京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/11
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学校教育目標:『自ら考え行動し、協働できる生徒の育成』〜つながりを意識した学校〜  目指す生徒像:「周りの意見に耳を傾け、自分の考えを適切に伝えられる生徒」

1月29日 1年人権学習「聞こえない・聞こえにくいってどういうこと?」

 みなさん、こんにちは。
 1年生は、先日京都市聴覚障害者協会から講師のNさんと手話通訳者のHさんに来ていただき、講演会を開きました。ねらいは次の2つです。
○体験談を聞くことで,生活するうえで障害がある人がどのようなことに不便や困りを感じ,どんな助けや支えが必要なのかを具体的に知ろう。
○音の聞こえがない世界の不便さを実感し,真の共感と理解を深め,共生社会に必要な,物と心のバリアフリーについて考えよう。

★講演では
 ・子どもの頃の苦労 言いたいことが伝わらない
 ・ナント712年古事記に載っている
 ・ヘレンケラーの映画「奇跡の人」名シーン
 ・京都で全国初のろう学校が!
 ・手話の禁止と口話教育
 ・手話は言語である
 ・くらしの工夫
 ・どんなことで困っている?
 ・コミュニケーション方法
などを手話で教えていただき、
★手話体験では、
 ・映像を見ながらみんなで練習
  「おはようございます」
  「こんにちは」
  「こんばんは」などなど
 ・クラス代表の実演
   みんなとっても上手でしたね!
★質疑応答
 ・方言はありますか?
  ⇒ あります!「水」でも地域によって違う手話だったりしますよ!
 ・どこの国に行きましたか?
  ⇒ たくさん行ってますよ!
★お礼のことば
 普段は耳の不自由な人が周りにいなくて意識することがなかったですが、今日は手話で歴史や生活の様子などを説明してもらったり、実際に手話をさせてもらって、たくさんのことを学ぶことができました。今日は本当にありがとうございました。

 1年生が書いてくれた感想の一部を紹介します。
◆初めてこんなに詳しく手話の話を聞きました。手話が禁止されたことがあるというところがとても印象に残りました。手話を知って手話で会話をしてみたいと思いました。今まで聞いたことがない半紙を聞けて楽しかったです。
◆話してもらったように、手話をやめないでずっと続けられるような社会がいいと思います。手話をもっと身近に感じられるように行動していきたいです。
◆手話って覚えるのが大変そうだけど、それをNさんはずっと使って、いろいろな人に自分の思いや気持ちを伝えていて、手話ってすごいと思った。
◆過去のいろんな出来事を聞いて、これからは簡単な手話でも覚えて、少しでも寄り添えるようにしていきたい。
◆印象に残っているのは手話が禁止されたことです。今では小学生でも学びだしていて使われることが増えてきているのに、そんな過去があったのには驚きました。
◆CMでもあったように、「人の数ほど普通がある」ということを意識していこうと思いました。
◆江戸時代の差別の話を聞いて、「こんなにも人はえらく見せることが好きなのかな」と思いました。
◆障害のある人と関わる機会があまりなくて、障がいについてじっくり考えることがなかったけど、今日改めて障がいについて向き合うことができて良かったです。
◆誰もが暮らしやすい社会にするには、「助ける」ではなく、自分が周りを見て生活していくことが大切だな、と思いました。上から目線で考えているような発言や行動、例えば「かわいそう」などの発言は絶対しないようにしたいです。相手の不快な気持ちにさせると思います。
◆手話はあまり知らなくて、「ありがとう」くらいしか手話でできなかった。でもこのままだったら耳の不自由な人に会ったら不便なままだから、もっと手話を覚えたい。
◆それぞれの障がいをちゃんと理解して、尊重し合える社会になってほしい。自分でも周りに耳が聞こえない人や手足の不自由な人がいたら手助けをしていきたい。
◆たくさんのことを学ぶことができました。誰もが暮らしやすい社会にするには、一人ひとりが「目が見えなかったら」「耳が聞こえなかったら」と想像して、暮らしにくいところを直していけばいいと思います。
◆普段は教科書や本でしか見ることのない手話だったので、最初は理解できるか不安だったけど、話を聞いている内にいろんなことが知れて楽しかったです。手話もれっきとした言語だから、差別なんかせずに関わっていきたいと思いました。障がいなんて関係なく、相手のことを受け入れて生活できる環境を作っていきたい。

