京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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学校教育目標 すすんでかかわり その手で未来を創りあげる 桂坂の子〜あらゆる“であい”を自分ごとに〜

FOUNTAIN(校長室だより)No.23

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京都市立桂坂小学校  山本 泉

 前回,小学校高学年(5・6年生)の学齢の子どもの実態や様子についてお話ししました。今回は,予告通り具体的な家庭学習の内容について考えてみたいと思います。
 小学生といえど高学年ぐらいになると,子どもたちの生活も大変忙しくなります。授業時数も増え,放課後の活動なども多くなり,家に帰る時間も遅くなります。その上,宿題も結構たくさん出ていたりして…。計画的に時間を使わないといけません。
 さて,家庭学習ですが,前にも述べたように時間の目安は15分×学年と言われますから,5・6年生では75分〜90分ということになります。学校から出される宿題もたくさんあるでしょうが,それでも時間的なことを考えれば恐らく宿題だけではやや不足だろうと思います。逆に,宿題だけで1時間半もかかってしまうようなら,少々学力的に問題があるかも知れません。宿題を効率よく片づけ,中学年の時と同様に宿題以外の自主的な学習に積極的に取り組み,すすんで学ぶ力を伸ばしていくのが良いでしょう。(塾の学習もあるかも知れませんが…。)
 学校では,新たに「家庭科」の学習が始まり,衣食住の基礎・基本を学びます。全般的に学習内容が多くなる上に,社会や世界に目を向けるような学習もします。筋道立てて考える論理的な内容の学習や,抽象的な内容の学習が増えてきます。自分で課題を見つけ,解決していく問題解決的な学習が多くなります。そして,自ら学ぶことの面白さや楽しさを経験させ「学び方」や「ものの考え方」を育てます。 それでは,家庭に求められる役割は何でしょうか。
まずは,基本的生活習慣の見直しをしたいものです。「夜更かしをせず,早寝早起きを心がける」「朝食をとる」「朝に排便を済ませる」「テレビやゲームの時間をきめる(私個人としてはゲームは休日だけにすべきだと思いますが…。)」など生活リズムをしっかりさせないと頭が十分に働かず,理解力が落ち,学習についていけず勉強嫌いになったりするかも知れません。次に,子どもの生活習慣に周りが合わせてあげることです。何でもかんでも子どもを中心に考える必要はないと思いますが,例えば子どもには勉強をさせておいて親はゆっくりテレビを見ているというのは,それが別におかしいことではないと理解できる中学生以上になってからの方がいいかも知れません。残念ながら,このくらいの年齢の子どもは,親が子どもに「勉強しなさい。」と言って自分はテレビを見ていたりすることを「大人の自分勝手」とか「大人の矛盾」と感じてしまうことがあり,そのことが学習意欲をそぐことにつながることもあるからです。(個人差はありますが…。)
 さて,具体的な学習内容についてですが,こんなことがお勧めです。
 国語科に関しては言うまでもなく「漢字」の学習が大切です。漢字の構成や字形を意識して練習したり,覚えた漢字を使って熟語や単文を作ったりするのもよいでしょう。
「音読」も大事です。棒読みではなく間をとりながら読むなど,めあてを決めて練習したり,詩や俳句・短歌などを暗唱して朗読したりするのもよいでしょう。
 算数では,自分の苦手な計算などを間違わなくなるまで繰り返し練習するのも大事です。100マス計算などで計算力のスキルアップを図るのもいいかも知れません。答えの確かめも自分でするべきです。
 家庭科で習ったことを生かして,家庭生活の中で実践する機会をつくるのもよいのではないかと思います。役割を決めてお手伝いをすることなども,ある意味家庭学習の一つといえるかもしれません。
これらはもちろんほんの一例で,その他の教科や領域の学習にも家庭学習として大事なことはたくさんあります。得意な分野をさらに伸ばすのか,それとも苦手な分野を克服するのか,その子の個性に合った学習を見つけることが大事であることは言うまでもありません。なにはともあれ小学校の間は家庭の支えが大切です。担任とも相談しながら家庭学習を進めていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

長岡京市市民マラソン大会

 平成24年1月15日(日)に長岡京市市民マラソンに参加しました。西山体育館を出発点として,市街地を一生懸命走りぬけました。登りや下りが大変多いコースで大人も子どたちも大苦戦でしたが,急な上り坂にも負けず元気いっぱい走りぬくことが出来ました。

2.7km
 男子の部 3位 4位 6位
 女子の部 2位 3位 4位

◎ たくさんの応援有難う御座いました。 

防災訓練(地震)

