最新更新日:2024/08/23 | |
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本校のフィールドワーク(FW)に関する記事が掲載されました!
3月7日の読売新聞に、本校FWの東北コースについての記事が掲載されました。
記事の前半では、まさに今東北を訪れている1年生が現地で感じたこと・学んだことについて、生徒へのインタビューも含めて掲載されました。 記事の後半では、昨年10月に東北を訪れた2年生へのインタビューが掲載され、FWを終えた今、活動を振り返って感じることが掲載されています。 この記事の作成にあたって、先週、東北コースに参加した2年6組大前博奈(おおまえひろな)さんと、2年6組清水夏海(しみずなつみ)さんへ、記事作成にあたってのオンラインインタビューが行われました。2人はインタビューに対して、東日本大震災の被災地を訪れた目的や行って感じたことや次の世代に引き継ぐべきことや自身の生活で変わったことなど、事前学習や事後学習の内容も含めて真摯に語っていました。 本校では、生徒一人一人の「何を学びたいか」「自身がどのように変容したいか」を軸に、7コースのFW研修を生徒が主体となって組み上げます。目的を明確化して研修に行くことで、生徒達は大人の想像を超えて、たくさんの学びや気付きを学校に持って帰ってきます。それらが学校生活や今後の将来にどのように活かされ、花開くのか、本当に楽しみです! 【東北コース】2日目(3月6日)
今朝は,7時より徒歩にてホテル近くにある、気仙沼「魚の市」で、震災後の復興に向けてのお話を施設を見学させてもらいながら聞きました。また、すぐ近くにあるお店で、新鮮な魚を使った朝食をいただきました。その後、バスで「南三陸さんさん商店街」にて,「震災の語り部講話」を聞き,旧防災対策庁舎や商店街を見学しました。
昼食は商店街にて、チームごとに三陸の海の幸を楽しんだようです。 午後からは、商店街に隣接している、「南三陸311メモリアル」で施設見学やシアターでの映像を見て、震災学習に取り組みました。加えて、体験学習として「志津川湾・海から学ぶ乗船体験」で湾内を養殖場など船で見て回りました。 最後に,震災記念公園など付近の散策をし、17時30分、宿泊するホテルへと向かい、本日の行程を終えました。 〔写真〕上:気仙沼「魚の市」にて 中:旧防災対策庁舎跡にて 下:志津川湾・海から学ぶ乗船体験の様子 【北海道コース】2日目(3月6日)
北海道コース2日目は、知床自然大学院大学設立財団の方々にお世話になり、自然との共生についてあれこれ思案する一日となりました。
まず、昨日歩いた流氷をプユニ岬という高台から見下ろし、別の角度からの流氷を味わいました。次に、知床自然センターに赴き、センター内を自由に見学し、ヒグマと人の共存に関する10分程度の動画を鑑賞しました。現地の人とわたしたちの価値観の違いに衝撃を受けたようです。 その後、斜里町漁村センターにてワークショップが行われました。流氷の価値と保存の取り組みについて熟考し、パワーポイントを使って発表しました。事前に得た知識や昨日の経験を元に、自分ごととして捉えて真剣に取り組む姿が見られました。 大人でも、特定のコンテンツに興味を持ってもらう方法の捻出には頭を悩ませるところですが、生徒たちは自分の生活を振り返って一生懸命アイデアを提案していました。明日の活動も期待しています。 〔写真〕上:プユニ岬にて 中:知床自然センター 下:ワークショップ 【沖縄コース】2日目(3月6日)
午前中はガイドの方の案内で、憲法9条の碑から八重山戦争マラリア犠牲者慰霊の碑などの戦跡を巡りました。各所で戦争当時の状況や、碑が建てられた経緯について、そして何よりも八重山の方々の平和を願う想いを伺いました。多くの生徒が熱心に質問していたことが印象的でした。