 人としてステキな気づきがたくさんあった貴重な時間になりましたね。
 このたくさんの学びを、これからの生活の中に活かしていきましょう!
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1月29日 小中合同あいさつ運動

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 今日の小中合同あいさつ運動は、南太秦小学校児童会役員が来てくれました。先週は太秦小学校児童会役員でした。ちょっと緊張しながら、しっかりあいさつしてくれました。ありがとう!
 あいさつで、気持ちのいい一日のスタートを切りましょう!

1月29日 今週の太中予定

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 みなさん、おはようございます。
 先週の大寒波に比べると、今週は最高気温が10度を超える日もあり、少し寒さが和らぎそうです。しかし、コロナの新規感染者数が9週連続で増え、流行の「第10波」が来たとの見方もあります。感染力が高い新たな変異株も広がり、専門家は「油断せずに感染対策を続けて」と訴えているとか。基本的な予防はきちんとやっておきましょう。

 では、今週の太中予定
31水 1年百人一首大会
2/1木〜4日 小さな巨匠展
(1組は2/2金に参加)

 いよいよ2月です!
 今週も充実した1週間に!

1月27日 3年校内「模擬面接」(2)

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 みなさん、こんにちは。
 昨日、3年生後半グループが模擬面接に挑みました。
 「メッチャ緊張した!」
 「頭が真っ白になって、言うはずの内容が飛んだ!」
 「途中かみまくってしまった・・・」
などなど、終わった後は反省しまくりでしたね。
 でも、面接官の先生たちは
 「しっかり考えていました。3年間かけてこんな風に自分の人生を考えられるようになっていて、成長を感じました。」
 「卒業したらこんな風に生きていきたいという強い想いを語ってくれました。」
 「これから向かっていく方向を一緒に考えていける中学校でありたいと思いました。」
と、3年生のしっかりした考えに触れ、頼もしさをうれしく感じ、それを支えていく気持ちをより強くされていました。
 そして、
 「やっぱり志望理由ですよね。『なぜ貴校を選んだのか』、面接官がなるほどと感じ入る話をしたいものです。」
 確かに!
 志望理由は欠かせないポイントです!
 でも、大丈夫!
 私立入試まであと2週間、公立前期選抜まで3週間足らずあります!
 自信をもって面接に挑めるように、練習を重ねておきましょう!
 ガンバレ、3年生!

1月26日 《ちょっと雑学》学校給食の始まり、いつ、どんなきっかけで?

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 みなさん、おはようございます。
 1月24日から30日までの1週間は『全国学校給食週間』です。
 「食べること」は、ホント大切なことです。小学校の頃、給食を楽しみにしていた人もたくさんいると思います。学校給食は、食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけるため、重要な役割を果たしてきたと言われています。

 そもそも、給食はいつどこで始まったものなのでしょう?
 給食の始まりについては諸説ありますが、18世紀に、ドイツのミュンヘンで児童に食事を与えたことがきっかけであるといわれており、その後、世界各国で給食が提供されるようになっていったそうです。日本では、明治22年(1889年、今からナント135年前!)、山形県の小学校で、子どもに昼食を提供したことが始まりと言われています。その後、全国各地へと広がっていきましたが、太平洋戦争などの影響により、給食は中断されました。
 そして戦後、食糧不足などによる子どもたちの栄養状態は悪化していました。この頃の小学6年生は、今の4年生ぐらいの体格だったそうです。この栄養失調の子どもたちを救うために、諸外国から援助物資が届けられました。この給食物資の贈呈式が昭和21年(78年前)12月24日に行われたことから、この日を『給食記念日』となりましたが、冬休みと重ならないように1か月後の1月24日から1月30日までの1週間を『全国学校給食週間』と定められました。

