京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/11/19
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春寒料峭 「みやこめっせ」にて本校茶道部員が呈茶をしました。

 3月9日(土)、10日(日)に「みやこめっせ」において開催された『京の名匠 春秋会展』(京都市伝統産業技術功労者作品展)の市立高校茶道部合同茶席に,本校茶道部2年生3名,1年生8名が土曜日の部に参加しました。
 当日はまず,着物を着付けていただくところから始まりました。着付けが終わると,いよいよ会場に向かい,おもてなしの準備を始めます。一緒にお点前を行う西京高校、堀川高校の皆さんとお点前やお水屋の当番を決めたりしていると,準備の時間はあっという間に過ぎていき,お茶席が始まる時間になりました。始まるまでは緊張した面持ちだった生徒たちですが,いざお点前が始まるといつもご指導していただいている先生方も驚いてくださるくらい落ち着いてこなすことができました。当日のお道具は伝統工芸の名品を使わせていただくなど,日ごろの活動では経験できない貴重な体験ができました。また、他校の生徒の皆さんとの交流からはいつもとは違う刺激をもらうことができました。
 このような機会を作ってくださった春秋会および各関係団体のみなさま,生徒たちを支えてくださった裏千家諸先生,そして一緒に協力してお茶席を切り盛りしてくれた西京高校、堀川高校の皆さんありがとうございました。

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2年生「卒業生に学ぶ会」実施!

 現在2年生は学年末考査を終えて3年生進級を控え、いよいよ自分の進路を具体的に定めていく時期を迎えます。3月12日火曜日、今春見事志望校合格という夢を叶えたばかりの卒業生7名を迎え、2年生全員を対象に、進路実現に至るまでの経験を語る「卒業生に学ぶ会」がプレゼンテーションルームにて開催されました。
 自分自身の進路選択に悩みながらも、第一志望校合格に向けて奮闘してきた体験談はどれも参考になるものばかりで、2年生は皆熱心にメモを取りながら聞いていました。
 一人ひとり学習スタイルは千差万別ではありましたが、いずれも自分に適した学習・生活スタイルを「習慣化」することと、「目標の明示化」を徹底することにより、学習と部活動との両立を成し遂げて進路実現を勝ち取った経験談が数多く聞けたことは、2年生にとって大きな糧となることでしょう。本日卒業生の先輩から学んだことで自分に活用できる部分を積極的に活用して、悔いの残らない最終学年を過ごしてほしいと願っています。
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塔南高校校歌CD寄付のご案内

塔南高校同窓会では、同窓会創立60周年記念事業の一環として、「塔南高校校歌 CD」を製作いたしました。この CD は、令和5年から母校塔南高校が「京都市立開建高校」に移転・再編されるにあたって、「塔南高校校歌」を様々な形でCD 化し歴史に刻むことを目的として製作されました。録音・製作にかかる費用は同窓会が記念事業費として負担し、個人的に CD をご希望の皆様には、1枚につき500円のご寄付をお預かりし、同窓会からまとめて全額を学校に寄付させていただくことにしております。
令和5年11月23日に行われました、創立60周年記念塔南高校同窓会の会場におきまして、200名を超える皆様からご寄付をいただき、CD をお渡しいたしました。
まだ残数がございますので、個人的に欲しい、学年同窓会で配りたいなど、ご必要の場合はこちらの文書をご参照ください。
なお、寄付受付は令和7年3月31日までといたします。

南区一斉清掃に行ってきました!

 本日は南区一斉清掃の日です。今回は塔南高校2年生の男子バスケットボール部が西寺公園ほか、校舎辺の歩道や対面にあるガレージなどのゴミ拾いを実施いたした。
 これからも、塔南・開建高校は地域と連携し様々な活動に参加し行きます!
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いざ求めなん誠実の人を−塔南高校第61回卒業証書授与式−

 3月1日(金)塔南高校第61回卒業証書授与式卒が塔南生・開建生の見守る中、挙行されました。

唐橋校地に移転して初めてのホールでの卒業式。
後方から保護者の方々が見守られる中、厳粛に、しかし朗らかに行われました。

 今日で高校生活も最後。普段は笑い声が絶えない塔南生ですが、今日は少ししんみりとする人が多いようです。一人一人が担任の先生に名前を呼ばれ、はいという返事で立ち上がり、クラス代表が証書を受け取り、着席の合図で席に座り。校長先生の式辞から、PTA会長今村様の祝辞ですが、そこは塔南高校の保護者。歌あり笑いありで聞かせていただきました。

