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最新更新日:2025/10/01 |
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合唱コンクールふりかえり その1
昨日、京都産業大学神山ホールをお借りして開催した合唱コンクールを振り返ります。
まず、開会に際し、合唱コンクール委員会の皆さんによるオープニングは、まさに皆さんが辿ってきたクラスの合唱を創り上げるための道のりそのものでした。上手くいかなかったり、ふざける人がいたり、時にはぶつかったり。でも、やっぱりいいものをつくりたい思いは一つなので、みんなでダンス(マイムマイム)を踊って一つになろう!という展開は、微笑ましく、そして共感できるものでした。 1年生の合唱が始まり、1年生らしい生き生きとした歌声がホールに響くと、客席の拍手が「本当に心から生まれているな」と思うばかりに、曲終わりと同時で沸き起こっていました。 学年合唱「大切なもの」では、歌の中の「大切なものに 気づかない 僕がいた 今胸の中にある あたたかいこの気持ち」のところが、とても心に響きました。素直な気持ちが、歌声にのっていました。 ![]() ![]() ![]() 合唱コンクールふりかえり その2![]() ![]() ![]() 1組の合唱は、「島人ぬ宝」、一人一人の澄んだ独唱は、沖縄の空と海を思い浮かべながら傾聴していました。何より、最初の曲紹介で、「いやさーさー」の合いの手をお願いします、という呼びかけに、あれほど見事な合の手はないくらいの最高の合いの手が返ってきました。まさに、1組の皆さんの歌声が、ホールの空気を一つにしました。伴奏を弾いていた先生は、思わず涙されていたそうです。 3年生の合唱は圧巻でした。私の前に座っていた1年生に「3年生の合唱はどうでしたか」と尋ねると、即座に笑顔でサムズアップしていました。どのクラスも、曲をよくするためにはどうすればよいのか、対話を重ね、曲想を考え、表現を練り上げてきたことが伝わりました。だからこそ、審査がとても困りました。本当に困りました。学年合唱「心の中にきらめいて」、その紹介をされた合唱コンクール実行委員長の言葉を紹介します。 私たちは今日まで、音楽の授業で「どうしたら素敵な合唱になるのか」を考えながら、一生懸命練習してきました。この歌には「友達と交わした言葉は、今思えば心の中でキラキラと輝く大切な宝物」という意味が込められています。私たちは、この3年間仲間と支えあいながら、時にはぶつかり合ったこともありました。けれど、それらも今思えば、最高の思い出です。 今日は、そんな3年間を思い出しながら、皆さんに素敵な歌声を届けます。ぜひ、みなさんもこれまでの思い出を思い浮かべながら、このメンバー最後の合唱を聞いてください。 この言葉が、そのまま心に沁みてくる歌声でした。3年生、後輩たちに背中を見せてくれてありがとう。 合唱コンクールふりかえり その3
講評、審査結果を経て、生徒会長からのあいさつは、全校合唱へのリードにふさわしいものでした。みんなの心をつなぎ、最後を締めくくる「ふるさと」の歌声は、また来年へと語り継がれていくと確信しています。
今朝、皆さんは合唱コンクールの振り返りに、それぞれのクラスで臨んだことと思います。そして、その中で気づいた「人と人とがつながる時に大切なことは何か」、これをぜひ積み重ねてください。一人で合唱はできません。みんなで創り上げるからこそ生まれる感動があります。だからこそ、この経験を将来の「なりたい自分」になるための糧として、自分の中に沁み込ませてもらいたいと思います。本当に、いいものを見せてもらいました。 最後になりましたが、神山ホールを快く利用させてくださった京都産業大学の皆様、子供たちの生き帰りの見守りや受付などたくさんお手伝いくださったPTAボランティアの皆様、そして子たちの活動を見に来てくださった保護者・地域・教育委員会の皆様、この場を借りて厚く御礼申し上げます。また、次は体育大会がございます。引き続きご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。 ![]() ![]() |
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