 子どもたちの健康を守るために、いろいろな人が働きかけて再開された給食は、時代とともに変化しながら今も長く続いています。日本の学校給食は、栄養バランスのとれた食事から、地域の食材を知る機会としたり、生産や流通について学ぶきっかけとしたり、食べて知り、学ぶ、食育の一環として行われています。
 どの国でも、いつの時代も、子どもたちを大切に思い、健やかに育ってほしい、という願いが込められています。
 『給食』に込められたこうした思いや願い。
 食べられることに感謝しながら、『食』について考える機会にしていきましょう。

1月25日 3年校内「模擬面接」

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 今日は3年生の面接練習の総仕上げ「模擬面接」
 今までクラス内、他クラスとの交流面接で準備してきたことを発揮する場です!
 面接の合間は、中期願書を作成したり、自学自習をして時間を有効に使います。
 そして面接では、定番の
 「本校を志望した理由を教えてください」
 「将来の夢は何ですか」
 「中学校生活の一番の思い出は?」
 そこに、面接官の先生の突っ込みが入り、
 “え?そこまで考えてなかった!”
 “どうしよう!”
とドギマギしたと思いますが、そんなそぶりを表に出さず、見事な受け答え!
 大したもんです!
 面接官の先生も
 「素晴らしかったです!」
 「前向きにしっかり頑張って練習してきたのが伝わってきました!」
 「緊張していましたが、それだけ努力してきたということです!」
とベタ褒め!
 きっとお家でもいろいろ教えてもらったことだと思います。ありがとうございました!
 でも、みんなのことだから、もっと良くしようと課題を見つけていることだと思います。
 本番に向けて、さらに仕上げていきましょう!

1月25日 雪化粧と小中あいさつ運動

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 今日の朝は、見事に雪化粧された太秦中学校でした。
 その中で、2回目の小中合同あいさつ運動が行われました。
 少し雪が舞い、吐く息が白くなる寒い朝でしたが、元気にあいさつをしてくれました!

1月25日 1年1月目標「寒さに負けず ○○○○○○○! SMILEパワー!」

 みなさん、こんにちは。
 強力な寒気で、今日も寒い一日になりそうです。体調を崩さないように気をつけましょう!

 さて、1年生の評議・文化コラボ企画で、1月目標が北校舎西階段の掲示板に掲示してあります。
 1年生の先生方に、○○に入ってほしい言葉を聞いてみました!

★健康に過ごそう!(S)
★空を見上げて!(T)
★一日を丁寧に生きよう!(I)
★前を向いて!(H)
★友だちと助け合おう!(O)
★換気しよう!(N)
★元気に熱く!(K)
★三食食べよう!(F)
★クラス団結!(H)
★明るく元気に!(I)
★心を熱く!(Y)
★早寝早起き! (F)
★気合いを入れて!(I)
★仲間と支え合い!(M)
★毎日を大切に!(S)
★強い身体を作ろう!(I)

 先生たちのたくさんの想いに包まれて、1年生の締めくくりに向けたラストスパート、頑張りましょう!
 (ところで評議・文化が作った目標には、一体どんな言葉が??)
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1月24日 白熱の2年百人一首大会!

 今日は、2年生の百人一首大会!
 「天の原ふりさけ見れば春日なる・・・」
 「はい!」
 「えー!」
 「取られた〜」
 「今度こそ!」

 「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ・・・」
 “え?”
 “どこ?”
 “ない!”
 「はい!!」
 「キャー!」
 「そこか〜!」
 外は寒気団の影響で雪が降る中、体育館は2年生の百人一首熱気があふれていました!