 そして、在校生代表山口さんの送辞の後は、2年生で生徒会長・3年生で体育祭実行委員長を務めた灘さんの答辞。コロナ禍の中始まった高校生活の中での歓び・悲しみ・苦労・感謝、こもごもの想いを心を込めて語ってくれました。

 最後は合唱です。今年はNHKの18フェスで作曲されたRadwimpsの「正解」が卒業ソングとして選ばれました。人生という正解のない世界の解答を書き入れていくのは、あなた自身ですという歌詞の通り、高校生活3年間で育まれた仲間と学校と先生との関わりを携えて、塔南高校卒業後の新たな人生に向けて「よーい、はじめ」
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第61回卒業証書授与式を挙行いたしました!

 3月1日(金)、本校の第61回目の卒業証書授与式を唐橋校地のホールにて挙行いたしました。昨晩からの雨も上がり、暖かな息吹を感じる中での思い出深い卒業式となりました。

 卒業生の皆さん、保護者の皆様、御卒業おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。

 〇学校長の式辞は、以下の内容のお話をさせていただきました。

 柔らかな春の息吹が満ち、躍動の気配を漂わせる今日の佳き日に、京都市立塔南高等学校第61回卒業証書授与式を挙行するにあたり、御来賓として、京都市教育委員会生徒指導課首席指導主事 徳地 守 様、本校学校運営協議会理事長・唐橋自治会連合会会長 天野 広一 様をはじめ、愛校会会長様、PTA役員の皆様、保護者の皆様方の御臨席を賜りまして、心から御礼申し上げます。

 ただ今、卒業証書を授与されました卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。3年前、自らの意志で本校の門をくぐり、本校で過ごした年月は、皆さんにとってかけがえのない、思い出深いものになったと思います。巡り会えた仲間たちと共に過ごし、様々な教育活動を通して、自己実現をめざして取り組んだ濃密な日々。皆さんの脳裏にはその記憶の一つ一つが、今懐かしい思い出としてかけ巡っていることでしょう。本日、晴れて卒業の日を迎えられたのは、皆さん一人一人の努力の結果でありますが、同時に温かい愛情を持って励まし支えて来られましたご家族や先生方、先輩・後輩、さらには地域の方々など、多くの人々のお陰でもあります。どうかそのことを思い、感謝の気持ちを忘れることなく、今後も精進を積み重ねてほしいと思っております。

 振り返りますと、3年前、新型コロナウイルスの感染症の拡大により、保護者の皆様には御臨席していただけない状況の中での入学式となりました。そして、入学からの2年間はコロナ禍の中で、最後の1年間は通常の高校生活の中で、その時々に様々な経験を積みながら、皆さんは、どんな状況であっても今できることが何かを考え行動し、本校を盛り立ててくれました。

 3年生になった今年度は、本当に変化の激しい濃密な1年間だったと思っております。4月に開建高校が開校し新入生を迎え、6月末の1週間の移転期間を経て、6月29日からは現在の唐橋校地での教育活動を新たにスタートいたしました。そんな中で皆さんは、最上級生として知恵を出し合いながら、まつり実行委員会を立ち上げ、仲間や後輩と共に対話と協働を通して、文化祭と体育祭の準備から企画・運営まで取り組んでくれました。
9月に実施した現校地での初めての文化祭では、全学年全クラスが取り組んだ舞台発表をはじめ、校内装飾、模擬店等、多くの生徒が夢中になって楽しめる新たな文化祭の在り方を示してくれました。10月に西京極総合運動公園で開催した体育祭では、従来の競技に加えて、仮装リレーや〇×クイズ、保護者の皆様にも参加していただいた大繩跳びや玉入れ等、全員が楽しめる競技を新たに取り入れてくれました。さらに、学年を超えて3つの色に分かれて、応援合戦を行い大いに盛り上げる等、すばらしい学校行事を創り上げてくれました。