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1月17日,本日は防災訓練(地震)です。
阪神・淡路大震災から,今日で17年を迎えました。
ほとんどの子が真剣に避難訓練に臨んでいましたが,中には少し緊張にかける子も見受けられました。
たとえ訓練といえども,子どもたちが緊張感を持って,
万が一の事態に備えられるよう,今後も指導してまいります。

FOUNTAIN(校長室だより)No.22

  FOUNTAIN(校長室だより)No.22
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京都市立桂坂小学校  山本 泉

 明けましておめでとうございます。
 今年も,桂坂小学校の子ども達のために,教職員が一丸となって取り組んでいく所存です。
 保護者の皆様,地域の皆様には温かいご支援を賜りますようお願いいたします。

前々回から,家庭学習について書いてきましたが,引き続き今回は,小学校高学年(5・6年)の家庭学習のあり方について,私の考えをお話しします。まず,具体的な学習の話に入る前に,小学校高学年のころの子どもの実態について考えてみたいと思います。
 当たり前のことですが,子育てについては子どもが大きくなるにつれて,いろいろ難しい面が出てきます。もちろん,小さい頃も決して子育てが容易だった訳ではありません。ただ,このくらいの学齢(小学校高学年)になると,今まで以上に親が自分自身の行動に注意をはらう必要があるということです。さて,いったいどういうことに注意をはらえばいいのでしょうか。
 子どもはこの頃になると,自分を一人前に見てほしい,子ども扱いしないでほしいという思いが強くなってきます。そして,自分を客観的に見つめたり,友達と自分を比べたりするようにもなります。また,考える力も大人並みになり,大人の行動もじっくり観察するようになります。そして,大人の考え方や行動を自分に中に取り入れようとすると同時に,大人を自分の基準で評価したりするようにもなります。つまり,まだまだ人生経験が浅く物事の深い意味まで理解していないにもかかわらず,わりと単純な判断で大人を見下してしまうことが多くなるということです。そこが,反抗期といわれるゆえんです。
 従って,私たち親は自分自身の行動の中に,子どもに指摘されるような矛盾をできる限り作らないようにすることが大事だということになります。例えば,自分のしていることを棚に上げて子どもに注意をし,子どもから「自分もやってるやん…。」と言われ,「大人はええねや!」などと言い返していると,当然子どもは不信感を持つようになります。
 確かに,大人と子どもは違いますし,大人なら許されるけれど子どもは駄目だということもたくさんあるのですが,その辺りのことまでは残念ながら子どもはなかなか理解してくれません。そこで,仕方なく(?),いわゆる『良いお手本』にならざるを得ないということになります。
 また,子どもに何かをさせようとしたり,逆に行動を戒めたりしようとするときには,それなりの理論武装が必要になります。「何で?」と聞かれて「何でもや!」などと頭ごなしに言ったり,「何であかんの?」と言われて「あかんからあかんのや!」などと応えたりしているようでは子どもは納得しません。また,昨日と今日とで言っていることが変わったりすることも信用されない要因の一つです。もちろん,親とて人間ですから間違ったことを言ったりしたりもします。従って,「前言撤回」せざるをえないこともあるでしょう。でも,その時はたとえ子どもに対してでも自分の非を認め,謝罪してから改めて正しいと思うことを伝えるべきではないでしょうか。
 冒頭で,難しい面が出てくると述べたのは,以上のようなことからでした。
 ところで,子育てについて考えていくと,自分自身も振り返らなければならない面が見えてくることが多々あります。子どもだからとか大人だからとか関係なしに,時々自分を見つめ直し,あるべき姿を求めるのも大事なことではないでしょうか。
 今回は,「家庭学習」から少しはずれてしまいました。次回は,具体的な「高学年の家庭学習」について記載したいと思います。


12月22日(木)朝会

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12月22日(木),冬休み前最後の登校日は,朝会で一日が始まります。
10月15日(土)運動会の熱戦を皮切りに始まった後期の日々も,
いま振り返れば遠い夏の夢のようです。
いよいよ明日から,子どもたちが心待ちにしていた冬休みに入ります。
体調に気をつけて,また来年の1月10日に無事に集えることを願っています。
どうぞよいお年をお過ごしください。

校内持久走大会

12月6日(火)・7日(水),好天に恵まれた桂坂,
寒空の下,子どもたちが持久走に挑戦しました。
周りの友達と競うも,励まし合うも良し,
自分の限界に挑戦するも良し,それぞれの走り方があります。
周回を重ねる毎に,どんどん真剣な,一生懸命な,素敵な顔になってゆく児童たち。
走り切ったあとは晴れ晴れとした達成感に包まれていました。
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FOUNTAIN(校長室だより)No.21