 この大会は図書委員会が主催し、評議・体育・文化が協力して行ってくれました。
 「この大会の目的は、百人一首を通して日本の伝統文化に親しむ。そしてクラスを超えて一緒に楽しむことです。みんなで真剣に、一生懸命に、でも楽しみながら仲良く百人一首に取り組み、この2つの目的を達成しましょう!」
と図書委員長Mさんの呼びかけに応えて、和気あいあい、みんなで楽しく取り組むことができました。
 このパワーで、2年生としての1年間をしっかり締めくくってください!
 (ストーブの準備をしてくださった教頭先生、ありがとうございました!)
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1月24日 石川県の中学生は今

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 みなさん、おはようございます。
 寒い朝になりました。天気予報によると、冬一番の強い寒気が流れ込み、路面の凍結や積雪が心配されています。地震で大きな被害を受けた石川県では、まだ多くの人が避難所生活を余儀なくされ、また断水が続くなど、苦しい状況が続き、そこにこの寒さが加わり、苦しさに拍車がかかるのでは、と心配する声がたくさん上がっています。

 そんな中で、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市の中学生258人が17日、ふるさとを出発し、約100キロ離れた石川県白山市に集団避難しました。珠洲市と能登町の中学生計144人も21日から、金沢市に集団避難。2市1町の中学生計約400人が親元を離れて学ぶことになりました。
 この集団避難は、生徒の学習機会を確保する目的です。安全な場所で学校が再開することは、日常生活を取り戻す第一歩となり、心の安定につながることが期待されています。
 「震災後の一連の経験を経て心が成長し、避難する選択をした子、しなかった子、それぞれが互いの選択を思いやる気持ちが生まれます。」
とある大学病院の医師は話されています。
 その一方、傷ついた生徒の心のケアや地元に残る生徒への対応など課題は多いと言われていて、子どもたちは、集団避難で自分だけ離れて安全な場所に移ることを
 「家族を置いて逃げてしまった」
と感じ、強い罪悪感にかられたり、地震のショックに加え、長期間、親元を離れなければならない子どもたちは強いストレスを感じる可能性があり、さきほどの医師は
 「保護者が、『これまでどんな思いを持って育ててきたのか』『なぜ避難が必要なのか』など、悩んだ過程も踏まえて伝えることで、子どもの心の安定につながる」
とアドバイスしておられます。

 中学生たちは
◆2カ月間という長い月日、離れるというのは、さみしいなという思いがある。(中3Kさん)
◆今日は、わくわくして朝起きた。友達と会いたかったから。離れるのは2カ月で長いけれど、心配せずに勉強したいと思う。(中3Sさん)
◆家が全壊してしまったので、勉強する場所もないので、安全な場所に子どもを移せてありがたい。(Sさん母)
◆家族と離れるのはさみしいけれど、みんなと行けるのなら良かった。(中2Yさん)
◆地元の輪島高校に行こうと考えていたけど、地震で行けんかも。どこの高校に行くかまた考え直さんと。(中3Sさん)
◆他の人はすでに地元を離れたり、集団避難を決めたりしていて、1人になってしまうので、行かないという選択肢はありませんでした。(中2Hさん母)
◆不安はないが輪島を離れるのは寂しい。(中1Mさん)
◆2カ月勉強が遅れるのは怖い。(中3Yさん)
◆また地元に戻りたい。帰ってきた時にきれいな町やったらいいな。(中1女子)
◆今の状況だとなかなか勉強できない。勉学に励むためにも集団避難を選択した。大学卒業後は輪島に戻ってきて、復興を手伝いたい。(中3Kさん)

 たくさんの不安を抱えながら集団避難を決めた中学生、逆に残ることを決めた中学生。どちらの中学生たちも、前を向いて歩んでくれることを祈るばかりです。
 『知っておくこと』『忘れないこと』
 私たちができることの一つです。
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京都市立太秦中学校
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