 普段の授業をはじめ、放課後遅くまで残り勉強や学校行事に取り組んだ時間、グラウンドや体育館で仲間と共に汗と涙を流しながら部活動に打ち込んだ時間、その1つ1つの経験が皆さんにとってかけがえのない思い出になっていることでしょう。皆さんのかけがえのない時間と共有する場として本校がありました。そして、その時間の中で、自ら学び自ら考え行動し、意味のある多くの「とき」を本校で過ごしてきました。
今日の卒業式は、皆さんで共有した「とき」を胸に刻み、これから始まるそれぞれのステージへとつなげていく新たな旅立ちの場にしてもらいたいと思っております。これから始まる皆さん一人一人の輝かしい新たなステージを創っていくうえで、大切にしてほしい3つの事柄を送る言葉としてお話させていただきます。

 1つ目は、「自らの可能性を広げる」ということです。こんな言葉があります。「The sky  is the limit」直訳すると、「空は限界である」になりますが、本当は、「可能性は無限である」という意味の言葉です。人は鳥のように空を飛ぶことはできませんが、飛行機を発明した結果、今や毎日何万もの人々が世界の空を飛び回っています。その後、人々が宇宙に目を向けロケットを開発し、人類が史上初めて月面着陸に成功したのは55年前のことです。SF小説やマンガの話でしかなかった人工知能を持ったロボットも現実のものになってきています。すべて諦めずに挑戦し続けてきた結果、実現したものです。可能性を現実のものにするには、ひたむきな挑戦と絶えまない努力が必要です。何事にも臆することなく果敢に挑戦し、自らの可能性を広げてください。

 2つ目は、「常に心の回復力を高める」ということです。これから長い人生、すべて自分の思う通りうまくいくことばかりではありません。失敗も多く経験することでしょう。どんな困難にぶつかっても、しなやかに回復して乗り越える力と逆境や困難から立ち直る力を身に付けてほしいと思っています。強い自分も弱い自分もあなた自身のことです。どんな自分でも大丈夫だと肯定し前向きになることで、折れない心を育んでください。これからは本校での様々な経験を糧にして、高い志を持ち続け、心の回復力を高め、あなたらしくしなやかに前へ進んでください。

 3つ目は、「恩送りをする」ということです。皆さんは、縁があって本校で多くの仲間と出会い、共に過ごし、その中で担任の先生をはじめ教科、部活動の先生方、クラスの仲間や先輩・後輩たちに出会うことができました。そして最後に、この縁は3年間で「絆」に変わったのではないでしょうか。皆さんは、保護者や家族の方々をはじめ多くの人から支えられ、たくさんの恩恵を受けて、今日の自分が存在しています。今度は、自分が今まで多くの方々にもらったその恩を、後輩たちをはじめ他の人に渡して贈ることで、これから出会う人が笑顔になり、他の誰かの役に立てる、そんな誠実な心温かい人間になってください。

 結びにあたり、保護者の皆様に一言御挨拶申し上げます。お子様の御卒業、誠におめでとうございます。高校生という多感な時期を本校で過ごされたお子様は、勉学のこと、進路のこと、部活動のこと、友人のこと等、実にいろいろな悩みを抱えての3年間であったと思います。その姿を見守り、嬉しい時には共に喜び、苦しんでいる時には励ましながら過ごされてこられたと思っております。立派に成長されたお子様が新たな旅立ちを迎える本日、まさに感慨無量のことと拝察いたします。これまでの本校の教育活動に対しまして、温かい御支援並びに御協力を賜りましたことを、教職員を代表して心から感謝申し上げます。

 さて、卒業生の皆さん、いよいよ本校を巣立つときが来ました。これらの未来社会は皆さんの力を必要としています。そして、皆さんが未来社会を創っていくのです。本日、本校の校門を出て、素晴らしい人生に繋がる道を、胸を張って進んでください。卒業生の皆さん一人一人が、それぞれの世界に向けて力強く旅立ち、それに続く輝かしい未来が訪れることを願いまして式辞といたします。

                     令和6年 3月 1日
                    京都市立塔南高等学校長
                          尾崎 嘉彦

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Luminnovation〜輝く未来、その先へ〜全国大会演奏映像

塔南・開建高校吹奏楽部を母体とするTONAN KAIKEN Marching Band The Gryphonsは去る12月10日(日)さいたまスーパーアリーナで行われた第51回マーチングバンド全国大会に出場しました。

当日の出演順が早いことから、山梨の宿泊先を3:00に起床して、ウォーミングアップの後、3時間の移動を経ての本番となりましたが、大勢の観客の方にご覧いただける貴重な機会となりました。

結果は銅賞であり、まだまだ未熟なところもあるショーですが、全国レベルの演技演奏に今年も至れたことに、関係者一同感謝しています。
ご支援・ご協力をいただいた皆様、本当にありがとうございました。

