京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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学校教育目標 すすんでかかわり その手で未来を創りあげる 桂坂の子〜あらゆる“であい”を自分ごとに〜

12月は人権月間です

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            「12月は人権月間です」       
                            校長  林 正幸

 12月は人権月間であることから,本校でも12月には,児童朝会で人権に関わる話をしたり,保護者の方には人権教育に関わる授業の参観と懇談会をさせていただいたりしました。
 
 人権教育とは,子どもたちの人権感覚を磨いていくための教育です。人権問題の解決を,子どもたちの将来にとって重要な課題ととらえ,参観・懇談等を通して,家庭と学校とで共に取り組んでいくことを考えていただくことをねらいとしています。

 子どもたちが生活している社会には,例えば,心身に障害があるというだけでうける障害者差別,女性であることだけでうける女性差別,在日韓国朝鮮人を中心とした外国人であるということだけでうける差別,いじめや虐待などなど多くの人権の侵害が存在しています。

 このような差別を残している社会の中で育っている子どもたちを差別から守り,差別を許さず,解決に立ち向かっていく子どもたちにしていくためには,次のようなことが必要です。
1 子どもたちが社会の矛盾や不合理に「おかしいな。じゃあ,どうすればよいか。」と いうことに気づく目をもつことができるようにすること。
2 子どもたちが人を人として大切にすることのすばらしさを理解できるようにするこ  と。
3 子どもたちがあらゆる差別を許さず,その解決に向けて具体的に実践できるようにし ていくこと。
 ※人権を大切にできる子は,自分が好きになります。
    自分らしさが発揮できます。
    自分のよさを積極的に発揮し,自分の可能性にチャレンジできます。
    自分が社会に受け入れられていると,また周りの人から愛されていると実感でき    ます。
 
 今月初めの朝会では,人権月間について知らせ,桂坂小学校の『目指す子ども像』の3つの内の1つは,「心やさしく,友達を大切にする子」なので,自分も大切だし,他人も大切だと子どもたちには話しました。そして,「その第一歩はあいさつですよ。」と言いました。あいさつをすると自分の心が温かくなると共に,相手への思いやりの気持ちを伝えることにもなり,相手の人の気持ちがよくなりますと話しました。このように,自分も相手も共に大切だと考えられる子どもたちにしていきたいものです。そして,社会全体で豊かな人間関係をつくることができると思います。

 このような子どもたちを育成していくために,桂坂小学校では人権教育に関わる分野についての指導を,年間を通じて計画的に位置づけ,それぞれの内容について重点的に指導を行っております。

 ご家庭や地域におかれましても,桂坂学区の「地域の子どもは,地域のみんなで育てる。」という風土のもと,この機会に,子どもたちを皆で一緒に育てるという思いと行動とともに人権の大切さを見直して考えていただける月間になっていければと思います。 

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