最新更新日:2025/01/10 | |
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学校長の言葉
烏丸中学校に赴任して3年目に入りました。教職員と共にいろいろな取組を行ってくる中で,生徒たちも落ち着いた雰囲気になり,学習や部活動,学校行事に精を出しています。
教育は「生き物」です。現状に満足せず,日々新たな視線で,今後も引き続き取組んで行くつもりです。 さて,今年度も本校の教育目標として掲げた2つの目標,「自尊感情の向上」と「コミュニケーション能力の向上」も2年目になりました。毎年6月に生活状況アンケート実施し,自分のことが好きでない,自分に自信がない,自分は何をやっても駄目なのだと思われるような内容の結果が約半分くらいありました。また,機械となら良いが生身の人間は苦手である,気を使う,自分の好きなことができない等,他人との接触を嫌がったり,苦手としたりする子どもが増えてきているように思います。家に帰っても一人が多く,遊ぶ友達がいない生徒もいます。 「自尊感情」と「コミュニケーション能力」は切り離せるものではないと思います。自分に自信がなければ,何事にもチャレンジしないだろうし,他の人と対等に話もできないいのではないでしょうか。また,物事を始める前から,モチベーションの下がった気持では,自分も相手も満足できるものはできないと思います。自信は待っていても自然につくものではないし,自分がまず動かないとつかないものであると思っています。ちょっとの勇気といい意味での居直りが自信のつく第1歩ではないでしょうか。 本校でも,できるだけ生徒主体の学校行事を企画したり,体験学習や外部の人の講演をどんどん取り入れたりすることで,生徒たちが主体的に考え,行動することを学び,自信をつけてくれることを願いつつ取組んでいます。 |
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