                                       H23.12
京都市立桂坂小学校  山本 泉

 前回から,家庭学習について書き始め,小学校低学年の家庭学習についての私の考えを述べました。今回は小学校中学年(3・4年生)の家庭学習について考えてみたいと思います。
 まず,この学齢つまり10歳前後の「育ち」や「学び」の特徴ですが,このころになると自立心が芽生え,何でも自分でやろうとすることが多くなります。そして,好奇心がますます旺盛になり,行動範囲も広がります。また,これまでのように「自分と親」「自分と友達」というような一対一という関係から脱却し始め,グループで行動することを好むようになるとともに,親に対しても口答えや反抗が少しずつ見られるようになります。
しかし,実際はまだまだ手助けが必要で,家族の温かい助言や励ましの言葉が子どものやる気を起こさせます。
 さて,家庭学習についてですが,時間の目安は一般的に15分×学年といわれていますから,3・4年生では45分〜60分ということになります。従って,学校から出される宿題だけではおそらくやや不足ということになり,その分宿題以外の自主的な学習に積極的に取り組み,すすんで学ぶ力を身につけていかなければなりません。(宿題もこのことを考慮して出されていると思います。)
 学校では,「生活科」に代わって「理科」「社会科」や「総合的な学習の時間」の学習が始まり,特に資料集や地図帳,国語辞典,百科事典などを使う調べ学習をすることが多くなります。また,最近はインターネットなども活用して調べ学習を進めています。従って,学校ですでに,調べ学習を中心とした自主学習の進め方なども,身につけてきているということです。もちろん,自主学習というのは,調べ学習だけではありません。教科書やプリントを使った予習・復習や,参考書や問題集を使った応用学習。リコーダーの練習や図画・工作まで,かなり広範囲に渡ります。今,その子にとってどんな学習が必要なのかということは個々に異なりますから,担任の教員に相談することも大切ですが,一般的には基礎・基本となる「漢字の練習」「分数や小数を含む計算練習」などは,絶対やっておいて損にはなりません。
 次に,家庭の役割についてですが,まず,基本的生活習慣にとって最大の敵「テレビ」や[ゲーム」の制限です。必ずしもいけないものではないので禁止をすることはありませんが,つい,だらだらと長くなってしまいがちで,そこのところが大きな問題です。けじめをつけさせることが,自立心を育てたり学習への集中力を高めたりすることにもつながるので,根負けせずに声かけをすることが大事であると思います。
 また,文章を読む力がついてきている時期ですから,いろいろな種類の本をたくさん読むとよいのですが,これもなかなか一人ではできないので,例えば家庭でも学校と同じように「読書タイム」をつくり,家族で読書を楽しむのも良いのではないでしょうか。(なかなかむずかしいことですが…。)中学年も低学年と同様に確実に成長していますが,個人差も大きく,まだまだできないこともたくさんあるのは当然です。親の目から見て,「なぜ,こんなことがいつまでもできないのか…。」とは思わず「できないことがあったら,年齢に関係なく,自分でできるようになるまで一緒にしてあげる。」という基本を忘れないようにしていただけたらと思います。

校区内オリエンテーリング

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11月18日(金),本日は校区内オリエンテーリング。
各ポイントで待ち受ける先生が用意したゲームを,子どもたちは一致団結して挑戦します。
きっとそれぞれのポイントでは白熱した様子が展開されたことでしょう。
学校に帰ってきたあとは校庭を目いっぱい使っての自由遊び。
ドンじゃんけんなど低学年や年下の子たちを気づかった,上級生のやさしい姿も観ることができました。
なかよし集会での作戦会議を経て,学年の壁をこえた友情がはぐくまれた一日でした。

防犯訓練

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11月17日(木)2校時は,西京警察の方をお呼びして防犯訓練を行いました。
実際に警察の方に不審者役となって頂き,避難までを順を追って実施しました。
子どもたちは体育館に無事集合し,訓練にあたっての心構えを聞かせて頂きました。
訓練ということもあり混乱することもなく進行しましたが,万が一に備えての心構えを常に持ちたいものです。

千葉真子さん特別指導

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 あいにくの雨模様となり,体育館にてご指導頂くことになりました。走ることに大切な動き作りや腕の振り方そして,呼吸法など後半から参加した中学生と一緒に,ご指導頂きました。指導終了後には,世界選手権にて獲得されたメダルを直に触らせて頂き,そのメダルの重みと大きさに,子ども達の目は輝いていました。
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