午後は石垣島と西表島に分かれて自然体験活動を行いました。 石垣島コースでは、20万年の年月が作り上げたという自然の造形美「石垣島鍾乳洞」の見学、ラムサール条約登録域となっている名蔵アンパルでマングローブなど、亜熱帯の植生を観察しました。その後、川平湾でグラスボートに乗船し、珊瑚や熱帯魚の観察をしました。快晴で海の中もとても綺麗によく見えただけでなく、ウミガメにも遭遇し、皆、歓声をあげていました。 西表島コースでは、マングローブ林の中をカヌーで移動しました。亜熱帯特有の植生を目の当たりにし、綺麗な空気、水、粒の細かい浅瀬の砂の感触を味わうことができました。 幸い天候にも恵まれ、皆元気で活動しています。明日はいよいよ沖縄本島へ向かいます。 〔写真〕上:憲法九条の碑の前で 中:川平湾でグラスボートに乗る前 下:マングローブ林にて 【中部コース】2日目(3月6日)
2日目の午前中は、二手に分かれて富士特殊紙業株式会社と日本車輌株式会社を訪問しました。
富士特殊紙業株式会社では、食品のパッケージを作っている工場を見学し、実際に働いている方からお話を聞きました。 日本車輌株式会社では、会社紹介の後、こちらからの事前質問に答える形でお話いただきました。 午後は中部国際空港 セントレアに移動し、自由昼食の後、空港内の施設見学と中部国際空港株式会社の社員の皆様とのディスカッションを行いました。 5グループに分かれて「問題解決の仕方」をテーマにディスカッションを行い、グループごと発表を行いました。施設見学の中で気付いたこと、感じたことから、何が問題なのかを整理して改善策を考えました。よい気付きやユニークな発想もあり、セントレアの方にも褒めていただきました。 明日は班ごとに分かれて名古屋市内を中心にフィールドワークを行います! 〔写真〕上:富士特殊紙業での工場見学前の説明 中:フライトオブドリームスでの集合写真 下:セントレアでのディスカッション後の発表 【瀬戸内コース】2日目(3月6日)
瀬戸内コース2日目の目的地は直島です。高松港からフェリーで向かいました。展望デッキに上がると視界いっぱい瀬戸内の海が広がります。雲一つない晴天に恵まれ、非日常の景色に胸が高まります。1時間ほどの航路ですが、風を浴びながら、海に見とれているうちに、あっという間に到着しました。
まず訪れたのはベネッセハウスミュージアムです。不思議な空間に展示されているのは、どれもちょっと考えさせられるような現代アートを鑑賞しました。 「何を使って描いたと思う?」「どんなことを表現していると思う?」ガイドさんの問いかけに、思いついたことを口々に話しながら、アート鑑賞を楽しみました。ものの見方を変えてくれるアートの面白さに、夢中になった時間でした。 午後には、また一味違ったアートプログラムに参加しました。集落を散策しながら、島にある製錬所で出た不純物"からみ"でできたレンガを探します。一度通った道でも見方を変えると新しい発見が。島に移住して活動されているアーティストの方からもお話をうかがうことができました。半日ほどの滞在でしたが、自分のなかのアートな視点が磨かれたのではないでしょうか。 今日も全員元気です。明日は今治の町おこしの取り組みについて、いろいろな形で関わる方々と交流します。 〔写真〕上:直島 オブジェ前にて 中:ベネッセハウスミュージアム 下:宮浦港周辺アート散策 【北九州コース】2日目(3月6日)
2日目は自由が丘高校との学校交流、北九州市立男女共同参画センター・ムーブのご講演、門司港の自由散策を行いました。
自由が丘高校の生徒の皆さんと「自分たちができるSDGsの取組みを考える」をテーマにグループディスカッションして、結果を発表しました。北九州市と京都市との差異に気づくことで、SDGsの取組を自分達ができることをまとめ、現実にできることは何かを考えさせられました。 ムーブではジェンダー平等についての講義やグループ討議を通して、その問題を学んでいきました。高校生がまだ経験できない社会の問題を丁寧に詳説くださり、SDGsの意識を高めることができました。 最後に、門司港周辺を自由散策しました。門司のグルメや景色を味わい、英気を養えたと思います。中盤の3日目も気を引き締めて頑張りましょう。 〔写真〕上:自由が丘高校の生徒の皆さんとのグループ討議 中:ムーブでの施設見学 下:門司港での集合写真 【南九州コース】2日目(3月6日)
