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最新更新日:2025/08/04 |
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部活動 1年生頑張っています
先週の水曜日の部活動の初会合を経て、正式に入部した1年生。
先輩や顧問の先生から、基礎的な動きを教えてもらったり、反復練習をしたりと、はつらつと活動に取り組んでいます。 初めは、覚えることもたくさんありますが、少しずつ慣れてほしいと思います。まずはけがをしないよう、しっかりと体力をつけることから頑張ってほしいと思います。 ![]() ![]() ![]() 【1年生国語】図書館オリエンテーション![]() ![]() ![]() ぜひ図書室で本に触れて数えて、片っ端から読んでみてください。朝読書の様子もとても良い雰囲気で取り組んでくれています。ただ読む、ひたすら読む、今年1年で何冊読めるかな?これから私もおすすめを紹介していきますね! 【春季総合体育大会結果】野球部![]() ![]() ![]() 【春季総合体育大会結果】男子バドミントン部![]() ![]() ![]() 【3年生】修学旅行に向けてカウントダウン!![]() ![]() ![]() 部集会【新入生の部活動が始まります】![]() ![]() ![]() ※写真:上「美術部」中「茶道部」下「文芸部」 【春季総合体育大会結果】陸上競技部
月3日 たけびしスタジアム京都(西京極)にて、陸上競技部の大会が行われました。
陸上競技には、少し高めの気温でしたが、風もあり涼しく感じることで、よい条件のなか、競技に臨むことができました。陸上部の持ち味のチームワークで一丸となって応援、サポートする姿もみられました。お疲れ様でした。 主な結果を紹介います。 女子 総合4位(3位と同点) 4×100mリレー 第3位 Tさん Yさん Sさん Iさん 円盤投 第3位 Fさん 砲丸投 第4位 Hさん 200m 第6位 Yさん、第7位 Iさん 100m 第6位 Sさん 男子 110mハードル 第4位 Tくん 1500m 第6位 Sくん 3000m 第6位 Sくん ![]() ![]() ![]() 憲法講話全文![]() ◇ 皆さんこんにちは。今日は憲法講話ということで「きまり」について考えたいと思います。 さて、皆さんはこれから自転車の反則行為についても罰金が科せられるようになることを知っていますか?来年度の春から、これらの行為について、警察が取り締まりを行うことが予定されています。 なぜ、このようなきまりが作られるのでしょうか? このグラフを見てください、自転車事故による死亡・重症事例に関わる運転者で、最も多い年代は19歳以下、しかも過半数を占めています。ということは、今回のきまりの変更は、だれを対象にしていると思いますか?そう、皆さんを含む若い世代の人たちだといえるでしょう。 それは、みんなの安心・安全を守るためです。もっと端的に言えば、中学生の皆さんを含む若い世代の命を守るためです。スマートフォン(以下スマホ)ができたのは1990年代、特にアップルのアイフォンができたのは2007年です。まだ20年経っていませんが、スマホができて社会は劇的に変化しました。スマホは生活のありとあらゆるところにつながると共に、飛躍的に生活を便利にしました。一方で、スマホに依存する生活が立ち切れず、自転車に乗っていてもスマホを使ってしまう人が増えた結果、交通事故が多発するようになりました。 話は変わりますが、今年の冬から春にかけて、岩手県や愛媛県など、各地で大きな山火事が数多く起こりました。何週間にもわたって山に炎が広がり、消防隊の懸命な消火作業にも関わらず火がおさまらない様子は、記憶に新しいと思います。その結果、卒業式を避難生活の中迎えねばならない人たちが数多くいました。 山火事の原因は様々です。でも、それがもし、山で焚火をしたり、BBQをしたりして、その不始末が原因で起こったとしたならば、取り返しのつかないことになるわけです。被害に遭われた方の命はもちろんのこと、一生その傷は消えないと共に、原因を作ってしまった人にとっても一生かけても取り返しがつかない責任を負わねばならないことになります。