新学科開設に合わせて名付けたショータイトル「Luminnovation〜輝く未来、その先へ〜
の映像を下記よりご覧いただけます。
下の画像をクリックして是非ご覧ください。

いざ築かなん−「生徒心得改訂要望書」生徒集会−

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1月31日(水)7限、唐橋校地アリーナには開建高校1年生と塔南高校2年生が集い、生徒集会が開催されました。議題は未来協創会議及び生徒会執行部提案による「塔南高校生徒心得」改定に関する学校への要望書についての話し合いと議決です。

1年生に新たに開建高校生を迎え別の生徒心得が存在する中で、塔南高校の生徒心得はどうあるべきか。2022年度から話し合いが続いてきた心得改定について、いよいよ塔南高校2年生が3年生となり、最後の塔南高校生になるにあたって、意見をまとめて提案することとなりました。

塔南高校生の望む生徒心得とはどのようなものなのか、学年にアンケートを取り、PTAからも意見を伺い、教員の会議にも参加して、対話を積み重ねてきたこの取り組みは決して順調な道のりではありませんでした。

「このままの塔南でいい」「開建が自由なのに、塔南がなぜ違うのか」「自己表現が大切」「周囲からどのように塔南高校が受け止められるかを考えなければ」
最後まで対話を重ねて、できるだけ多くの人の賛同が得られるように、そして自分たちの求める高校生活ができるように。
生徒会長の司会のもと、未来協創会議のメンバーが自分たちの考えてきた内容を説明し、3年生の元未来協創会議メンバーも
これまでの経緯を話しながら、なぜこの要望書を提出するにいたったのか。要望書を提出し生徒心得を変えるとはどういうことなのか。更には自由を手に入れる一方でその責任をいかに果たしていくのか。

最初は形式的な集会として集まると思っていた塔南・開建生のまなざしも自然と真剣なものになっていきました。

自らの手であるべき社会の姿を考え、作り出していく。
大人になっても当然にできるとはいいがたいことですが、社会を共に作り出すための歩みを一つ進めた一日でした。

防災ボランティアリーダー研修in淡路島〜野島断層を見学〜

 2月4日(日)本校1・2年生の防災ボランティアリーダーたちは、淡路島にある北淡震災記念公園へ行ってまいりました。今回の研修は龍谷大学政策学部の石原ゼミと協同での研修と近隣フィールドワークの実施となりました。
 セミナールームをお借りし、北淡震災記念公園の職員の方から当時の北淡町(現北淡市)の被災状況のお話し、龍谷大学生からは能登半島地震のボランティア活動についての報告を聴講いたしました。昼食をはさみ、避難所運営ゲーム(HUG)や断層保存ゾーンを見学し、最後に公園周辺の復興状況について石原先生より解説していただきました。
 生徒たちは当時の状況がそのまま保存されている道路や断層を見学し、地震エネルギーの凄まじさに驚愕していました。龍谷大学生の能登でのボランティア活動の報告後の避難所運営ゲーム(HUG)は一層リアルに体育館での避難者の配置場所を想定・検討できたようです。生徒たちによって良い学びの一日となりました。
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未来協創会議の動きについてのご報告

 平素は本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
 本校の、生徒と教員がともに学校の未来を考える「未来協創会議」の動きについて、ご報告いたします。
 昨年の秋ごろから、2年生の未来協創会議メンバーと生徒会執行部が中心となり、「生徒心得(校則)」の変更について検討してまいりました。同じ学び舎で生活する1年生と2・3年生のルールの違いについての違和感を発端に、「より良い学校づくり」をめざして議論を重ね深めてまいりました。本メンバーの生徒たちはこの間、生徒アンケートを実施したり、PTA役員会にお邪魔して保護者の方に意見を求めたりしおります。今週の職員会議では趣旨説明や質疑応答をするなど、精力的に活動しております。
 今月末には、今までの議論を踏まえ作成した「学校への要望書」(服装を選択制にする等)を、生徒総会にて諮る運びとなっております。「より良い学校づくり」は校則変更のみに集約されることではありませんが、そのための第一歩を踏み出し、本校がめざす「自ら考え、自ら学ぶ力」を育み、実践してほしいと願っております。

                    京都市立塔南・開建高等学校
                       校 長 尾崎 嘉彦
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