朝8時半に出発し、昨日もお世話になった永江様と一緒に、昨日とは別のビーチに向かいました。
干潮時にだけ現れる「ハートロック」と呼ばれる岩や、ヤドカリを発見し、生徒たちはとても楽しそうでした。永江様から「ビーチで、綺麗な貝殻とそれと同じ大きさのゴミをひとつずつ見つける」というミッションが与えられました。そして「その2つを家に持ち帰って飾り、それを見るたびに奄美大島で感じたことを思い出して欲しい」というお言葉をいただきました。生徒たちは奄美の自然を満喫し、自然の素晴らしさを体感しました。そして「この自然をいつまでも楽しみたい」という気持ちが、自然保護活動の原点だと教わりました。 その後、奄美博物館へ行き、奄美大島で活動されている保護家のジョンマーク高木夫妻にご講演していただきました。先ほど楽しんできた奄美の自然を守る難しさを、実体験をもとに語っていただきました。衝撃的な内容も多かったと思います。インターネットや書籍を使った事前学習では決して学べないことを学ぶことができました。生徒たちは食いつくように話を聞き、積極的に質問をしていました。 その後、昼食をとり、奄美大島内で班別フィールドワークを行いました。「誰かに会って話を聞く」ことをテーマに、各班が様々なところで多様な学びをしてきたようです。 体を動かしたり頭を働かせたりと、ハードなスケジュールではありますが、生徒たちはみな元気に頑張っています! 〔写真〕上:ヴィラビーチにて 中:永江様のお話 下:ジョンマーク高木夫妻のご講演 【中部コース】1日目(3月5日)
朝8時半に京都駅を出発し、9時過ぎには名古屋駅に到着しました。
10時半からは早速トヨタ自動車株式会社より吉富大明様をお招きして、「多様なメンバーで技術革新を可能にするチームづくりと風土」というテーマでワークショップを行いました。生徒は実際に現場で勤めている方の話に聞き入り、新たな知見を得ることができたようです。 午後は名古屋市科学館へ行き、普段見ることのできない実験器具を使ってみたり、プラネタリウムで星空を見たりしました。展示一つ一つに見入ってしまい、時間が過ぎるのがあっという間でした。 そのあと一度ホテルに戻って夕食を食べ、栄にあるオアシス21や久屋大通を散策しました。生徒はライトアップされたタワーを見て友人たちと写真を撮り、いい思い出をつくることができたようです。 初日から多くのことを学び、刺激を受けることができました。明日以降も、たくさんの人やその人が持つ考え方に触れて、学びを深めていきます! 〔写真〕上:吉富様のワークショップでの様子 中:名古屋市科学館前にて集合写真 下:オアシス21の前にて集合写真 【東北コース】1日目(3月5日)
本日は,早朝,アバンティ前で集合したあと,バスで大阪空港に向かい,飛行機で仙台空港に降り立ちました。空港では,さっそく昼食に牛タン丼と東北を味わいました。空港から2時間以上バスにゆられ,巨釜半造に到着し,明治時代に起きた津波の大きさにみな一様に驚いていました。
その後,気仙沼伝承館に向かい,当時の映像を見せていただいたり,気仙沼向洋高校と気仙沼高校の語り部クラブの生徒さんたちに,実際の被害の現状を見学しながら,当時の津波の状況を聞いたり,交流会をしたり有意義な時間となりました。 移動の多い一日でしたが,津波の怖さをしっかり学べたように思います。その後,ホテルに到着し今日1日で学んだことや,感じたことを全員で交流しました。 〔写真〕上:大阪空港にて 中:巨釜半造にて 下:気仙沼伝承館での学校交流 |
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