そういうことが起こらないようにするために、きまりがつくられ、それによって皆さんの中に、みんなの安心・安全を守るための「こころのブレーキ」をつくることになります。 いま、西賀茂中学校では、大きな社会実験が行われています。生徒会本部を中心に「校則の見直し」が進められ、生徒会選挙での公約にもあった「セーター登校」について、試験的に取組が進められています。 先日の代議会議長のKさんの放送にもあったように、この取組は、試験的なものです。一方で、昨日から校門で皆さんを迎えてくれている代議会や生活委員会の皆さんは、きちんときまりに則って着こなしができているかを確認し、本当にきまりを変えても大丈夫かを考え、判断しようとしてくれています。そこで、私が生徒会本部の皆さんに、この取組を実施するにあたっての二つの約束を紹介します。それは、一つは「安心・安全を守る」こと、もう一つは「みんなが納得して受け入れられる」ことです。簡単に言えば、今回の決まりの変更で、皆さんのからだと、そして「こころ」の安心と安全が守られるのか。さらには、きまりの変更によるお互いの変化を、西中に関わる全ての人々が納得して受け入れられるのか、が、今回の校則を改正するかどうかの条件となります。 ちなみに、これらの条件の根拠になっているは、「効率と公正」です。これは、社会科の3年生で学ぶ公民的分野の中で出てくるものごとの見方・考え方です。効率とは無駄を省くこと、公正とはだれが見ても公平であることです。例えばスマホを例にとりましょう。スマホはとっても便利です。使い方次第で様々なことを効率よく処理することができます。一方で、スマホは非常に高価なものであり、西中の中で全ての中学生がもっているわけではありません。さらには、SNSトラブルの原因になることが多く、紛失のリスクも高まります。その解決のために割く時間は途方もないもので、効率が悪くなります。中学校は義務教育ですので、より公正を重視します。その結果、中学校ではスマホはもってこないでください、さらにはもしどうしても持ってこなければならないなら、保護者から学校に依頼のもと、朝来たら職員室に預けること、さらには学校の行き帰りでは使わないことを条件としています。では、高校では学校内でのスマホの使用が認められるのでしょうか?それは、高校は「学校が入学を許可しており、その校則に違反すれば相応の処分を受けるという約束(契約)を結んでいるから」です。処分の最たる例は「退学」、学校をやめねばならないことです。言い換えれば、高校生は、その学校できまりを守る責任を、より高いレベルで常に負っている、というわけです。 校則は、それだけ重みがあると共に、みんなが守っていれば、安心・安全が守られるという前提でつくられています。一方で、夏の暑さや冬の寒さ、教室のエアコンの温度で寒さや暑さを感じるのは人それぞれですし、登下校の道のりで感じる暑さ寒さも条件によって変わるでしょう。その調整を行う際、きちんとした標準服の「着こなし」ができているならば、きまりの改正はみんな納得できるのではないでしょうか?一方で、ワイシャツの下の長い部分が外に出ていたり、スカートを腰で折ったりしている人は、すぐに直してくださいね。学校は学びの場、ですので、正しい着こなしも学びの一つであり、私たち教職員も校則改正を納得して受け入れられる判断の条件です。 話をスマホに戻します。スマホの普及はこの15年、ちょうど3年生の皆さんが生まれてから今までの間で、世界を激変させました。自分の欲しい情報を瞬時に見つけることができたり、世界中の人とコミュニケーションをとったりすることができるだけでなく、いまやお財布であったり、テレビなどのメディアをはるかに凌ぐ動画・音楽コンテンツを提供したりと、その可能性はますます広がっています。一方で、人には「自らの見たいもの、信じたいものを信じる」傾向があり、これを「確証バイアス」と呼びます。 しかし、スマホを通じて送られてくるネットの情報には、AIが人の好き嫌いの傾向を把握して「その人の見たい情報だけを送ってくる機能」がついており、知らず知らずのうちに自分の考えと似た考えだけが集まります。また、自分の考えとは異なる情報や意見は集まらないようになるため、その他の情報に気付きにくくなってしまいます。