よい経験になったのではないでしょうか。是非、他の3年生諸君にもその成果を伝えてあげてください。お疲れ様でした!

【3年学年主任よりの報告です】
 2月22日(土)10:00〜東京の法政大学にてクエストカップ全国大会が行われ、本校から代表チーム「Sar Dines」が出場しました。

 本年度からそれまで高校1年生で行っていた「アイディア企画演習」の授業を中3のEP-Aの前期の授業で取り組んできました。この取組は各企業から出されたMissionのアイディアを班ごとに考え、ポスターセッションによる中間報告を経て、昨年10月に校内で発表会を行いました。その中から特に優秀だった作品を応募したのですが、全国から約1250もの作品が寄せられたそうです。

 全国大会へはその中から選ばれた64チームが出場しました。「Sar Dines」はクレディセゾン社の 〜アジアの経済にイノベーションを!! 若者の「あったらいいな」を実現し、お金がぐるぐる回りだす『永久不滅ビジネス』を展開せよ〜というMissionを達成すべく、募金を中心としたアイディアを発表してくれました。

 企業賞、グランプリを受賞することはできませんでしたが、前日はホテルで11:00頃まで打ち合わせと練習をし、本番に臨み立派な発表をしてくれました。
何よりもうれしかったのは、生徒全員が「参加してよかった。全国レベルの他チームの発表を聞けて良かった」と言ってくれたことでした。

 ぜひ来年度以降も出場してくれることを期待しています。
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中学3年生 高校オリエンテーション

 本日6限目に、大講義室にて中学3年生を対象に、最後の高校オリエンテーションがおこなわれました。

 まずは村上学校長から、高校進学に当たっての心構えについて、具体的な例を挙げながらお話をしていただきました。
 次に、高校新1年学年主任の岡本先生から「切り替え」をキーワードにお話を聴き、生徒指導部長の中村先生からは高校生活の「きまり」について、中高一貫教育推進部長の岩佐先生から春期講座や海外FWについて、最後は北本先生から学習合宿スタッフ募集のご説明をしていただきました。

 早いもので、3年生諸君もこの4月には晴れて本校高校へと進学します。生活空間はこれまでとさして変わらないとは言うものの、その責任や活動範囲は大きく様変わりします。よい意味で中学生としての「感覚」をきっぱりと捨て去り、新たな一歩を踏み出していって欲しいと考えます。
 同時に、われわれ教職員や保護者の皆様も、彼らを見る「目」を変えていかなければならないのでしょう。いつまでも繋がっていたい「絆」と、彼らに任すべき事柄を自覚した「距離感」、このバランスをうまくとっていくことが生徒諸君の「自立」を支援することになるのだろうと考えます。
 残り少ない中学校生活を充実したものにしてくださいね!
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後期 期末テスト1週間前です

 本日は標記テストの1週間前です。部活動もお休みとなり、学年最後の定期テストに向けて生徒諸君は準備をしています。

型をしっかり覚えた後に、「型破り」になれる。

 早世された稀代の歌舞伎役者・中村勘三郎氏の至言です。一見天才肌のように見えて、類い希な努力家であった氏らしい言葉だと思います。

 中学生諸君には、まずしっかりと「型」を身につけて欲しい、特に「学ぶ」型を、と考えています。人それぞれ、学び方があるはずです。試行錯誤を繰り返し、何度も失敗を積み重ねて、自分なりのスタイルを身につけるには時間がかかります。

 「効率」ばかりを追いかけ、「ポイント」と「要領」だけでごまかしていたら早晩行き詰まります。学校教育が「教科学習」だけではなく、様々な「体験学習」をも重視するのは、先人達の知見に従っているものです。

 以前にも申し上げましたが「すぐ役立つものは,すぐ役に立たなくなる」ものです。自分の「型」を見つけるために、必死に努力して、たくさん失敗して、何度も立ち上がっていくのです。そこに君だけの「型」が生まれ、他人は「型破り」と評価してくれるはずです。

 しっかり食事をとり、睡眠時間を確保して、あとは思いっきり勉強してください。がんばれ!応援していますよ!

※以下は今回のテストの予定です。保護者の皆様、ご参考まで。
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17,000個の「やさしい想い」

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【環境委員会からの報告です】

 生徒のみなさんと先生方のおかげで約17,000個のキャップが集まりました!!
このキャップはワクチンに変わります。ご協力ありがとうございました。

 キャップやインクカートリッジの回収など、今後も環境委員会の活動をよろしくお願いします!!


★環境委員のみなさん、本当によかったですね。こうした地道な活動が大きな流れを作り出します。「継続は力なり」と言います。今後とも様々な形で社会に貢献できる活動をやっていきましょう!

3年生 前期入試に挑戦!

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 本校3年生は、今日・明日の2日間に渡って本校高校の今年度前期入試問題に挑みます。

 附属中学校生徒は、入学した段階で高校への進学が認められています。そして、高校進学後にその「中核」として活躍するための力が求められています。今回の取り組みも、学力面での到達度合いを測る大切なチャレンジです。

 もちろん、本校3年生はこれまで入試に特化した学習をしてきているわけではありません。むしろ、将来に向けて「裾野」をひろげるカリキュラムに重点を置い学習しています。したがって、得点力だけで言えば不十分な点もあるかもしれません。しかし、中高6年間という長いスパンで見れば、大学進学に向けての今後3年間に必要な「伸びしろ」は充分に培っています。今回の挑戦が、高校進学後に必要な学力の「目安」となってくれることと思います。

 ソチオリンピックで大活躍したスキージャンプの葛西紀明選手がこう述べています。
「僕のジャンプ人生を振り返ってみれば、95%以上は負けているんです。でもその悔しさより、勝った時の嬉しさの方が数倍も数十倍も大きいんです。だからまたそれを味わいたくて続けているんです。」
 「できないこと」を悔やむより、「できるようになる」方策を考えた方が楽しいはずです。大きな成果を得るためには、「見通し」と「考え方」が重要なキーワードのようですね。
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学校行事
3/5 1年演劇フェスティバル SC
3/7 高校中期選抜(定時制)
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