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最新更新日:2025/09/03 |
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文化財鑑賞授業に向けて(2年生)
昨日2年生は、醍醐寺の学芸員の方と本校教員によるコラボレーションのもと、「見える仏と見えない仏」というテーマで文化財鑑賞授業の事前学習を行いました。
まず社会科では、1年次に学習した「仏教の伝来と展開」の復習から始まり、国ごとの文化の違いや、時代・文化の変遷と人々の心のあり方について考えを深めました。その後、国語科にバトンが渡され、仏教にまつわる心情の読み取りや問いを立てる時間を持ち、言葉を通して「見えない仏」に迫る学びを行いました。 2時間目には理科の視点から、文化を継承するために使われてきた「紙」について、材料や性質を科学的に考察しました。今回は、道具や材料がすべて準備された中で「紙漉き体験」のみを行いましたが、生徒たちは「楽しかった」「簡単だった」といった感想だけでなく、「紙の厚み」や「均一な厚さ」といった点にも着目していました。 授業の途中では、醍醐寺の学芸員の方から貴重な解説を多数いただき、仏像や文化財に対する理解をさらに深めることができました。 3時間目には美術科の授業として、成安造形大学の教授と本校美術科教員による仏像彫刻の学習を行いました。立体彫刻に使われる材料の種類や、鑑賞時の視点について学び、「見える仏」をどのように捉えるかを考える時間となりました。 来週は、実際に醍醐寺を訪れ、五大明王像を鑑賞します。今日の学びを土台に、さらに深い文化財鑑賞へとつなげていきましょう。 ![]() ![]() ![]() |
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