私は、ネットで自動車のことを調べることが多いのですが、するとネットニュースも新しい自動車が発売されるニュースがたくさん挙がってきたり、自動車のお店の広告がたくさんがってきたりするため、もっと他のニュースが知りたいのに、と困ることがあります。このような、ネットが自分が好んでいるだろうと予測し、勝手に似た考えの情報で取り囲んで他の情報を排除する現象を「フィルターバブル」と呼びます。 さらに、SNSでは、自分と似た関心を持つ人々が集まってくることが多いため、自分の発信した意見に対して似た意見が返ってくることが多く、これを繰り返していくうちに、その考えが正しく間違いの無いようなものであると強く信じ込んでしまうこともあります。○○さん、「真面目らしいで」というやり取りが、途中で「真面目や、だから性格が堅いんや(断定)」となってしまうこと、よくありませんか?これを「エコーチェンバー」と呼びます。「エコー」とは「こだま」のこと、「閉ざされた空間」という意味です。その結果、信じ込んだ人々は、他の考えを持つ人の意見に耳を傾けることができなくなってしまいます。するとどのようなことが起こるでしょうか? 意見や考えを極端化させた人々は考えが異なる他者を受け入れられず、話し合うことすら拒否してしまします。フィルターバブルやエコーチェンバーによるインターネット上の意見・思想の偏りを増幅させ、社会を分断し、お互いへの非難、さらには暴力へとつながり、一人ひとりの声を社会に反映する仕組みであるための民主主義そのものをぶち壊しかねない世の中に変えてしまうかもしれない状況が、いま世界を覆っています。 日本国憲法ではすべて国民は法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分、または門地により政治的、経済的または社会的関係において差別されないとされています。平等とは、かたよりや差別が無く、みな等しいこと。また、そのさまを表します。 昨年もお話ししましたが、平等にはチャンスが同じように与えられる機会の平等と、同じ結果が得られる結果の平等があります。左の図では、野球を観戦するために、3人の身長の高さに関わらず同じチャンスが与えられていますが、背の低い人には野球を観戦することはできません。 一方で、右の図では、それぞれが乗る木箱の数が異なりますが、結果として3人とも同じ高さで壁の上の位置に顔があり、野球を見ることができます。この野球観戦の場合、皆さんならどちらの平等を選びますか? 本当は、この図のように、壁が無く、どの背の高さであっても野球が観戦できればいいのですが、なかなかそこまで配慮が及ばないのが現実です。だからこそ、わたしたちはどうすればよいのでしょうか? 今求められる平等を考え、解決するのは私たち自身です。 そして、今この時全ての人々が、安心して暮らせているのか、様々な立場を換えて考え、行動することが、私たちに求められています。そのためにも、つながり、そして助け合うことを常に心に留めて、行動していきませんか? つながり、助け合うためには、対話を重ね、互いの思いをくみ取りながら、納得できるところを探していくことが大切です。きまりとは、個人個人の意見や利害の違いを調整し、共に生きていくためのものです。だからこそ、状況に応じて最適な形を追い求めていくと共に、絶対に外してはならない、だれが見ても公平だと思えるものを追究することが大切です。 みんなが「なりたい自分になるために」今回の校則改正の取組が、皆さんにとっての幸せにつながることを心から願うと共に、一緒に取り組んでいきましょう。ご清聴ありがとうございました。 【春季総合体育大会結果】女子バスケットボール部![]() ![]() ![]() そして29日(火)横大路体育館を会場に、七条中と対戦しました。みんな、持てる力を出そうと一所懸命取り組んでいましたね。 後半になるにつれて固さが取れ、相手のゾーンに積極的に切り込んでいくことができました。 しかしながら、善戦及ばず、28-43で惜しくも敗れました。ぜひ、夏の大会に向けてコンディションを整えて、精一杯の力を発揮してもらいたいと思います。 皆さんのさらなる成長を楽しみにしています! 【生徒会本部】校則見直しに向けての社会実験![]() ![]() ![]() |
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